2月17日の解雇撤回裁判第2回口頭弁論で、解雇の口実を見つけるため習志野市当局が3か月間Aさんを「クビきり部屋」に異動させ、一日中監視し、職員にも密告を奨励していたことが明らかになりました。「5分前に出勤するように指示したのに3分前に出勤した」「ネクタイがまがっていた」「職場の自動販売機に寄りかかってジュースを飲んでいた」など、愚にもつかないことを解雇原因としてあげ、しかも「評価60点未満だから解雇した」という当局の主張について「60点未満解雇」の法的根拠も示せ ず、解雇の根拠とされる上司の「勤務実績報告」についても墨塗りのままで開示しない、という答弁を被告習志野市側の弁護士が行ったため、裁判長ですら「それでは解雇が正当かどうか確認できないですね」と指摘しました。
また、労働基準法では本来1カ月前に解雇予告通知をしなければいけないのにたった1週間前に母親まで呼び出して解雇予告通知を行い、解雇予告手当も解雇日(2月29日)までに支払わず、3月18日になってやっと支給したのは間違いである、という国の判断も出ました。
3月議会では5人の議員がこの問題で一般質問を行います。お忙しいところ恐縮ですが、是非議会傍聴へのご参加をお願いいたします。添 付書類をご覧ください。
議会一般質問の日程は
3月1日(水)午前10時から
宮内 一夫(新社会党・無所属の会):質問の1番目
1 障がい者枠採用の職員解雇問題について
同 午後2時から
央(なかば)重則(環境みらい):質問の1番目
1 障がい者枠採用の職員解雇問題について
3月7日(火)午前10時から
立崎 誠一(民意と歩む会):質問の3番目
3 職員の解雇問題について
同 午前11時20分から
谷岡 隆(日本共産党):質問の6番目
6 条件付採用職員の分限免職(解雇)の問題について
(1) 勤務実績報告書について
(2) 職務遂行能力の評価と改善可能性について
3月8日(水)午前11時20分から
平川 博文(都市政策研究会):質問の8番目
1 市長の政治姿勢について
(8) 障がい者雇用問題は、その後どうなっているのか
