飛行訓練が本格化
2020年7月10日に最初の1機が飛来して以来、陸自のオスプレイは7機が木更津駐屯地に配備されている。昨年の8月以降、館山基地、百里基地、東富士演習場、群馬の相馬原駐屯地で飛行訓練が行われた。
また12月の北海道東部での日米軍事訓練に対して、酪農が盛んな地元自治体は「オスプレイの低空飛行の音などで牛が暴れるおそれがある」と激しく反発し、重大問題になった。
1月17日の産経新聞に、木更津駐屯地に暫定配備されているオスプレイ機の整備・点検状況が終了した掲載された。
いよいよ他基地を含む本格的訓練を行なう準備が整った事だ。
今年も、オスプレイ闘争に全力で取り組もう。
【陸幕長のコメント】V-22(オスプレイ)の現状
次に、V-22、オスプレイの現状についてです。
一昨年7月より、機体及び日本独自仕様の搭載装備品等の機能・特性を確認
する試験を行って参りましたが、昨年、所要の試験を終了しました。
引き続き、機体納入の際の「受け入れ点検」を終えた機体を用いて、部隊・
隊員の練度向上を図る教育訓練を着実に進めて参ります。
オスプレイの導入により、各種事態の対応に際し、部隊をより一層迅速に輸
送・展開させることが可能となり、事態対処能力の実効性向上を図ることがで
きると期待しています。
騒音問題が深刻に 東京新聞記事より
「騒音で自宅の窓ガラスが揺れる」「格納庫前での点検はうるさいので、海側でやってほしい」「テレビの音が聞こえない」
<民なくして 2021衆院選ちば>オスプレイ騒音もっと関心を 南房総が訓練場「県全体の問題」
佐賀空港への自衛隊オスプレイ配備計画状況
佐賀新聞より
佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画は2021年、佐賀県有明海漁協が県との間で結んでいる自衛隊との空港共用を否定した協定を、条件付きで見直すことを決めた。
<オスプレイ配備の先に>佐賀空港協定条件付き見直し 1月から実務者協議
防衛省、漁協、県の3者で 2021/12/26
漁協は11月末の幹部会議で、空港建設時に県との間で結んだ協定を見直す条件として、(1)駐屯地からの排水対策の具体的考え方(2)土地価格の目安(3)駐屯地候補地以外の土地取得に関する考え方-の三つを示すよう求めた。加えて、県と防衛省との3者による協議の場の設置を要請した。
関係者によると、土地価格について防衛省は年明けに土地測量と不動産鑑定の入札を公告し、4月ごろから半年程度かけて取得予定の31ヘクタールの土地価格を算定するとみられる。
山口知事は協議のあり方について「防衛省から排水対策などについての考え方が適宜示され、それを(県と漁協が)フィードバックしてチェックする、という流れで進んでいく」との認識を示した。協議の期限に関しては「月2回程度のペースで進むと思うが、期限ありきではいけない。しっかり議論し、条件が整理されれば協定が見直されることになる」と述べるにとどめた。(栗林賢)
<オスプレイ>協定見直しに抗議 地権者有志の会、漁協に声明文
佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画で、佐賀県有明海漁協が自衛隊との空港共用を否定した協定を条件付きで見直すことを決めたことを受け、佐賀市川副町の配備候補地の地権者でつくる有志の会(約50人)は1日、同漁協に抗議した。「私たちは土地を売りません」との声明文を提出した。
声明文では、用地を売る意思がないことを強調。地権者の意向を無視し、防衛局の恣意(しい)的なアンケートをもとに「漁協のオスプレイ検討委員会が協定の変更などを審議することは許せない」としている。
漁協幹部に声明文を提出した有志の会代表の古賀初次さん(72)は「協定は環境や平和を守りたいという先人の願いがこもった大事なもの。それをこんなに簡単に見直すなんて言語道断」と話した。「幹部だけで決定し、何も知らされていない」と漁協の意思決定のあり方も批判した。(宮里光)