千葉県連絡会通信 2007/11月号

県連絡会通信 web版 (2007年11月号より)

「生きさせろ!」「沖縄の結集に続こう!」
11・4労働者総決起集会にご参加を!!

 1万人の結集実現で、「11・4全国労働者総決起集会」を成功させましょう!
 政権が安倍内閣から福田内閣に移行しました。しかし、格差社会と戦争への道を民衆に押し付ける政策が根本から改まるはずもなく、小泉―安倍路線の「負の遺産」が噴出してくるのも、まさにこれからです。
 しかし、それは「闘えば変えられる」のです。沖縄12万人の怒りの結集に続き、日比谷での1万人の結集を実現し、労働者の団結で「改憲・戦争・貧困・格差社会にNO!」の声を!!

☆「新テロ特措法案」(「給油継続法案」)反対署名のお願い☆
 福田政権は10月17日、インド洋での給油を何が何でも続けるために「新テロ特措法案」提出を強行しました。しかし、これまでに給油された油が、期限切れとなるテロ特措法にも根拠のないイラク戦争に使われていたことが発覚。戦争はウソとペテンによってのみ成り立つことがここでも示されています。

 「止めよう戦争!埼玉県連絡会」の呼びかけで、新法反対の署名運動がはじまりました。署名用紙を同封しましたので、ぜひご協力いただき、県連絡会事務局(上記DC会館)までお寄せください。
     
「9条を変えるな!百万署名」
 県到達数 11,679筆(+368) カンパ○○○円 (10/21現在)

①街宣署名 (9/30~10/21)
回数  人数  9条署名  テロ特署名 ビラ配付
計 4回  21人  293筆    40筆  1200枚

①個人・団体より (9/30~10/21)
  1名のかたより  50筆
  三里塚現闘より 25筆 ありがとうございました。

 10月の予定   ~省略~

☆特報☆浦安市による街頭活動監視問題に大きな動き

浦安市行政がJR京葉線の新浦安・舞浜両駅前に警備員を配置し、私たちのような署名運動、企業の宣伝活動から選挙運動に至るまで、あらゆる街頭活動を記録・監視しています。この問題は当通信8月号でも既報の通りですが、その監視文書である「警備報告書」の存在が新聞記者の知るところとなり、『毎日新聞』9月21日付朝刊社会面トップで全国報道。浦安市民で被監視当事者として記事に名前の出た私のもとにも、「浦安市はひどい」という声が各地から寄せられました。

 そうした新たな状況を受け、10月17日(水)、全国67の個人・団体の賛同を添え、街頭活動監視の中止を求める申し入れ行動を市当局に対し行いました。申し入れの席でも市は、「市の顔である駅前環境を整然と保つこと」を「公共の福祉」だと強弁し居直る態度に出ています。それは「公共の福祉」を理由とする人権制限の判断基準を示した判例からも大きく逸脱する、憲法違反の人権侵害そのものです。

 こうした無法な監視行為をやめさせるために、申入書(別紙添付)では5項目の要求を掲げ、文書による回答を求めました。なお、今回の申し入れは『朝日新聞』『毎日新聞』が翌18日朝刊で報道。特に『朝日』はこの問題をまだ報道していなかったので、これまでの経緯を含め、千葉版のトップとして報じました。(M)

JR新浦安駅前で地元市民グループとの合同街宣が実現!

 10月21日(日)の街宣は、市民監視問題の舞台であるJR新浦安駅前で、地元の市民グループ「憲法を考える会」との共同で実施しました。上記集会案内に記載のように、「考える会」では11月3日に映画会を企画しており、そのPRを兼ねての合同街宣が実現したというわけです。「百万」から8名、「考える会」から3名の計11名が参加。運動間の交流を図るよい機会にもなり、大成功しました。

 マイクアピールは私が行い、「9条改憲・新テロ特措法反対」「浦安市による市民監視反対」「11・3映画会、11・4労働者集会への参加を」と訴えました。私が「市民監視反対!」と手書きしたボードを首から下げていると、「新聞読みました。ひどいですね」という反応もいただきました。街宣活動の周辺では、やはり件の警備員がウロついていて、私たちを監視しているようでした。(M)

千葉県連絡会通信 2007/10月号

県連絡会通信 web版 (2007年10月号より)

民衆の怒りが,安倍首相を辞任に追い込んだ!

闘えば変えられる 11・4労働者集会へ結集を!!

 7月参議院選挙の自民党の歴史的大敗北,そして誰もが驚いた,臨時国会冒頭の所信表明演説からわずか2日後の,安倍首相(当時)の突然の辞任表明。貧困と格差の拡大,改憲と戦争へと突き進む安倍政権への労働者民衆の根底的な怒りが安倍政権を追いつめました。
 安倍前首相が押し進めてきた「戦後レジーム(体制)からの脱却」,そのために,安倍政権は教育基本法の改悪,改憲投票法を成立させました。この秋には憲法審査会を発足させ,道州制導入の論議を加速化させるなどを目論み,戦後体制を根本的にひっくり返そうとしてきました。
 その戦後体制とは何か?憲法9条で戦争の放棄・戦力不保持を明記し,生存権を保障するための年金や医療などの社会保障,体制批判を可能にする表現の自由など,戦後民主主義と言われているものです。

 小泉・安倍氏等の構造改革路線によって,介護は民営化されコムスンのような詐欺企業がボロもうけし,労働は非正社員化が進んで,バイト,パート,派遣,偽装請負が横行しています。労働者の3分の1は非正規雇用,最低賃金で働かされています。使い捨ての労働力として「ネット・カフェ難民」「ワーキング・プア」が常態化しています。年金問題を巡っては,5000万人分もの年金記録が宙ぶらりんになってたり,消えてたり,流用される,結果払われないというメチャクチャが噴きだしています。

■労働者・民衆の団結で改憲阻止へ!

 しかし,首相が福田康夫氏に変わっても,基本的には小泉・安倍氏等の構造改革路線が変わるわけではありません。福田政権は,あくまで憲法改悪と戦争に突き進もうとしています。
 今臨時国会では,11月1日で期限切れを迎える「テロ特措法」延長問題が争点となっています。また,改憲投票法に基づく「憲法審査会」の設置が問題となります。

 「テロ特措法」延長を絶対に阻止し,石油・天然ガスを強奪する侵略戦争にもう協力しないことをはっきりさせましょう。9条改憲案づくりを進める「憲法審査会」の国会設置に反対する声をあげていきましょう。職場,学園,地域から怒りを噴出させて,自・公政権をぶっとばしましょう!
 11・4労働者集会に1万人以上の結集を実現させ,人々の怒りを自公政権に叩きつけましょう。

会計報告(07.6月~8月) ~ 省略 ~

集めてください 「9条を変えるな!署名」(9/23現在)

県到達数 11,311筆(+382) カンパ○○○○○円

①街宣署名 (9/2~9/23)
回数  人数  署名 ビラ配付
計 5回  18人 382筆   790枚

 10月の予定  ~省略~

千葉県連絡会通信 2007/9月号

県連絡会通信 web版 (2007年9月号より)

とめよう戦争への道!

「テロ特措法」延長を阻止し、一気に安倍退陣に追い込もう!
空自習志野分屯地第一高射隊へのPAC3ミサイル配備を中止させよう
「教科書検定撤回」9・29沖縄県民大会大会に連帯し、文科省に抗議しよう

 テロ特措法によるインド洋に派遣された海上自衛隊の補給船が行っている給油の8割以上は、本来の任務アフガン作戦ではない、イラク攻撃に向かう米空母戦艦に対するものだった。
 3月入間基地に配備されたPAC3(新型地対空迎撃ミサイル「パトリオット3」)は、代々木公園や晴海埠頭での移動訓練も検討中。また、自衛隊が7月太平洋で「北朝鮮」を想定した500ポンド爆弾投下(空爆)演習を行っていた。
 “変貌”する自衛隊。小泉・安倍内閣・防衛省が画策する自衛隊を「専守防衛」の枠からはみだし、対外侵略戦争の軍隊としてリメイクする“再編”の現実は、国内テレピや新聞でもほとんどとりあげられていません。(最近やっと「朝日」が特集を組みました)しかし、外国報道(NYタイムス等)は注目しており、インターネットを通じて重要な情報が続々と発覚しています。
 沖縄戦での「集団自決」等の日本軍による住民への差別的な犠牲強要。この歴史的事実を隠蔽する歴史教科書記述を「検定」によって押しつけようとする文科省と、これを是認する安倍首相に、沖縄では全島あげての抗議の声があがっています。県議会や全市町村が抗議を決議し、95年の県民大会にならぶような大集会が29日宜野湾で開かれます。大会参加を含めて本土からも連帯の抗議行動を強めることを、百万人署名運動も決定しました。
 8,25-26京都での全国交流会では、新潟からの問題提起や富山の自治労から1万筆獲得の報告を受け、今秋のねじれ国会でのテロ特措法延長阻止の闘いと、習志野PAC3配備などに対する全国の反戦・反基地闘争を高揚させるなかで、未だ20万筆台にとどまっている「9条を変えるな」署名の当初目標を各連絡会が追求しようという方針が固められました。(全国通信に詳報)

 みなさん!百万人署名運動(97年スタート)はこの9月で11年目に入りました。
    賛同会費納入のお願い
さっそくですが、この9~12月に賛同期限の切れる方と団体には、9月末で1年経過という形にさせてもらって、更新のお願いと振込用紙同封しました。
 ご了承のうえ、更新=会費納入をよろしくお願いします。また旧年度中に期限が切れ更新されていない方にも振込用紙を同封していますので納入をよろしくお願いします。
 なお、8・6ヒロシマカンパは焔¥000,000になりました。本当に有り難うございました。

9/1パトリオットミサイルはいらない!習志野基地申し入れ行動

 津田沼駅頭宣伝約40名、基地門前申し入れ行動約50名の参加で圧倒的成功をかちとりました。
 今秋中とみられるPAC3配備阻止のため9月30日(日)の市民統一行動を成功させましょう。
 詳しくは同封のピラ(9/1で配布)をご覧下さい。

集めてください 「9条を変えるな!署名」 (8/26現在)

 県到達数 10,929筆(+551) カンパ○○○○○円

①街宣署名 (7/29~8/26)
回数  人数  署名 ビラ配付
計 7回  26人 501筆   560枚

②個人・団体より  50筆
  ●2名の方より  50筆
 
 9月の予定   ~省略~

千葉県連絡会通信 2007/8月号

県連絡会通信 web版 (2007年8月号より)

8・6ヒロシマ大行動千葉からも大きな結集を

 当通信の先月号に引き続き、再度皆様に呼びかけます。第9回目となる「8・6ヒロシマ大行動」を、千葉県からも大きな結集をもって成功させましょう!
 被爆62周年、あろうことか日本の閣僚の口から原爆を正当化する暴言が飛ぴ出すに至りました。久間章生・前防衛大臣の「原爆投下しょうがない」発言です。
 この発言の根本は、アメリカの帝国主義的世界戦略を徹底的に擁護し、そのためには民衆の「いのち」や「くらし」などは無慈悲にも切り捨てる安倍政権の姿勢そのものです。原爆犠牲者や被爆者の方々の怒りはいかぱかりのものかと思います。
 参院選の繕果次第により、本号がお手許に屈く頃には安倍政権はすでに退陣しているかもしれませんが、こうした発言を生み出す政治のあり方に対して、被爆地ヒロシマから「NO!」の声を上げていこうではありませんか。
 7月26日現在、千葉県からの参加予定者は○○名、ヒロコシマカンパは00000円をお寄せいただいています。これから参加ご希望の方は県連絡会事務局まで、至急ご一報ください。入場チケットをお渡しします。また、ヒロシマカンパも引き続き受け付けております。
 皆様の積極的なご参加・ご協力を、よろしくお願いいたします。

【日時】8月6日(月)集会12:30~、デモ15:OO~(平和公園解散)
【場所】広島県立総合体青館小アリーナ(広電「原爆ドーム前」電停)

9条を変えるな!百万署名ついに県内1万筆を突破しました!!
 県到達数 10378筆(+780) カンパ○○○○○円(7/22現在)

①街宣署名   
 (6/24~7/22)
回数   人数 9条署名   ビラ
計 7回 26人 620筆   480筆+α

②個人・団体より   
  ●1団体(松戸)より 160筆

【注】当初予定の「憲法9条シール投票」は雨天のため延期とし,通常の署名活動に変更しました。
 
 8月の予定   ~省略~

松崎・浦安市長、「国防は国民の義務」と暴言!

 浦安市議会の6月定例会で、松崎秀樹市長の口から憲法違反の大暴言が飛び出しました。広瀞明子議員(無所属)の一般質間に対する答弁です。広瀬議員は、防衛庁出身でありながら平和憲法堅持・自衛隊海外派兵反対を訴え、「市民を戦争に巻き込む」として有事法制に基づく「国民保護計画」の策定も拒否している小池清彦・新潟県加茂市長の姿勢を引きながら、「国民保護計画」で市民の生命や財産が本当に守れるのかと松碕市長を追及。それに対し市長は、「国防は国民の当然の義務。保護計画を策定しない他市の事例など調べるつもりもない」と言い放ったのです。当然ながら、憲法第3章の「国民の権利及ぴ義務」に「国防」などという項目はありません。憲法に根拠のないものを「義務」だと言い募り、この国の戦争国家化を後押しする松崎市長を、厳しく弾劾します。県内他市町村においても、首長や議員による憲法違反の暴言・妄言の事例があれぱ、ぜひ県連絡会事務局までお知らせください。

ドキュメンタリー映画「あんにょん・サヨナラ」上映会

 7月22日(日)、日本キリスト教団浦安教会で行われた、ドキュメンタリー映画「あんにょん・サヨナラ」の上映会に参加してきました。日本軍に徴用され戦死した父を持つ韓国の李煕子(いひじゃ)さんが、勝手に「英霊」として合祀された靖国神社から父を取り戻すための闘いの記録です。
 李さんの父の墓には名前が刻まれていません。靖国から父を取り戻したときに、はじめて名前を刻むことができる。そのために靖国神社や日本人のあり方を、李さんは鋭く問い、告発しています。

 そして上映終了後、浦安市行政による街頭活動監視問題について、私からアピールさせていただきました。市委託の警備会社が駅前で行われている街頭活動に関し、「団体・会社名」「時間」「人数」などを細かく記入した日報を市に提出しています。これもまた、共産党が公表した自衛隊による市民監視文書問題と同根の、重大な人権侵害です。この実態に、参加着の皆様は一様に驚かれたようでした。(M)

千葉県連絡会通信 2007/7月号

県連絡会通信 web版 (2007年7月号より)

行こう! 8・6ヒロシマ大行動へ 弾劾! 久間発言

 被爆62周年の今年のテーマは「改憲阻止!ヒロシマの力で」そして「労働者の団結で、核と戦争をとめよう!」。実行委員会のビラを同封してあります。4日には青年労働者交流集会、5日には国際連帯集会、労働者産別交流集会も組まれています。「8・6」から安倍改憲内閣打倒!の闘いを広げましょう。
 ■8・6ヒロシマ参加希望者は、県事務局までお知らせください。(TEL043-202-7820)参加券あり
 ■行けない方も賛同(個人1口1000円)と千葉からの派遣カンパにご協力下さい。いくらでも構いません。

参院選”ヒロシマ”から栗原君子さん(9条ネット)を国会へ送ろう

 今国会での数々の暴挙をはじめ、安倍政権は、国民大衆を不安定雇用・ワークプアー、そして年金破産の絶望的状態に追いやる一方で、恥ずべき戦争・軍隊の歴史(イアン婦・集団自決)を隠蔽し、「戦後レジームの脱却」だと、再び「政府の手によって戦争の惨禍」(憲法前文〕を招き寄せようとしています。
 参院選は、安倍・自民も「改憲」を問うとしている重要な選挙ですが、広島県連絡会から、全国に向けた選挙よびかけが発せられています。毎年8・6ヒロシマ大行動の先頭にも立っておられる「百万署名」の呼びかけ人の一人、栗原君子さんが、今参院選に「9条ネット」比例区候補として立候補されます。
 安倍の戦争・改憲政策と、真正面から戦える国会議員として、栗原さんをぜひ送り出しましょう。
 まわりの方にもよびかけるなど、みなさんの熱いご支援をお願いします。
 栗原さんのリーフ欲しい方は送ります。事務局(TEL043-202-7820)まで必要部数をご連絡下さい。

「9条を変えるな!署名」集めて送ってください 
 県到達数 9598筆(+294) カンパ○○○○○円(6/17現在)

①街宣署名   
 (6/3~6/17)
回数  人数  署名 ビラ配付
計 6回  10人 185筆   130枚

②個人・団体より  109筆
  ●3名の方より  24筆
  ●○○教会から 13筆

【会計報告】  ~省略~

7月の予定   ~省略~

 □習志野駐屯地への“PAC-3”配備に関する学習会
 PAC-3とは、新型の対空ミサイルのパトリオットⅢのこと。飛来する敵のミサイルを空中で把捉し迎撃する地上発射型の‘高性能’(1発5億円)ミサイルです。「在日米軍再編」のもとで「集団白衛」を志向する政府防衛省・自衛隊は、「北の脅威」に対抗するミサイル防衛(MD)計画システムの「基幹」をなすものとして全国配備を計画しています。すでに報道されたように、昨年秋沖縄の米軍の嘉手納基地と、3月末に埼玉の入間基地(空自)に、警察力で抵抗を排除して配備が強行されました。

 このミサイルが、成田空港を背後に控える習志野駐屯地にも配備されるということで、急遽、私たちは6月10日(日)船橋勤労市民センターで、小多基実夫さん(元反戦自衛官)を講師に、このPAC-3について、この配備計画のもつ全体的意味などについて学び合う、学習会をひらきました。
 当日は、あいにくの強い雨のなかを、入間で搬入阻止を闘われた「埼玉市民行動」のIさんや、成田空港反対同盟と共に闘っているHさんもふくめ、京葉連絡会を中心に20人ほどが集まられました。

 元「ナイキ」基地にいた小多さんの話で、まず明らかにされたのはミサイルの「性能」です。マッハ5で飛んでくるミサイルに命中させる確立が、いかに低いか。次にその危険性。もし、当たったらどうなるか?(PAC-3の射程は20km。)防衛省は、市民の質問にちゃんと答えていない(できない?住民の安全は考えていない?)。結論として、このミサイル配備は、「軍事」的有効性よりも「政治」的な目的から決定されているとしか考えられない。ちなみにMD予算は07年2536億円。07年度は124発をロッキード・マーチン杜から調達。ライセンス生産で既に生産に入っていろ三菱重工が08年度分から納入する。

 習志野への配備阻止のためにこれから県内運動を広げる必要があります。中の自衛隊員への働きかけ、できるだけ幅広い参加者の陣形づくりの必要性などが小多さんやIさんから強調されました。

千葉県連絡会通信 2007/6月号

県連絡会通信 web版 (2007年6月号より)

またまたやります! 憲法9条シール投票

 5月14日(月)、数々の問題を積み残し、渦巻く反対・疑間の声を蹴散らしながら、改憲のための手続法=「国民投票法」が参議院本会議で強行可決・成立させられてしまいました。平和憲法の改悪を絶対に許さない立場から、徹底的に弾劾するものです。政権与党の自公両党はもちろんのこと、最後まで抵抗姿勢を保てず、1名の造反者(渡辺秀央議員)まで出した民主党の責任も、限りなく重大です。
 次期国会からは衆参両院に「憲法審査会」が設置され、改憲を前提とした論議の進展が狙われています。加えて、改憲を推進する財界の資金力をバックに、広告代理店の「電通」や「博報堂」などが持つノウハウを駆使したメディア戦略も、巧妙に仕掛けられていくことが予想されます。
 そうした流れに対抗し、より多くの市民に平和憲法のことについて考えを深めてもらい、そして戦争反対・憲法改悪反対が民衆の多数派であることを示していくために、改めて「憲法9条守る?変える?シール投票」に取り組むことといたしました。決して少なくない「憲法9条を知らない」「関心がない」という層に、効果的に呼びかけていく機会にしたいと考えています。
 これまでは「全国シール投票」の一環として行いましたが、今回は私たち百万人署名運動・千葉県連絡会単独での取り組みとなります。皆様の振るってのご参加を、心よりお待ちしております。
【日時】 ~省略~(飛び入り大歓迎 希望者はお問い合わせ下さい。)
【場所】 ~省略~

☆4・29シール投票リポート!
 4月29日(日)、千薬市内で、「憲法9条守る?変える?全国シール投票」を、14名の参加でにぎやかに実施しました。結果は次の通りです。

   9条を守る  244票(80.0%)
     変える  20黒(6.6%)
   わからない  41票(13.4%)

 今回は風が強かったものの、好天に恵まれ、よいシール投票日和となりました。
 私は主にマイクアピールで投票の呼びかけを行ったので、全体的な反応ぷりはよくわかりませんでしたが、やはり「9条って何?」という人が多かったようで、そういう人にはチラシに書かれている9条の条文を示して、考えてもらいました。中高生くらいの往来が多い場所なので、「憲法の3本柱のひとつが平和主義。それに関わる9条を守るか、変えるかの投票です」などと、少し工夫しながら呼ぴかけました。若い世代の投票が好調なのと同時に、普段は署名になかなか応じてくれない中高年年の「オトナ世代」の人々や、家族連れの人々も気軽に投票していくのが印象的でした。(M)

9条を変えるな!百万署名 
 県到達数 9304筆(+665) カンパ○○○○○円(5/27現在)

①街宣署名   
 (4/28~5/27)
回数   人数 憲法 国民投票
計 12回 38人 641筆    56筆

②個人・団体より   
  ●3名の方より 24筆

【ご報告】当通信4月号で呼びかけました「国民投票法案」反対署名は、合計330筆集まりました。ありがとうございました。超いい加滅な審議での強行成立は許せません。こうした事態を迎え、今後ますます「9条を変えるな!」署名が重要になってきました。一層の署名推進にご協カをお願い」します。
 
 6月の予定   ~省略~

県連絡会通信6月号別添はこちらです。
 去る4/28に行われた千葉県連絡会の総会のリポートを,別紙で作成しました。

千葉県連絡会通信 2007/5月号

県連絡会通信 web版 (2007年5月号より)

9条を変えるな!百万人署名 100万達成めざし 5・19全国集会へ!

 改憲投票法は,与党が4月13日,衆院採決を強行し,現在参院憲法調査特別委員会での審議に移っています。連日の長丁場の審議で審議時間だけが積み重ねられ,5月7日(月)(名古屋・仙台に続く)札幌と博多の地方公聴会の開催が決まり,連休明けにも採決強行かという状況です(衆院審議時間の8掛けだという風説によれば)。
 改憲投票法が成立すれば,7月参院選後の臨時国会から「憲法審査会」が設置されます。改憲原案の審査や提出の権限は3年間凍結となっていますが,原案の協議や議論は可能です。安倍政権は2010年の改憲発議,国民投票実施をもくろんでいます。

 改憲投票法の成立は,9条改憲・戦争へ一直線に向かう歴史的な暴挙です。あくまで参院での廃案をめざし,怒りの批判と行動で戦争準備を許さない闘いを強めていかなければなりません。
 安倍首相はまた,集団的自衛権を容認するための法整備や解釈改憲を急ぐことも発表しています。
 職場・街頭・地域で出来るところでどんどん反対の声をあげていきましょう。署名行動,座り込み行動,集会への結集,学習会など自分の出来ることから始めていきましょう。国会行動への結集も強めていきましょう。

 とめよう戦争への道!百万人署名運動は5月19日(土),「いまこそ改憲阻止へ!5・19全国集会」を開催します。会場は国会近く,三宅坂交差点の社会文化会館大ホールです(千代田区永田町1-8-1)。集会後は国会周辺をデモ行進します。
 千葉県連絡会は4月28日総会を開き(詳細は次号)今一度,9条改憲阻止の運動を地域からつくっていこうと決めました。今こそ改憲阻止へ! 5・19全国集会へのご参加を訴えます。

会計報告 ~略~

賛同会費納入のお願い
 2007年5月~8月に賛同期限が切れる方・団体に、「更新のお願い」と振込用紙を同封しました。該当する皆様は、07年5月末で1年経過という形にさせていただきましたので、ご了承ください。
 また、07年4月までに賛同年期間が切れて、まだ更新されていない方・団体にも、振込用紙を同封させていただきましたので、会費の納入をどうかよろしくお願いいたします。

9条を変えるな!百万署名 
 県到達数 8639筆(+2271) カンパ○○○○○円(4/24現在)

①街宣署名   
 (3/1~4/22)
回数   人数 憲法 国民投票
計 9回 31人+α 385筆    5枚

②個人・団体より   
  ●8人の方より 136筆
  ●団体より   1840筆

 5月の予定   ~省略~

4・28千葉県連絡会総会 開催

 4月28日,船橋勤労市民センターで千葉県連絡会の総会が29名の参加で開かれました。全国事務局のKさんを講師に,国会での改憲投票法の審議状況を学習し,あわせて私たちの運動の拡大を図るために全員で意見を出し合い交流しました。参加者のみなさんありがとうございました。

国民投票法案阻止 4・11行動(東京・弁護士会館クレオ) (抜粋)

 4月11日、「国民投票法案阻止・4.11行動」へいってきました。
 主催者の「憲法と人権の日弁連をめざす会」の高山俊吉さんは、「本日は労働者・市民・学生や弁護士の多くの仲間が集まっています。真剣であいまいさのない闘いをやろう。本日・明日の闘いが重要です。だがこれは体制側の危機なんです」とあいさつ。

 東京大の教員・高橋哲哉さんは「改憲へ向けつっ走っているからこそ強行採決しようとしている。改憲前夜というのは、明治維新についで重大な事態。憲法9条の改悪で強力な軍隊が復活する。これが9条改悪の目的。内村鑑三は1893年に、教育勅語不敬事件を起こす。政治的自由と良心の自由は、かかる試練なくしてありえない、と訴えた。そんな日本にさせないためにも闘っていく」と講演。

 その後500人が水谷橋公園までデモを行いました。  (W)
 (注:改憲投票法案は、4/12衆院特別委員会で、13日衆院本会議で強行採決されました。徹底弾劾します)

千葉県連絡会通信 2007/4月号

県連絡会通信 web版 (2007年4月号より)

千葉県連絡会総会を開催! さらなる運動の発展をめざして

 賛同人の皆様におかれましては、日々各方面でご活躍・ご奮闘のことと存じます。
 さて、私たち百万人署名運動・千葉県連絡会では来たる4月28日(土)、県連絡会総会を開催することに決定しましたので、ご案内させていただきます。

 改憲手続法の「国民投票法案」が今国会で早期に成立させられようとしています。「自らの任期中の改憲」を公言してはばからず、「戦争のできる国づくり」が唯一にして最大の政治目標である安倍攻権に、私たちは厳しく対峙し、平和憲法の改悪絶対反対、「9条を変えるな!」の百万人署名に取り組んでいます。しかし、遺憾ながら署名数は伸ぴ悩み、当初の目標にはほど遠い状況です。

 現状を打破するための知恵を皆様で出し合い、また「国民投票法案』などの直面する課題についての学習を深める機会にしたいと考えています。皆様のふるってのご参加を、心からお待ちしています。
【日時】 ~省略~
【場所】 ~省略~

☆メーデー街宣&憲法9条シール投票にご参加を☆

 連合千葉メーデーが28日(土)、千葉労連メーデーが5月1日(火)に開催されます。私たち百万人署名運動は、今年も両メーデーに出かけ、9条署名を集めます。労働組合や組合員自身の多くが労働組合の存在意義を十分に認識できないような昨今ですが、だからこそ「労働者こそが社会を変えられる」「労労働者の団結で平和憲法の改悪をとめよう」と参加者(組合員やその家族)に訴えかけていきたいと思います。また29日(日)には、『憲法9条守る?変える?全国シール投票」を実施します。昨年も「9条」「米軍再編」「教基法」のテーマでシール投票を取り組みましたが、平和憲法を取り巻く状況が緊迫の度合いを増した状況下で行う今回のシール役票は、とりわけ重要な意味を持つと思います。メーデー街宣とシール投票へのご参加も、ぜひよろしくお願いします。

☆“「憲法改正手続き法案」廃案に関する請願署名”のお願い☆

 改憲のための国民投票法案」=「憲法改正手続き法案」の問題点については、一般的な関心は決して高いとは言えず、「国民投票で決めるならいいではないか」という誤った理解も存在します。そうした状況の中で安倍政権が「早期成立」を強行することは許されません。今回、「九条の会・さいたま」が呼びかける、同法案の廃案を求める署名用紙を同封しましたので、ご協力をお願いします。署名いただいた用紙は、百万人署名運動・千棄県連絡会宛にお寄せください。私たちで集約をいたします。

~統一地方選~ ~省略~

9条を変えるな!百万署名 
 県到達数 6368筆(+608) カンパ○○○○○円 (3/27現在)

①街宣署名   
 (2/11~3/21)
回数 人数 憲法 ビラ配付
計 10回 23人 454筆  955枚

②個人・団体より   
  ●千葉のかたより 41筆
  ●団体より     23筆

 4月の予定   ~省略~

千葉県連絡会通信 2007/3月号

県連絡会通信 web版 (2007年3月号より)

改憲へまっしぐら「国民投票法案」の危険性を訴え,制定阻止へ!

 安倍首相は任期中の憲法改悪を公言し,改憲のための国民投票法案を5月3日までに成立させようとしています。国民投票法案の成立を許せば,9条改憲にまっしぐら。この法案は改憲手続き法そのもので,秋の臨時国会から改憲原案の審議が始まるという仕組みになっています。
 しかし,安倍内閣は”強気”の構えとは裏返しにグラグラ状態です。首相の支持率はどんどん下がっています。民営化・規制緩和の下,ワーキングプア層が拡大し,生活破壊への怒りは高まっています。

 教育基本法の改悪が強行されましたが,改悪の実体化を許さない闘いはこれからです。関連法案の成立を阻止しましょう。教育労働者の「日の丸・君が代」不起立の闘いを共に闘いましょう。
 9条改憲反対の百万人署名を集めることに全力をあげるとともに,改憲国民投票法案の制定阻止へ,全力で動いていきましょう。国会の山場には断固として国会前の闘いへ駆けつけましょう。
 ”改憲まっしぐら”法案の重大性を徹底的に訴え,法案阻止・9条改憲絶対反対の力をつくりだしていきましょう
 イラクにおける米軍増派や航空自衛隊の支援活動を許さないため,「3・18全世界一斉デモ」@日比谷に全力で参加していきましょう。

9条を変えるな!百万署名 
 県到達数 5760筆(+589) カンパ○○○○○円 (2/18現在)

①街宣署名   
 (1/28~2/18)
回数 人数 憲法 ビラ配付
計 4回 17人 398筆  630枚

②個人・団体より   
  ●千葉のかたより 46筆
  ●団体より    145筆

 3月の予定   ~省略~

2・17憲法・教育基本法改悪に反対する千葉県民集会

 県高教組主催の「教育基本法『改正』の意味を問い平和憲法を守る千葉県民集会」が,17日(土)午後県労働者福祉センターを会場に300人の参加で開かれました。講演を行った,教基法改悪阻止全国連絡会の呼びかけ人の1人小森陽一さん(東大教授;近代に本文学)は,「改正」教基法と自民党の憲法「改正」案の条文を「解読」しながら,安倍政権の進めている「国づくり」がいかなるものかを指し示されました。改憲・教基法改悪のねらいが,「米軍再編」とも一体の,自衛軍が支配権を握りうる「戦争国家」づくりにあると,明快に指摘してみせて下さいました。集会後は千葉駅までデモも行いました。

河原井さん,根津さんらの「君が代」懲戒処分をさせない署名のお願い

 東京都教育委員会は2006年春に「君が代」不起立で河原井純子さんに停職1カ月,根津公子さんに停職3カ月の処分を出しました。07年3月の卒業式でも彼女らは不起立を決意しています。
 河原井さん・根津さんにこれ以上の懲戒処分を出させないために,署名の取り組みをお願いします。

 署名は次のどちらでも結構ですのでお送り下さい。
  〒186-0001 国立市北1-1-6 コーポ翠1F
                 多摩島嶼地区教職員組合
  〒260-0017 千葉市中央区要町2-8 DC会館1F 
                百万人署名運動千葉県連絡会

統一地方選 地方議会に憲法改悪反対の議員を!

 百万人署名運動の賛同人や賛同団体から,4月地方選に次の方々が立候補されます。今の情勢の中で議会に「反戦・憲法改悪反対」の議員が存在することの意義ははかりしれません。方々の当選のために応援して下さい。
~省略~

千葉県連絡会通信 2007/2月号

県連絡会通信 web版 (2007年2月号より)

いま一度訴えます!署名運動で改憲の嵐を!!

 教育基本法改悪と防衛庁の「省」昇格を強行した安倍内閣は、その波に乗り、7月参院選の争点に「憲法改正」を据えると明言しています。また「核武装論議」容認など、閣僚や自民党幹部の暴言も相次いでいます。まさに、平和憲法が重大な挑戦にさらされています。問題がより深刻なのは、それがマスコミでも、また一般大衆レベルでもさほど問題にされない状況にあることです。言い換えれば、「憲法」とか「平和」といった価値観が、多くの人々にとってもはや意識の中から遠のきつつあるのではないかということです。このままでは、安倍首相以下の改憲勢力の思い通りに憲法が改悪されてしまうでしょう。これは、平和憲法を支持する私たちにとって、絶対に避けなければならない事態です。
 そのために賛同人及ぴ協力者の皆様にいま一度、心から、署名取り組みを訴えます。今回、改めて「9条を変えるな!」の署名用紙を同封しました。ご家族や友人・知人、労働組合・市民グループなど、各層、各場で署名をよぴかけ、改憲反対の声を大きなものにしていきましょう。また、署名街宣活動に参加し、1人でも多くの道行く市民に“自分の言葉で”平和憲法の意義や改憲が狙う意図を語りかけ、改憲反対の世論喚起につなげていきましょう。いまこそ本気になって、署名運動で風をおこそう!

9条を変えるな!百万署名 
 県到達数 5171筆(+547) カンパ○○○○○円 (1/21現在)

①街宣署名   
 (12/24~1/21)
回数 人数 憲法 ビラ配付
計 5回 23人 538筆 1010枚

②個人・団体より   
    ~略~
  ☆これまでに暑名をお寄せいただいた方々☆(順不同)
   ●団体 8 ●個人73名(1/22現在)

 …ご協力まことにありがとうございました。繰り返しになりますが、これからも個人・団体での署名取り組み大歓迎です。どしどしお寄せください。

 2月の予定   ~省略~

市東さんの農地を奪うな!12・10講演集会開かれる

 成田市天神峰の市東孝雄さんの農地が成田空港会社NAAに奪われようとしていることは、当通信の昨年10月号でお知らせした通りですが、農民保護が目的のはずの農地法を悪用して空港建設のために農地を取り上げる不当牲と、新自由主義・グローバル化の中で政府による農業つぷしがいよいよ本格化してきていることを告発すぺく、「農地・農業を考える12・10講演集会」が県労働者福祉センターで150名の参加で閉催されました。三里塚空港建設反対の人々はもとより、農業・食の安全の問題、環境問題、公共事業の問題に関心を持つ人々を幅広く結集させるものとなりました。
 講演では、秋田・大潟村の稲作農家、坂本進一郎さんが「あきたこまち1俵の生産者価格が1万1千円。採算ラインは1万6千円だから、まるで5千円札をコメ袋に貼り付けて出荷しているようなものだ」「トヨタ1社の世界年間売り上げが、日本の農民全部の年間売り上げの金額と同じ。これを市場で比較すること自体がおかしい」と、人間のいのちを支える農業が市場原理で切り捨てられることに警鐘を鳴らしました。
 市東孝雄さんも「カネで何でも解決できるという風湖に、県の農地課の役人までもが染まっている。農業はただ単にカネの問題ではない。県内で毎月300件もの農地がつぶされている現状がいいわけない」と語り、農民のこころと市場原理は相容れないことを訴えました。
 (Tさんの参加報告及び空港反対同盟のブログを参照しました)

日本山妙法寺・安田純さんを通して見る世界の平和運動

 12月21日(木)、標記の講演会がJR新浦安駅前の「浦安市民プラザWave101」で行われました(憲法を考える会(浦安)主催)。安田さんは日本山妙法寺の尼僧で、ガンジーの非暴カ主義に傾倒し仏道へ。現在はアメリカを拠点に、さまざまな平和運動を実践されているそうです。
 先住民とともに米大陸踏破の旅に出たり、ホワイトハウス前での断食行動を取り組んできて感じることは、アメリカの政治や社会が戦争の上に成り立っているとは言え、個人レベルでは真剣に平和について考える市民が決して少なくない。「反戦の母」シンディ・シーハンさんの訴えが全米の世論を突き動かしたのもその流れに位置づけられ、こうした1人ひとりの平和への思いを紡いでいくことがアメリカ社会のあり方を変えることにつながると、静かながらも確かな思いを込めて語られました。(M)