米軍オスプレイ、北海道矢臼別で日米共同訓練/陸自オスプレイ 群馬相馬原で訓練


北海道ニュースUHB
アメリカ海兵隊の輸送機オスプレイは、日米共同訓練に参加するため12月6日にも、北海道東部の別海町「矢臼別演習場」に飛来する見通しです。

沖縄県普天間飛行場所属のアメリカ海兵隊の輸送機オスプレイ2機は、6日にも道東の矢臼別演習場に飛来し、日米共同訓練で輸送訓練を行います。

訓練時間は午前7時から午後9時までですが、オスプレイの”低周波音”が牛に影響を与えることが懸念されているため、日本側は、周辺の牧場で搾乳が行われる朝と夕方の時間帯には飛来しないよう求めています。

一方、オスプレイが過去に、国内外で墜落事故を起こして安全性が懸念されるとして、住民団体は監視活動を続けています。

訓練には国内外でたびたび墜落事故を起こし安全性が不安視されるアメリカ軍の輸送機オスプレイが参加していて、矢臼別演習場には2機が飛来する予定です。

中村 忠士 別海町町議:「(トラブルが多い)オスプレイは大変危惧しています。アメリカの都合で戦争が起こされ、自衛隊が参加する態勢が進んでいるのではと危惧しています」

住民らは12月6日も監視を続けるとのことです。

「アメリカにかえれ」帯広駐屯地利用に反対 日米共同訓練で抗議集会

帯広駐屯地前で抗議の声を上げる市民ら(北波智史撮影)
帯広駐屯地前で抗議の声を上げる市民ら(北波智史撮影)

 陸上自衛隊矢臼別演習場(根室管内別海町など)で日米共同訓練が始まった5日、訓練中止と帯広駐屯地の利用に反対する抗議集会が、同駐屯地正門前で行われた。

 平和運動フォーラム十勝ブロック協議会などでつくる「戦争させない・9条こわすな! 総がかり行動十勝実行委員会」の主催で、約80人が参加。「帯広駐屯地の利用は許さないぞ」などと抗議の声が上がった。

陸自オスプレイ 群馬に飛来

千葉県の陸上自衛隊木更津駐屯地に暫定配備されている輸送機V22オスプレイが2日、陸上自衛隊相馬原駐屯地・演習場(高崎市、榛東村)での離着陸訓練のため、群馬県に飛来した。周辺は県警機動隊員が立ち、自衛隊車両が行き交い物々しい雰囲気。一方、目立った抗議活動はなく、訓練は粛々と行われた。

防衛省北関東防衛局によると、オスプレイ1機は午前10時半ごろに飛来。離着陸と旋回を繰り返し、午後12時40分ごろに木更津駐屯地へ帰還していった。

カメラを構えた航空機ファンの前橋市の男子大学生(22)は「不安な部分もあると思うが、台数が今後増えて珍しくなくなるのでは。災害派遣など国内で役立ってほしい」と話した。

村内のブドウ園で働く男性(86)は「うるさい。できれば他の駐屯地でやってほしい」とした。別の男性会社員(72)は「国防のためなら仕方ない。日本もある程度自衛を考えないと」と一定の理解を示した。

今回の訓練を受け、山本一太知事は同日、記者団に「しっかり安全対策を講じていただくことが大前提。今後も引き続き政府に要望していきたい」と述べた。

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