陸自オスプレイ、岩国に10月下旬以降に到着 防衛局が市に伝達
陸自のオスプレイは木更津駐屯地(千葉県)に暫定配備する17機のうちの10、11機目。米側が輸送船で岩国基地へ運び、整備や試験飛行をして木更津へ移す。
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輸送機「オスプレイ」を使用した陸上自衛隊の訓練が10月2日から大分県内の演習場で始まり近隣の住宅地では安全性を心配する声も上がりました。 住民 「朝方、畑仕事していたらバタバタ言って飛んでいたヘリコプターより音が大きいと思って見たらオスプレイだった」
陸上自衛隊西部方面総監部によりますと、西部方面隊が行う「鎮西演習」は10月9日までの8日間に約5000人が参加し、車両約1500台、航空機27機が使用される大規模な訓練です。その一環で日出生台と十文字原の演習場で輸送機「オスプレイ」が使用されます。
浅見眞帆アナウンサー 「別府市の十文字原演習場にほど近い住宅地です。こちらでは昨日の日中、オスプレイの騒音が響いていたそうです」
10月2日午前11時ごろ、別府市内ではオスプレイとみられる機体が飛行する様子が確認されました。
住民 「家の中にいてきょうに限ってヘリコプターが低く飛ぶんだな屋根に近いからおかしいなと思ってそしたらヘリコプターどころかオスプレイだった大きさや音からやはり気分がよくないです」
「日出生台など大きな演習場があるので仕方ないとは思う」
県内で、陸上自衛隊がオスプレイを使った訓練を実施するのは初めてで、期間中に2機を使用する予定ですが、安全確保のためとして詳しい時間やルートは公表されていません。
日出生台演習場でのアメリカ軍による実弾射撃訓練に抗議活動を行っている市民団体の浦田さんは。
ローカルネット大分・日出生台・浦田龍次事務局長 「危険なものが私たちの頭の上を飛ぶというのは当たり前にされるのは困るオスプレイの訓練そのものについても中止してほしい」
県によると、陸上自衛隊から県と周辺住民へ事前に説明があり、県は「住民に配慮した訓練をしてほしい」と要望しています。
飛行訓練で、陸自相浦駐屯地に飛来したオスプレイ=7月26日、佐世保市大潟町
相次ぐ事故を理由に米空軍が8月中旬、輸送機CV22オスプレイの飛行を停止した。翌月、飛行再開を決定したが、防衛省も米軍からの情報収集や陸上自衛隊のV22オスプレイを追加点検するなど対応に追われた。
長崎県内では7月末にオスプレイを使った初の訓練が行われ、年数回程度の訓練が計画されている。防衛省は安全性を強調しているが、専門家からは「新しい型式の機体。(そういうものには)未知の部分は残っている」との指摘も出ている。
オスプレイの実態を改めて探った。
陸自のオスプレイは有事の際、自衛隊員らを島しょへ輸送する役割を担う。陸自の離島奪還部隊「水陸機動団」の本部と主力部隊は佐世保市の相浦駐屯地に置かれているため7月末、同駐屯地などで初の飛行訓練が実施された。
米空軍が飛行停止した理由は「クラッチの不具合」。動力をプロペラに伝える部分だが、離れたクラッチが、再びつながる際に衝撃が発生するという。米空軍と海兵隊、そして陸自が運用するオスプレイは基本的な性能や構造は一緒でクラッチの場所も同じ。米空軍は飛行を停止したが、米海兵隊は2010年から同様の問題を把握し対応しているとして、飛行継続の意向を示していた。防衛省も16年に海兵隊からこの情報を共有し対策を取ってきたという。しかし、この現象の原因は分かっていない。
オスプレイの特徴は、ヘリなど回転翼機のように垂直に離着陸できる機能と、固定翼機の長所である速度や長い航続距離を持ち合わせる点。エンジンを収容した翼の円筒部分「エンジンナセル」を動かし、回転翼モードと固定翼モードに転換しながら運用する。
オスプレイには操作ミス防止の飛行制御システムがあるなど「人的ミスが起きる可能性は局限されている」(防衛省)。ただしモードの転換はパイロットが手動で操作。その際、速度の遅い状態で固定翼モードに近づけると機体が前のめりになるため、コンピューターで制御するという。
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九州大大学院工学研究院の東野伸一郎教授は、回転翼機と固定翼機の機能を併せ持つ点に関し「ヘリと固定翼機では、そもそも操縦方法が違う。非常に難しい技術だ」と解説する。転換時には、回転翼機でも固定翼機でもないような動きを機体がすることがあるという。防衛省なども「(オスプレイの)機体の構造は複雑」と認めている。
パイロットは何回も反復練習することで「こういう操作をしたら機体がこういう反応をする」というのを身体で覚える。東野教授は「米軍もこれまでに得られたことをフィードバックしながら、安全性、飛行のノウハウを積み重ねていっている途上ではないか」との見方を示す。
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オスプレイを巡っては今年3月にノルウェー、6月には米本土でそれぞれ墜落事故が起きたばかり。では米軍の他の機体と比べて安全性はどうなのか。
防衛省は、米軍機の事故率(10万飛行時間当たりのクラスA事故、12年8月時点)を公表している。それによると30機種のうちMV22オスプレイは下から12番目。ただし「米軍は機種ごとの事故率を全て公表しているわけではない。新たに示せるもの(データ)はない」(防衛省)。このため、これ以降の推移は分からない。さらに防衛省自身がかねて「事故率は安全の一つの指標だが、操作ミスなど機体以外の要因で起きる事故もある」と強調。事故率のみで安全性を評価することは適当ではないとしている。
東野教授は「オスプレイは新しい型式の機体。ヘリの技術などはある程度応用できるだろうが、やはり未知の部分は残っている」とした上で「新しいものにはリスクがつきもの。メリットとデメリットのバランスでどう考えるか」とする。
ある陸自幹部は、オスプレイに関する防衛省や自衛隊の情報発信に疑問を呈する。「安全と言うのならそれを信じるしかないが(現状は)安全性などをはっきりと説明できていない。(オスプレイの飛行、配備について)国民の理解、協力を求めるならばもっと情報を出すべきだ」
米海兵隊の輸送機MV22オスプレイ5機が、おととい陸上自衛隊丘珠駐屯地に到着した。訓練で札幌に飛来するのは初めてだ。道内の自衛隊施設であすから始まる日米共同訓練に参加する。
オスプレイは開発段階から墜落などの重大事故が後を絶たない。昨年は沖縄で部品や水筒の落下事故が相次いだ。人口190万人を超す札幌やその周辺で同様の事故が起きれば惨事を招きかねない。
道内でのオスプレイ訓練は昨年12月以来で通算4回目となる。地元自治体との調整なしに市街地や酪農地帯周辺を飛行する見通しだ。危険が指摘される軍用機の飛来が常態化する傾向にある。
道民の不安を置き去りにして訓練を強行するのは容認できない。
米海兵隊と自衛隊は中国の脅威を念頭に南西諸島の防衛力強化を進める。来月14日までの共同訓練では、丘珠を拠点に各施設を島しょ部に見立てた訓練を行う。
オスプレイは陸自矢臼別演習場のほか、上富良野演習場、然別演習場などへの飛来を計画する。米空軍のCV22も、東京の横田基地を拠点に参加する。
演習場周辺の酪農地帯では、オスプレイ特有の低周波音が牛の搾乳や生育に悪影響を及ぼす恐れがあり警戒が必要となる。
また、日米両政府間の合意見直しで、MV22の山岳地帯での訓練高度が約150メートル以上から、約90メートル以上に引き下げられた。低空飛行の実施で事故リスクが高まることが懸念される。
問題なのは、飛行ルートが非公表であることだ。オスプレイが突然上空に現れ、産業活動や日常生活を脅かすことになりかねない。
鈴木直道知事には道民の安全を守る責務がある、政府を通じ米側に公開の徹底を求めるべきだ。 故障も相次いでいる。米空軍は先月、CV22の飛行を一時停止した。エンジンとプロペラのローターをつなぐクラッチがかみ合わなくなる不具合が続発したためだ。 オスプレイは両翼の可動式プロペラの角度を変えることでヘリコプターのような垂直離着陸と固定翼機並みの飛行ができる。 その特殊なプロペラ構造が影響した可能性もある。米軍には原因を究明し、説明してもらいたい。 国民を米軍機の危険にさらしかねない実態に、政府は敏感であるべきだ。沖縄の基地負担軽減を目指すなら、基地や訓練の国外移転を米国に要求するのが筋だろう。
10月1日から矢臼別演習場などで行われる日米共同訓練へのオスプレイの参加反対を訴える抗議活動が札幌市で行われました。
札幌市中心部で行われた抗議活動には、市民らおよそ300人が参加。
10月1日から道東の矢臼別演習場などで行われる日米共同訓練に、沖縄のアメリカ海兵隊が所有するオスプレイの移転訓練が含まれることに対し、反対の声を上げました。
防衛省はオスプレイの飛行時間や経路を公開しておらず、市民団体は「昼夜を問わず低空飛行を行うオスプレイの騒音は市民生活に甚大な影響を与える」として、オスプレイの訓練への参加反対を訴えました。
北海道
宮城
秋田
AKT秋田テレビ ニュース「秋田市で国葬に反対の声 秋田県内でも賛否両論 」09月27日(火)19:00
AKT秋田テレビ ニュース:09月27日
福島
県内では、安倍元総理の国葬が行われたことに、反対の声も上がっています。 【遠藤一彰リポート】 「会津若松市の中心部でも、多くの市民らがプラカードを掲げ、抗議の意思を訴えています」 会津若松市七日町の市民広場前では、会津地方の市民団体員ら、およそ50人が集まり、国葬の開催決定に関する政府の動きに抗議しました。 【参加者】 「首相の一存で、色んな事が決まってしまったら、私たちの意見も、そして私たちの代表として、国会に送られている議員さんたちの働きも、すべて無視されてしまいます」 【主権者の会・会津共同代表 佐々木篤信さん】 「政治に関する、あるいは国政に関する重要な決定というものが、ちゃんとした手続き、議会というものを通さずに、実際に行われるということを、歴史上残す形になります」「そういうことに対する、抗議の意味があります」 参加者らは「弔意の強制が問題である」などの声を上げ、16億円にも上ると言われている費用が、税金で賄われることがおかしいなどと主張しました。 主催者らは、国葬が終わった後も、政府の動きに対して、監視の目を向けていきたいとしています。
栃木
国葬反対を訴えるデモの参加者ら=宇都宮市で
埼玉
静岡
安倍元総理の国葬 静岡県内は各地で半旗を掲揚 国葬中止を訴えるデモも – LOOK 静岡朝日テレビ
27日午後執り行われた安倍元総理の国葬。静岡県内でも半旗が掲げられる一方、抗議活動も行われました。
「哀悼を全員に強制するのが許せない」「貧しい人たちを放置して税金使っている」安倍元総理国葬に反対集会
安倍元総理の国葬が、27日午後2時から日本武道館で執り行われました。国葬の賛否が割れたまま、東海3県でも、半旗の掲揚や反対デモなどが行われました。
大阪
国葬に合わせ名張市役所で半旗掲揚 反対する市民の抗議も | 【伊賀タウン情報 YOU】
安倍晋三元首相の国葬当日の9月27日、三重県名張市役所に弔意を示す半旗が掲げられた。市役所前では午後2時から
福井
国葬反対の市民グループ 約20人が県庁前で反対運動【福井】|FNNプライムオンライン
27日午後からの国葬を前に福井県庁前では、市民グループによる反対運動が行われていました。国葬に反対する運動は複数の市民グループなどでつくる団体が主催し、20人余りが…
新潟
「国民の思想、良心の自由の侵害につながる」半旗掲揚の新潟市に抗議のデモ | BSN NEWS|BSN新潟放送
27日午後に執り行われる安倍元総理の国葬に弔意を示す新潟市に対して、市民団体などがスタンディングデモで抗議しました。【抗議の呼びかけ】「今回の国葬は民主的な手続き…
奈良
歌手・中川五郎さんらが国葬反対コンサート「国民の声聞かず」 奈良 | 毎日新聞
安倍晋三元首相の国葬が始まった27日午後2時ごろから、奈良市のJR奈良駅前では国葬に反対する人たちによる街頭コンサートが開かれた。フォークシンガーの中川五郎さんら約…
神戸
「国葬に反対」神戸で抗議集会 「国民の声を無視」と訴え
安倍晋三元首相の国葬に抗議する集会が27日午後、神戸・三宮であった。参加した約80人がプラカードなどを持ち、「国葬反対」「税金の無駄遣い」などと通行人に訴えた。
鳥取・米子市
山陰両県では、27日、各地で国葬に反対する抗議活動が行われ、米子市では市民団体が街頭で「国民感情を無視する不当なもの」だと訴えました。 街頭活動の市民団体: 「国葬やめろ!国葬反対!」 雨が降りしきる中、米子市公会堂前には2つの市民団体から約50人が集まり、安倍元総理大臣の国葬に対し、抗議の声を上げました。 抗議活動の参加者: 「国葬は安倍元首相の政治的な立場や政治姿勢を国家として賛美礼賛することになる」「弔意の押しつけは内心の自由の侵害になります。日本の民主主義のために安倍元首相の国葬を直ちに中止するよう強く求める」 参加者は森友・加計学園、公文書の改ざんなど、安倍政権の下で様々な問題が起きたほか、統一教会との関係性についても政府は十分に説明していない、国葬は国民感情を無視するものであり、開催は不当であると訴えました。
徳島
安倍元総理の国葬に反対の街宣活動【徳島】
安倍元総理の国葬に反対する3つの団体が27日、JR徳島駅前で街宣活動を行った。安倍元総理の国葬について「法的根拠がない」「世論の6割が反対している」などと訴えた…
【山口】国葬開催に抗議の声も
国葬当日の27日、各地で抗議の声も上がった。 山口市の中央公園で行われた「国葬反対アピール行動」には、およそ120人が参加した。 (総がかり行動山口地区実行委員会 大久保雅子事務局長) 「なぜこれほど多くの国民からの反対の声を押し切ってまで、国葬を行わないといけないのでしょうか。安倍元首相の国葬に強く反対する。」 集会は、市民団体「総がかり行動やまぐち実行委員会」が開いたもので、参加者たちは雨が降る中、国葬反対を訴えた。 実行委員会では、10月15日に下関市で予定されている県民葬についても開催反対を訴えている。 (総がかり行動やまぐち実行委員会 桝本康仁事務局長) 「本日同様の反対行動については計画をして実施をしていきたい。」 27日は山口市のほか、県内7地区で実行委員会開催の反対行動が行われた
長崎
安倍晋三元首相の国葬に反対する被爆者や市民ら約200人が27日、長崎市中心部の鉄橋で座り込みをし、抗議の意思を示した。
「言論の自由と知る権利を守る長崎市民の会」「県平和運動センター」「憲法改悪阻止県共同センター」など県内30団体でつくる実行委員会が呼び掛けた。国葬開始の午後2時から1時間、参加者は沈黙して座り込んだ。
実行委に参加する長崎原爆被災者協議会の田中重光会長(81)は「現憲法は国民は平等だと決めているが、国葬をすることによって、神格化し、祭り上げることになる。戦前に軍人らの国葬が行われ、日本が戦争に突入していったことと重なる」と批判。元民放記者で「言論の自由と知る権利を守る長崎市民の会」の関口達夫事務局長(72)は「国葬を巡る議論が活発化することで、旧統一教会と自民党の関係などが明らかになってほしい…
安倍 晋三 元総理の国葬に反対する被爆者などが、開始時刻に合わせて長崎市中心部で抗議集会を開きました。
鹿児島
「税金の無駄遣い許せない」 安倍氏国葬反対の市民が集会 鹿児島「なんさつ9条の会」 | 鹿児島のニュース | 南日本新聞
南薩地区住民らでつくる「なんさつ9条の会」は26日、南さつま市加世田本町の国道270号沿いの交差点で、安倍晋三元首相の国葬に反対する集会を開いた。約30人が「…
沖縄
「半旗中止を」「モリカケ解明まだ」 安倍元首相の国葬強行 沖縄各地で相次ぐ抗議 弔意表明 揺れる自治体 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス
27日にある安倍晋三元首相の国葬で、沖縄県内各地では政府の強行や自治体の半旗掲揚に抗議する動きが相次いでいる。半旗掲揚は南城市など3市町が新たに実施を決め、計…
国葬反対千葉駅緊急デモ(+街頭宣伝) pic.twitter.com/lo2Ikv3bhc
— 改憲・戦争阻止大行進・千葉 (@DaikousinC) September 17, 2022
続いて社民党千葉県連合代表の工藤さん、木更津市議の田中紀子さんから発言がありました。さらに、大行進・神奈川や大行進・三多摩からもアピール。神奈川の仲間からは、安倍国葬反対の県内キャラバン取り組んでいること、その過程で権力からの不当な弾圧があったことが報告されました。岸田は国葬反対の高まりに恐怖したのです。三多摩の仲間は、ヨコスカ・横田・木更津・朝霞の首都圏の反基地闘争連携の重要さを訴えました。共に、10.1ヨコスカ、10.2横田行動への参加を呼びかけました。
動画 木更津市議会議員田中さん、社民党千葉県連代表工藤さんのトーク
本日私たちはここ木更津駅前に集まり、木更津市民をはじめ広く全国のみなさんに訴えるため、改めて「オスプレイ反対」の声を高く上げた。
防衛省は、オスプレイは安全な飛行機と強弁しているが、飛行時間が伸びれば伸びるほどクラスAといわれる死亡事故か損害額250万ドル以上の重大事故を引き起こし、事故率が高まっている。最近でも3月にはノルウェーでアメリカ海兵隊オスプレイMV-22が悪天候により墜落、4名の米兵が死亡した。また6月にはアメリカのカリフォルニア州で同じくMV-22が墜落し、5名の米兵が犠牲になっている。オスプレイはどんなに繕っても、構造的な欠陥機であることは否めず、オートロ-テーション機能が働かないという、本来であれば飛んではならない飛行機である。また米空軍オスプレイがクラッチの不具合と言うことで8月16日から全機が飛行停止となったが、9月2日には操縦技術でカバーできるとし、何ら根本的解決のないまま飛行再開を決定した。
加えて木更津基地に置かれた定期整備拠点での機体整備は、当初の1機あたり3~4ケ月で整備が終わると言っていたものが、これまで整備が終わった機体はことごとく20ヶ月前後を要している。いかにガタガタの状態で木更津基地に整備に来ているかの証であり、そのために、普天間基地のオスプレイの機体整備は全く追いつかず「車検切れ」の状態で全国を飛び回っている。事故が起きてからでは遅い。私たちはこのような欠陥機を飛行させることは断じて容認できない。
また一昨年陸上自衛隊オスプレイV-22が木更津基地に配備されて2年が経過するが、基地周辺の住民からは「騒音や振動がひどい」という声が高まっている。さらに本年3月には東富士演習場を中心に行なわれた日米合同軍事演習に参加したほか、6月にはアメリカ軍主導による太平洋水陸両用指揮官シンポジウムが19ヶ国あまりの参加で行なわれ、最終日には木更津基地で開催されるなど、日米軍事一体化の様相をますます強めている。南西海域の防衛を名目にオスプレイをはじめ南西諸島への自衛隊基地新増設など防衛力の強化が図られているが、これは中国やアジア諸国への軍事的威嚇以外の何ものではない。
私たちは強く主張する。「武力で平和は守れない」。木更津にも、横田にも、沖縄にも、そして佐賀にも「日本の空にオスプレイはいらない」。私たちは木更津基地のオスプレイ整備拠点の廃止、陸上自衛隊オスプレイの暫定配備中止を求めて、今後も粘り強く闘っていくことをここに表明する。
2022年9月10日
木更津を戦争の出撃拠点にするな!9.10木更津行動参加者一同
アメリカ軍は、不具合を理由にすべての機体の飛行を停止していた輸送機、CV22オスプレイについて、安全管理措置を講じた上で飛行を再開することを決めたと発表しました。
アメリカ軍の輸送機、CV22オスプレイをめぐっては、アメリカ空軍が先月、飛行中にエンジンとローターをつなぐクラッチが不具合を起こす問題が増えているとして、すべての機体の飛行を停止するよう指示していました。
これについて、アメリカ空軍の特殊作戦司令部は2日、声明を発表し、安全管理措置を講じた上で飛行を再開することを決めたと明らかにしました。
CV22オスプレイのすべての乗組員が、不具合とその対処方法について説明を受けるなどしたということです。
一方、声明では「不具合の根本的な原因を特定し解決策を見つけるのは長期的な目標だ」としたうえで、解決策が実行されるまでの間は不具合が発生した場合に対処できるよう、乗組員を最大限、訓練するとしています。
CV22オスプレイは主に特殊部隊の輸送に使われ、東京の横田基地にも配備されていて、アメリカ空軍は、日本に配備している機体も地上に待機させる措置をとっていました。
先日、米空軍は空軍型オスプレイCV-22を全機飛行停止にしたが、その措置の元となった8/12のノルウェーでの緊急着陸。現地で修理できず3週間経ったいまも立ち往生。
現地は極北の自然保護区で、回収は慎重にやらねばならず、また浅瀬で回収船が近づくのも難しい。当局は頭を悩ませているようだ。 https://t.co/f1FLzNTrSt— Attention_on_deck (@attention_on) September 3, 2022
米空軍特殊作戦部隊がCV-22オスプレイ全52機に飛行禁止命令を出しました(8月16日付)。ここ6週間で2件の事故が起来ていることを受けて出されました。横田基地所属のCV-22は昨年12月、海上自衛隊館山基地に「緊急着陸」したばかりです。
そしてついに、陸上自衛隊V-22オスプレイの飛行も一時停止となりました。再開は未定だそうです。
この間オスプレイは、世界各地で墜落事故起こしており、米海兵隊のMV-22オスプレイは、3月にノルウェー、6月に米国カリフォルニア州であいついで墜落し、計9名の海兵隊員が死亡しています。こんな危険極まりない欠陥機オスプレイの木更津駐屯地「暫定配備」は、撤回あるのみです。
陸自オスプレイの木更津駐屯地「暫定配備」も3年目に入りました。木更津を飛び立ったオスプレイは。先日まで九州各地で佐世保の水陸起動団を乗せて、「離島奪還訓練」を行っていました。
オスプレイの飛行訓練に地元住民から抗議の声が上がっています。
「潮干狩りの時、上を飛んでいてうるさいと苦情が来る」「夜間訓練でうるさくて目が覚める。朝早いのに夜の9時50分に起こされた」「飛行ルート変えられないのか」(地元漁業組合)。
・「暫定の期間は5年だけど大丈夫か。佐賀は無理だと思う」「窓がガタガタいう。がまんしているんだ」「民家の上は飛ばないと言っていたが、毎日飛んでいる。うるさいと苦情がいっぱい」(地元区長)。
欠陥飛行機・オスプレイの飛行再開は許せません。木更津駐屯地にオスプレイ配備撤回と抗議の申し入れを行いましょう。
2020年、7月陸上自衛隊木更津駐屯地にV-22オスプレイが「暫定配備」されてから3年目に入り全国各地で訓練を行っています。
7月22日木更津を飛び立った陸自オスプレイは九州各地で水陸起動団を乗せて「離島奪還」の訓練を行い、3月には東富士演習場で米海兵隊との共同訓練を行いました。
8月2日ペロシ米下院議長の台湾訪問で、一気に「台湾有事」が切迫しています。有事になれば戦場は台湾と日本です。オスプレイの離島訓練は中国との戦争を想定した軍事訓練そのものです。
6月12日~16日、陸自と米海兵隊は18カ国ス、フランス、台湾をはじめとした18か国の水陸両用部隊の指揮官を集めた国際会議を行い、最終日に木更津駐屯地ではウクライナ戦争で使用されている高機動ロケット砲システム「ハイマース」をはじめとした日米の武器が展示され、さらに陸自オスプレイの給油訓練も行いました。かつての戦争出撃拠点=「軍都木更津」の復活を許してはなりません。
極悪のカルト「旧統一教会」を育成し、改憲と戦争の道を推し進めてきた安倍前首相、私たちは「アベの国葬」を絶対に許せません。