千葉県連絡会通信 2007/5月号

県連絡会通信 web版 (2007年5月号より)

9条を変えるな!百万人署名 100万達成めざし 5・19全国集会へ!

 改憲投票法は,与党が4月13日,衆院採決を強行し,現在参院憲法調査特別委員会での審議に移っています。連日の長丁場の審議で審議時間だけが積み重ねられ,5月7日(月)(名古屋・仙台に続く)札幌と博多の地方公聴会の開催が決まり,連休明けにも採決強行かという状況です(衆院審議時間の8掛けだという風説によれば)。
 改憲投票法が成立すれば,7月参院選後の臨時国会から「憲法審査会」が設置されます。改憲原案の審査や提出の権限は3年間凍結となっていますが,原案の協議や議論は可能です。安倍政権は2010年の改憲発議,国民投票実施をもくろんでいます。

 改憲投票法の成立は,9条改憲・戦争へ一直線に向かう歴史的な暴挙です。あくまで参院での廃案をめざし,怒りの批判と行動で戦争準備を許さない闘いを強めていかなければなりません。
 安倍首相はまた,集団的自衛権を容認するための法整備や解釈改憲を急ぐことも発表しています。
 職場・街頭・地域で出来るところでどんどん反対の声をあげていきましょう。署名行動,座り込み行動,集会への結集,学習会など自分の出来ることから始めていきましょう。国会行動への結集も強めていきましょう。

 とめよう戦争への道!百万人署名運動は5月19日(土),「いまこそ改憲阻止へ!5・19全国集会」を開催します。会場は国会近く,三宅坂交差点の社会文化会館大ホールです(千代田区永田町1-8-1)。集会後は国会周辺をデモ行進します。
 千葉県連絡会は4月28日総会を開き(詳細は次号)今一度,9条改憲阻止の運動を地域からつくっていこうと決めました。今こそ改憲阻止へ! 5・19全国集会へのご参加を訴えます。

会計報告 ~略~

賛同会費納入のお願い
 2007年5月~8月に賛同期限が切れる方・団体に、「更新のお願い」と振込用紙を同封しました。該当する皆様は、07年5月末で1年経過という形にさせていただきましたので、ご了承ください。
 また、07年4月までに賛同年期間が切れて、まだ更新されていない方・団体にも、振込用紙を同封させていただきましたので、会費の納入をどうかよろしくお願いいたします。

9条を変えるな!百万署名 
 県到達数 8639筆(+2271) カンパ○○○○○円(4/24現在)

①街宣署名   
 (3/1~4/22)
回数   人数 憲法 国民投票
計 9回 31人+α 385筆    5枚

②個人・団体より   
  ●8人の方より 136筆
  ●団体より   1840筆

 5月の予定   ~省略~

4・28千葉県連絡会総会 開催

 4月28日,船橋勤労市民センターで千葉県連絡会の総会が29名の参加で開かれました。全国事務局のKさんを講師に,国会での改憲投票法の審議状況を学習し,あわせて私たちの運動の拡大を図るために全員で意見を出し合い交流しました。参加者のみなさんありがとうございました。

国民投票法案阻止 4・11行動(東京・弁護士会館クレオ) (抜粋)

 4月11日、「国民投票法案阻止・4.11行動」へいってきました。
 主催者の「憲法と人権の日弁連をめざす会」の高山俊吉さんは、「本日は労働者・市民・学生や弁護士の多くの仲間が集まっています。真剣であいまいさのない闘いをやろう。本日・明日の闘いが重要です。だがこれは体制側の危機なんです」とあいさつ。

 東京大の教員・高橋哲哉さんは「改憲へ向けつっ走っているからこそ強行採決しようとしている。改憲前夜というのは、明治維新についで重大な事態。憲法9条の改悪で強力な軍隊が復活する。これが9条改悪の目的。内村鑑三は1893年に、教育勅語不敬事件を起こす。政治的自由と良心の自由は、かかる試練なくしてありえない、と訴えた。そんな日本にさせないためにも闘っていく」と講演。

 その後500人が水谷橋公園までデモを行いました。  (W)
 (注:改憲投票法案は、4/12衆院特別委員会で、13日衆院本会議で強行採決されました。徹底弾劾します)

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