千葉県連絡会通信 2007/1月号

県連絡会通信 web版 (2007年1月号より)

与党による政府教育基本法「改正」法案の採決に抗議し、教育の自由と平等、そして「平和の砦」としての学校を獲得することをあらためて訴える (抜粋)

(「教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会」呼びかけ人のアピール 2006年12月22日付け)

 2006年12月15日の参議院本会議において、自民党・公明党の与党は教育基本法「改正」法案の採決を強行しました。この法案に関する主権者の合意形成のプロセスには大きな疑問があります。臨時国会では、形式的な審議時間の消化が最優先され、政府法案の中身について十分な審議は行われませんでした。各種の世論調査でも、今国会での成立に反対する人々は過半数を超えていました。こうした状況であるにも関わらず、審議を一方的に打ち切り、「数の力」によって強行されたこの採決に、私たちは心から怒りをもって抗議します。
 しかし私たちは絶望していません。希望はあります。組織・団体の枠を超えて教育基本法改悪反対の一点でつながる運動が全国各地で広がりました。
 今後は改悪教育基本法を実効ならしめるための関連法案が提出され、具体的な動きが始まります。また戦後まがりなりにも「平和の砦」として存在してきた学校を、「日の丸・君が代」強制など「愛国心」教育の徹底によって、「戦争の担い手」を育成する場へと変えていくことが狙われるでしょう。改悪教育基本法が教育現場で具体化する動きを阻止する闘い、そして日本国憲法・子どもの権利条約と矛盾する改悪教育基本法を無効化させる闘いを通して、私たちがこれまでつくり出してきた新たな連帯をさらに広げていくことができた時、これからの展望が開けてきます。
 教育の自由と平等、そして「平和の砦」としての学校を獲得するための真の闘いはこれからです。「今日の困難」を「希望の前夜」とするために、私たちの力を合わせましょう。
  (全文は全国連絡会のHP,http://www.kyokiren.net/indexをご覧ください)

「木蓮の蕾の中に秘めた春」(「通すな!!通信」最終号 06/12/20付け Wさんより)

12/15国会前総括集会(「11・5労働者集会実」主催)の発言(被処分者・都高教Fさん)より
私たちはこの怒りを現場のなかで燃えたぎらせ、周りに火をつけることが求められている。9・21判決はこのままでは紙切れだ。しかし、逆に言えば改悪法だって紙切れにすぎない。現場の教育労働者が従わなかったら、まさに絵に描いた餅。私たちはこれから新たな教育基本法を現場でつくりましょう。

 1月の予定   ~省略~

《活動報告》
9条を変えるな!百万署名数 
 県到達数 4624筆(+593) カンパ○○○○円 (12/21現在)

①街宣署名   
 (11/24~12/21)
回数 人数 憲法 ビラ配付
計 8回 20人 329筆 155枚

②個人・団体より   
    ~略~