米軍輸送機「オスプレイ」飛行中止求め / ハワイでオスプレイ飛行訓練中止 日本では・・・?

12月4日から行われている日米共同訓練で米軍の輸送機「オスプレイ」の飛行をめぐる問題。
7日は政治団体など3団体が岩手県に対し飛行中止を求める申し入れを行った。

県庁では7日、県社会民主主義フォーラムなど3団体から県の戸舘弘幸復興防災部長へ申し入れ書が手渡された。

平和環境岩手県センター 金田一文紀議長
「オスプレイの飛行についての住民への危険性ということを考えれば、当然飛んでもらっては困るんだと思っている」

今回の共同訓練には過去に事故を繰り返している米軍の輸送機「オスプレイ」が参加。
軍から情報提供がなく演習に参加する飛行ルートや時間など詳細が明らかにされていない。

こうしたなか県は6日午前10時ごろ、東北防衛局から「米軍が計画を変更したため急遽、オスプレイが飛行する予定」との連絡を受けた。
その1時間半後には盛岡市本宮のめんこいテレビ上空でオスプレイとみられる機体が確認されている。

県内初の訓練飛行かと思われたが、県は7日、東北防衛局からの新たな情報をもとに「オスプレイは6日、岩手山演習場に飛来せず、7日も予定はない」と発表。

情報が二転三転し詳細が明かされない中、地元の住民には不安が広がる。

地元の住民は…
「何時に・どこに・どのようなルートでというのは明らかするべきだし、それを知らないで生きてる私たちはやっぱり不安だらけですよね」
「(オスプレイの情報を)知らないでいる人がほとんどじゃないですか。飛ばないでほしいんですけど、本音を言えば」

県は6日付で東北防衛局に対し、「米軍に安全な飛行」を求めるよう文書で要請したという。

戸舘復興防災部長は「県民の不安を払拭する対応を求めていきたい」とコメントしている。

 

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