障害者解雇問題で習志野市に抗議38件(2016/5/26報道)

朝日新聞2016/5/26ちば首都圏版 掲載

障害者解雇 習志野市に抗議38件
習志野市が障害者枠で採 用した男性職員(28)を条件 付き採用期間(試用期間) 後に解雇した問題で、市に 抗議の電話やメール、ファ クスが舞い込んでいる。24 日夜、男性を囲んだミニ集 会があり、市の対応を批判 する声が相次いだ。
市によると。これまで電 話などで41件の意見があ り、「障害者への配慮が不 足している」など抗議38 件、「それなりの理由があ った」という賛同2件、事 実確認1件だった。
宮本泰介市長は25日の定 例記者会見で「問題がない 解雇と認識しているし、個 人の名誉に関係するので内 容を積極的に発信しない」 と従来の考えを繰り返し た。
ミニ集会では、男性が 「解雇されるという現実 を受け入れられなかった」 と率直な気持ちを表明。
参加者から「障害者を職 場に受け入れることで『育 てる』『育ち合う』との考 えが必要だった」 「働きや すい環境をつくろうという 理念が足りなかったのでは」 といった意見があった。

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