自衛隊オスプレイ 3月4日から米軍と 共同軍事演習 離島防衛 静岡で米海兵隊と

◎木更津駐屯地からも出動

3月4日~26日に東富士演習場と沼津海浜訓練場で水陸両用作戦による着上陸と陸上戦闘などぼ軍事演習が行われる。陸自から上陸作戦などを専門の「水陸機動団」、この部隊の輸送を担う木更津駐屯地のV22オスプレイ、CH-47チヌークの第1ヘリコプター団約400人、米海兵隊約620人が参加する。陸自オスプレイが木更津に暫定配備されてから初の日米共同演習への参加だ。

共同訓練に陸自オスプレイ 離島防衛 静岡で米海兵隊と

2/25 6:00(共同通信)

陸上自衛隊は24日、静岡県の東富士演習場や沼津海浜訓練場で3月4~25日に離島防衛専門部隊「水陸機動団」(長崎県)と沖縄県に駐留している米海兵隊の共同訓練を実施すると発表した。千葉県の木更津駐屯地に暫定配備している輸送機V22オスプレイ1機が日米共同訓練に初参加する。隊員輸送を担う。

水陸両用作戦の連携手順の確認が主な目的で、上陸から地上での戦闘まで一連の作戦を訓練する。東シナ海での中国の台頭を念頭に日米の離島防衛部隊の能力向上を図る狙いとみられる。

陸自によると、参加隊員は陸自約400人、海兵隊約620人。海兵隊はインド太平洋地域での有事即応を任務とする第31海兵遠征部隊(31MEU)を投入。これまで陸自と31MEUは沖縄県内の米軍施設で訓練してきたが、今回はより広い場所を確保できる静岡の演習場で実施することになった。訓練内容には実弾射撃も含まれる。米軍のMV22オスプレイ6機も参加し、機体整備のため神奈川県の厚木基地を使う。

陸自オスプレイは2020年7月から木更津への暫定配備が始まった。昨年末に日本製の装備品が米国製の機体に適合するかどうかの確認試験が終了。所属する第1ヘリコプター団だけでなく、ほかの部隊とも訓練が可能になったという。

防衛省は陸自オスプレイを計17機導入する計画。25年までの佐賀空港への最終配備を目指し、地元との調整を続けている。

◎3月4日、新たに一機のオスプレイが配備

日米軍岩国基地に陸自オスプレイ2機が陸揚げされ、そのうちの1機が3月4日に木更津駐屯地に配備された。これで木更津に配備されたオスプレイは9機になる。さらに8機を日本は購入済だ。戦争反対!オスプレイはいらない!反戦闘争に起ちあがろう。

 

ロシアのウクライナ軍事侵攻を許すな! 核戦争とめよう! 千葉で反戦スタンディング行動

ロシアのウクライナ軍事侵攻を許すな! 核戦争とめよう! 千葉で反戦スタンディング行動を呼びかけます! 日時:3/5(土)11時〜 場所:千葉駅東口 (※バスのりば広場、旧クリスタルドーム前) 戦争反対のプラカードをもって集まってください!

自衛隊オスプレイ 搭載装備品機能試験終了/「私たちは土地を売りません」との声明 佐賀空港への自衛隊オスプレイ配備計画状況

飛行訓練が本格化

2020年7月10日に最初の1機が飛来して以来、陸自のオスプレイは7機が木更津駐屯地に配備されている。昨年の8月以降、館山基地、百里基地、東富士演習場、群馬の相馬原駐屯地で飛行訓練が行われた。
また12月の北海道東部での日米軍事訓練に対して、酪農が盛んな地元自治体は「オスプレイの低空飛行の音などで牛が暴れるおそれがある」と激しく反発し、重大問題になった。

1月17日の産経新聞に、木更津駐屯地に暫定配備されているオスプレイ機の整備・点検状況が終了した掲載された。
いよいよ他基地を含む本格的訓練を行なう準備が整った事だ。

今年も、オスプレイ闘争に全力で取り組もう。

【陸幕長のコメント】V-22(オスプレイ)の現状 
次に、V-22、オスプレイの現状についてです。
一昨年7月より、機体及び日本独自仕様の搭載装備品等の機能・特性を確認
する試験を行って参りましたが、昨年、所要の試験を終了しました。
引き続き、機体納入の際の「受け入れ点検」を終えた機体を用いて、部隊・
隊員の練度向上を図る教育訓練を着実に進めて参ります。
オスプレイの導入により、各種事態の対応に際し、部隊をより一層迅速に輸
送・展開させることが可能となり、事態対処能力の実効性向上を図ることがで
きると期待しています。

騒音問題が深刻に 東京新聞記事より

「騒音で自宅の窓ガラスが揺れる」「格納庫前での点検はうるさいので、海側でやってほしい」「テレビの音が聞こえない」

<民なくして 2021衆院選ちば>オスプレイ騒音もっと関心を 南房総が訓練場「県全体の問題」

2021年10月29日 07時05分 東京新聞
 陸上自衛隊木更津駐屯地(木更津市)に陸自の垂直離着陸輸送機V22オスプレイが昨年七月十日に暫定配備されてから一年三カ月。これまで大きな事故は報告されていないが、飛行訓練に伴う騒音が付近住民に負担を掛けている状況に、あまり変わりはないようだ。だが、今回の衆院選で、駐屯地のある千葉12区では、オスプレイは候補者間の大きな争点にはならず、市民からは「もっと関心を持ってほしい」との声も聞かれる。(山田雄一郎)
 「騒音で自宅の窓ガラスが揺れる」「格納庫前での点検はうるさいので、海側でやってほしい」「テレビの音が聞こえない」
 衆院選が公示された十九日、木更津市と市議会、防衛省の担当者らを交えた協議会が市役所で開かれた。市の担当者は暫定配備以降、延べ十八件の問い合わせが寄せられたと説明。これとは別に地元区長や漁業協同組合にも「音がうるさい」といった苦情が届いており、騒音問題が課題となっている様子がうかがえる。
 これに対し、防衛省は、騒音が定期整備中の米軍オスプレイが発した可能性もあるとし、「オスプレイの騒音は通常のヘリと同程度と確認済み」と新たな測定を否定。低周波音の健康への影響についても「環境省が(数値の)基準を設定していないので、現時点で評価は難しい」と調査に消極的な姿勢を示した。
 こうした状況下で行われている衆院選。12区では、候補者同士が騒音問題で激しいつばぜり合いを演じる様子はうかがえない。新型コロナウイルス対策や景気対策が全国的な争点になる中、基地問題は盛り上がりを欠くのが実情だ。
 陸自オスプレイは二〇二五年七月までに木更津駐屯地から佐賀空港(佐賀市)に正式配備される予定。「佐賀へ行くのは約束事」「木更津の後をどうするかは防衛省が考えること」。そう語る市民が目につくのも議論が低調になっている要因のように映る。
 現在の七機に加え、来年三月までに残り十機が製造元の米国から日本に輸送される計画だ。さらに防衛省は今年八月、三〇年末にかけ木更津駐屯地で米軍オスプレイの定期整備が五十一機に上る可能性も明らかにした。機体の増加に伴い騒音問題が悪化する恐れのあることは同省も折に触れ認めており、住民生活へのさらなる影響が懸念される。
 市民団体「オスプレイ来るな いらない住民の会」の野中晃事務局長は「基地を抱える地域で平和の問題が争点にならないのは残念。南房総の山間部の大部分が低空訓練場になっていることもあり、県全体に影響する問題と考えてもらいたい」と願う。

佐賀空港への自衛隊オスプレイ配備計画状況

佐賀新聞より

防衛省と漁協、佐賀県空港協定見直し条件巡り (1/22 8:30)佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画で、自衛隊との空港共用を否定した協定を条件付きで見直すとした県有明海漁協の判断を巡り、山口祥義知事は21日、防衛省と漁協と県の3者による実務者協議の1回目…
<オスプレイ配備計画>防衛省、測量など入札公告 候補地土地価格目安提示へ
<オスプレイ配備計画>防衛省、測量など入札公告 候補地土地価格目安提示(1/21 8:15)佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画で、防衛省と九州防衛局は20日、駐屯地候補地の測量や施設配置の検討について受注業者を募る入札を公告した。
<県政展望・オスプレイ>漁協と佐賀県、秋口にも協定見直しか(1/4 10:40
佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画は2021年、佐賀県有明海漁協が県との間で結んでいる自衛隊との空港共用を否定した協定を、条件付きで見直すことを決めた

<オスプレイ配備の先に>佐賀空港協定条件付き見直し 1月から実務者協議

防衛省、漁協、県の3者で 2021/12/26

漁協は11月末の幹部会議で、空港建設時に県との間で結んだ協定を見直す条件として、(1)駐屯地からの排水対策の具体的考え方(2)土地価格の目安(3)駐屯地候補地以外の土地取得に関する考え方-の三つを示すよう求めた。加えて、県と防衛省との3者による協議の場の設置を要請した。

関係者によると、土地価格について防衛省は年明けに土地測量と不動産鑑定の入札を公告し、4月ごろから半年程度かけて取得予定の31ヘクタールの土地価格を算定するとみられる。

山口知事は協議のあり方について「防衛省から排水対策などについての考え方が適宜示され、それを(県と漁協が)フィードバックしてチェックする、という流れで進んでいく」との認識を示した。協議の期限に関しては「月2回程度のペースで進むと思うが、期限ありきではいけない。しっかり議論し、条件が整理されれば協定が見直されることになる」と述べるにとどめた。(栗林賢)

<オスプレイ>協定見直しに抗議 地権者有志の会、漁協に声明文

2021/12/2
県有明海漁協の協定見直しの考えに対し、「協定はそんなに軽いものじゃない」と語る古賀初次代表=佐賀市の同漁協本所

県有明海漁協の協定見直しの考えに対し、「協定はそんなに軽いものじゃない」と語る古賀初次代表=佐賀市の同漁協本所

佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画で、佐賀県有明海漁協が自衛隊との空港共用を否定した協定を条件付きで見直すことを決めたことを受け、佐賀市川副町の配備候補地の地権者でつくる有志の会(約50人)は1日、同漁協に抗議した。「私たちは土地を売りません」との声明文を提出した。

声明文では、用地を売る意思がないことを強調。地権者の意向を無視し、防衛局の恣意(しい)的なアンケートをもとに「漁協のオスプレイ検討委員会が協定の変更などを審議することは許せない」としている。

漁協幹部に声明文を提出した有志の会代表の古賀初次さん(72)は協定は環境や平和を守りたいという先人の願いがこもった大事なもの。それをこんなに簡単に見直すなんて言語道断」と話した。「幹部だけで決定し、何も知らされていない」と漁協の意思決定のあり方も批判した。宮里光)

1月15日 千葉駅でオスプレイ反対の街頭宣伝

寒風のなか、千葉駅そごう側で7人で街宣 

 

2022年初の「オスプレイ反対10日行動」in千葉

2020年7月10日に陸自オスプレイV-22が木更津駐屯地に暫定配備されてから今年1月で1年半が経過しました。木更津のオスプレイは昨年、館山基地(千葉県)、百里基地(茨城県)、東富士演習場(山梨県)などでの訓練を開始しました。12月から群馬県の相馬が原演習場で毎月の演習が始まっています。

一方この間、オスプレイ事故は目を覆うばかりです。12月1日、横田のCV-22オスプレイが館山基地に緊急着陸しました。館山基地での修理が12月20日までかかりました。それだけ危険だったということを示しています。山形、青森、沖縄などでオスプレイ事故が頻発しています。中国・台湾戦争情勢と直結しているのだと思います。

木更津駅前

わたしたちは毎月10日、暫定配備撤回をめざして、街頭宣伝を行っています。写真は1月10日午後の木更津駅頭の様子です。千葉駅近くでの「10日行動」では27筆の署名が集まり、そのほとんどが若い人だったようです。若い年代が動きつつあります。暫定配備撤回に向けて頑張ろう。(動労千葉を支援する会・木更津 T)

チーム緑ヶ丘 部品落下から4年「何も変わらない」/「お母さん、ドーンだよ」1歳の娘が覚えた恐怖

琉球朝日放送  2021年12月7日

宜野湾市にある緑ヶ丘保育園にアメリカ軍ヘリから部品が落下した事故から7日で4年です。保護者らが外務省を訪れ「事故から何も変っていない」と現状を訴えました。

チーム緑ヶ丘の与那城千恵美さんは「状況はますます酷くなっている一方です。国としてどういう対応しているのか教えていただきたいなと思います」と話しました。

外務省沖縄事務所を訪れたのは4年前宜野湾市の保育園の屋根でアメリカ軍機から落下したと思われる部品が見つかったことを機に保護者らが立ち上げたチーム緑ヶ丘のメンバーです。メンバーは先日も住宅地にアメリカ軍のオスプレイから水筒が落下したとを訴えました。

チーム緑ヶ丘宮城智子会長は「安心して遊べる環境にしたいなと思っています。一緒に考えてください」と訴えました。

外務省沖縄事務所の梶田副所長は「要請を政府に報告する」と答えました。保護者らは時折、目を潤ませながら改善を強く求めていました。

チーム緑ヶ丘 部品落下から4年「何も変わらない」

 琉球朝日放送 報道制作局  2021年12月7日

「お母さん、ドーンだよ」1歳の娘が覚えた恐怖…米軍機よ飛ばないで 緑ヶ丘保育園部品落下4年

【宜野湾】宜野湾市野嵩の緑ヶ丘保育園に米軍機の部品が落下した事故から7日で4年がたった。「保育園上空を飛ばないで」という保護者らの訴えは届かず、園の上空には米軍の戦闘機やヘリが飛び交い、騒音はひどくなるばかりだ。保護者の知念涼子さん(46)=市新城=は「訴えが届かないことや、解決しないまま月日がたつことがつらい」と目に涙をにじませる。

会社員の知念さんは事故のあった日の正午、職場で見たニュースで事故を知った。空撮映像には見慣れた建物があった。スマホを確認すると、園からメールがあった。「園に部品が落ちる事故がありましたが子どもたちは安全です」。知念さんは冷静だった。「無事と分かったので、私の中で事故は終わった気持ちだった」。米軍関係の事件事故への慣れか、感覚は鈍くなっていた。

次女の莉衣沙(りいさ)ちゃん(5)の言葉が知念さんを変えた。事故から数日後の夜、当時1歳の莉衣沙ちゃんに絵本を読み聞かせていたとき、米軍普天間飛行場から響くヘリの音に、莉衣沙ちゃんが「お母さん、ドーンだよ」と言葉を発した。「飛行機」という言葉を知っていた莉衣沙ちゃん。事故をきっかけに「飛行機」が「ドーン」という言葉に変換されていた。知念さんは涙が止まらなかった。「あのとき、命が脅かされていたんだ」

意識は変わり、現状を変えたいという思いが増した。「事故のある環境を残してはいけない。私たちができることをして子どもの環境を守りたい」。家と会社の行き来だった生活は一変し、要請や折衝の場で国と対峙(たいじ)することもあったが、保護者の仲間が支えとなった。

47都道府県から集まった署名にも勇気づけられた。約13万筆の半数は県外からで、岩国(山口県)や横須賀(神奈川県)など米軍基地を抱える地域から多く届いた。声を上げづらい現状をつづる手紙もあった。「涙なしでは読めなかった。同じ思いを抱いても、どうすることもできない人たちがいるんだ」

事故から4年が経過しても、米軍は部品落下を否定し原因究明にも至っていない。「訴えているのは基地撤去ではなく、『子どもたちの上空は飛ばないで』という、ただそれだけ。多くは望んでいないんです」。子どもたちが安全に外で遊べる、当たり前の環境を求めている。

「できることをやって、子どもたちの環境を守りたい」と語る、緑ヶ丘保育園保護者の知念涼子さん=4日、宜野湾市野嵩の緑ヶ丘保育園

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1435195.html

米軍輸送機「オスプレイ」飛行中止求め / ハワイでオスプレイ飛行訓練中止 日本では・・・?

12月4日から行われている日米共同訓練で米軍の輸送機「オスプレイ」の飛行をめぐる問題。
7日は政治団体など3団体が岩手県に対し飛行中止を求める申し入れを行った。

県庁では7日、県社会民主主義フォーラムなど3団体から県の戸舘弘幸復興防災部長へ申し入れ書が手渡された。

平和環境岩手県センター 金田一文紀議長
「オスプレイの飛行についての住民への危険性ということを考えれば、当然飛んでもらっては困るんだと思っている」

今回の共同訓練には過去に事故を繰り返している米軍の輸送機「オスプレイ」が参加。
軍から情報提供がなく演習に参加する飛行ルートや時間など詳細が明らかにされていない。

こうしたなか県は6日午前10時ごろ、東北防衛局から「米軍が計画を変更したため急遽、オスプレイが飛行する予定」との連絡を受けた。
その1時間半後には盛岡市本宮のめんこいテレビ上空でオスプレイとみられる機体が確認されている。

県内初の訓練飛行かと思われたが、県は7日、東北防衛局からの新たな情報をもとに「オスプレイは6日、岩手山演習場に飛来せず、7日も予定はない」と発表。

情報が二転三転し詳細が明かされない中、地元の住民には不安が広がる。

地元の住民は…
「何時に・どこに・どのようなルートでというのは明らかするべきだし、それを知らないで生きてる私たちはやっぱり不安だらけですよね」
「(オスプレイの情報を)知らないでいる人がほとんどじゃないですか。飛ばないでほしいんですけど、本音を言えば」

県は6日付で東北防衛局に対し、「米軍に安全な飛行」を求めるよう文書で要請したという。

戸舘復興防災部長は「県民の不安を払拭する対応を求めていきたい」とコメントしている。

 

米軍オスプレイ、北海道矢臼別で日米共同訓練/陸自オスプレイ 群馬相馬原で訓練


北海道ニュースUHB
アメリカ海兵隊の輸送機オスプレイは、日米共同訓練に参加するため12月6日にも、北海道東部の別海町「矢臼別演習場」に飛来する見通しです。

沖縄県普天間飛行場所属のアメリカ海兵隊の輸送機オスプレイ2機は、6日にも道東の矢臼別演習場に飛来し、日米共同訓練で輸送訓練を行います。

訓練時間は午前7時から午後9時までですが、オスプレイの”低周波音”が牛に影響を与えることが懸念されているため、日本側は、周辺の牧場で搾乳が行われる朝と夕方の時間帯には飛来しないよう求めています。

一方、オスプレイが過去に、国内外で墜落事故を起こして安全性が懸念されるとして、住民団体は監視活動を続けています。

訓練には国内外でたびたび墜落事故を起こし安全性が不安視されるアメリカ軍の輸送機オスプレイが参加していて、矢臼別演習場には2機が飛来する予定です。

中村 忠士 別海町町議:「(トラブルが多い)オスプレイは大変危惧しています。アメリカの都合で戦争が起こされ、自衛隊が参加する態勢が進んでいるのではと危惧しています」

住民らは12月6日も監視を続けるとのことです。

「アメリカにかえれ」帯広駐屯地利用に反対 日米共同訓練で抗議集会

帯広駐屯地前で抗議の声を上げる市民ら(北波智史撮影)
帯広駐屯地前で抗議の声を上げる市民ら(北波智史撮影)

 陸上自衛隊矢臼別演習場(根室管内別海町など)で日米共同訓練が始まった5日、訓練中止と帯広駐屯地の利用に反対する抗議集会が、同駐屯地正門前で行われた。

 平和運動フォーラム十勝ブロック協議会などでつくる「戦争させない・9条こわすな! 総がかり行動十勝実行委員会」の主催で、約80人が参加。「帯広駐屯地の利用は許さないぞ」などと抗議の声が上がった。

陸自オスプレイ 群馬に飛来

千葉県の陸上自衛隊木更津駐屯地に暫定配備されている輸送機V22オスプレイが2日、陸上自衛隊相馬原駐屯地・演習場(高崎市、榛東村)での離着陸訓練のため、群馬県に飛来した。周辺は県警機動隊員が立ち、自衛隊車両が行き交い物々しい雰囲気。一方、目立った抗議活動はなく、訓練は粛々と行われた。

防衛省北関東防衛局によると、オスプレイ1機は午前10時半ごろに飛来。離着陸と旋回を繰り返し、午後12時40分ごろに木更津駐屯地へ帰還していった。

カメラを構えた航空機ファンの前橋市の男子大学生(22)は「不安な部分もあると思うが、台数が今後増えて珍しくなくなるのでは。災害派遣など国内で役立ってほしい」と話した。

村内のブドウ園で働く男性(86)は「うるさい。できれば他の駐屯地でやってほしい」とした。別の男性会社員(72)は「国防のためなら仕方ない。日本もある程度自衛を考えないと」と一定の理解を示した。

今回の訓練を受け、山本一太知事は同日、記者団に「しっかり安全対策を講じていただくことが大前提。今後も引き続き政府に要望していきたい」と述べた。