1.10・5首都反戦大デモから11・2労働者集会へ!

9月7日、石破首相が辞任を表明。労働者人民の戦争・物価高・生活破壊に対する怒りで石破政権を打倒しました。8・6広島闘争の勝利に続く大勝利です!
10・5反戦大デモは米日帝国主義による中国侵略戦争を阻止し、パレスチナ大虐殺を絶対に許さない闘いです。米トランプ大統領は国防省を戦争省に名称変更する大統領令に署名し、「防衛だけではなく攻撃も必要だ」と中国侵略戦争へのむきだしの戦争意志を表明しました。2023年10・7パレスチナ蜂起から2年。イスラエルは、10月7日までに100万人が暮らすと言われるガザ市からのパレスチナ人の撤退を求め、10月7日以降もガザ市に留まるパレスチナ人を「ハマスの構成員」とみなして、皆殺しにしようとしています。絶対に許すことはできません!
10・5反戦大デモで米日帝国主義による中国侵略戦争を阻止し、パレスチナ大虐殺を止めましょう!
10・5反戦大デモの大爆発から動労千葉などが呼びかける11・2全国労働者総決起集会に突き進もう!
◆10.5全国集会&渋谷反戦デモ
日時:10月5日(日)午後1時~
場所:青山公園・南地区 (東京都港区六本木7-23
東京メトロ千代田線「乃木坂」駅 5番出口 徒歩3分)
2.成田拡張=軍事空港粉砕! 市東さんの農地を守ろう! 石破政権打倒!
10・12三里塚全国集会へ集まろう!
「中国・アジアでの戦争の切迫に対して、今こそ『空港絶対反対』『農地死守・実力闘争』のスローガンを高々と掲げ、反戦・反権力の砦として闘う」という反対同盟の決意に応え、全国から成田市赤坂公園に集まりましょう。南台農地の強奪を認めた3・24耕作権裁判・千葉地裁判決は中国侵略戦争のための農民殺し判決であり、絶対に許すことはできません。
「第2の開港プロジェクト」(発着回数・敷地面積の2倍化、3500㍍滑走路2本の建設、ターミナル・鉄道・貨物地区を再編・統合)は、最大の民間空港である成田の軍事基地化の攻撃に他なりません。
「第2の開港」は粉砕できます。成田空港会社(NAA)が26日に発表した用地取得率は78%(民有地)で3月末の時点から4%増えただけです。「今年度中に用地取得にめどを」と豪語していたNAAの藤井直樹社長が、「機能強化自体に理解が得られない地権者も一定程度いる」と言わざるを得ない絶望的な状況です。半世紀を超え空港建設を実力で阻んできた反対同盟・三里塚闘争への注目と信頼が集まっています。10・12集会に集まり、大行進の旗を林立させる大デモに立とう!
◆日時:10月12日(日)正午
場所:成田市赤坂公園(成田ニュータウン内) 主催 三里塚芝山連合空港反対同盟
3.街宣・署名行動等。メッセージボードを持ってスタンディングしましょう!
9 /21(日) 14:00 星野大坂街宣(署名集め) 15:30事務局会議
10/ 4(土) 11:00 大行進街宣(国鉄1047名解雇撤回署名集め)
10/11(土) 11:00 汚染水実行委 青木美希講演会宣伝
4.特集 非核三原則の見直しについて
非核三原則見直しと「核共有」も主張―元統幕長ら日米高官が提言
非核三原則「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」
→「持ち込ませず」を「撃ち込ませず」に変更せよという提言批判
「『核の傘』を本物に」と題する提言が作成され、非核三原則の「持ち込ませず」を「撃ち込ませず」に転換せよと主張されています。これは政府や自衛隊の元高官らが6月2日に発表したものです。
「撃ち込ませず」とは、トランプ政権が強行したイラン核施設への空爆と同じことをやるべきだということです。核攻撃も核戦争もやっていくということです。絶対に許すことはできません。
◯「持ち込ませず」を「撃ち込ませず」に
提言は、笹川平和財団の「日米・安全保障研究ユニット/安全保障・日米グループ」が発表した「日米同盟における拡大抑止の実効性向上を目指して/『核の傘』を本物に」という小冊子に掲載され、6月2日の記者会見で発表されました。
これは、今年3月に「日米同盟における拡大抑止の実効性向上のため」に開かれた会合をうけてまとめられたものです。その会合には、日本側から河野克俊元統合幕僚長、山崎幸二元統合幕僚長、武居智久元海上幕僚長、尾上定正元航空自衛隊補給本部長、兼原信克元国家安全保障局次長など、アメリカ側からデニス・ブレア元米国家情報長官・太平洋軍司令官、チャールズ・リチャード元米戦略軍司令官、ブラッド・ロバーツ元米国防次官補代理(核・ミサイル防衛政策担当)が参加しています。
提言は、①日米同盟の強化、②自衛隊の態勢強化、③日本国内の備えと見直しなどの項目があり、「提言2」として「非核三原則第3項『持ち込ませず』の見直し」が出されています。
「提言2」は、①日本の非核三原則のうち、核搭載米艦船及び米航空機の、寄港及び領海・領空通過さえ認めないという従来の「持ち込ませず」の解釈は、将来の緊急事態の発生に際して時の政権の判断で非核三原則の例外を認める、という政府見解に従って、見直す必要がある。②非核三原則のうち第3項「持ち込ませず」を「撃ち込ませず」に変更するべきである。さもなければ、米国の戦術核の作戦上の選択肢に関して、日本政府として発言権を失う。③これに伴い、日本国内への米国の核持ち込みや日米間の核共有の取り組み等を検討すべきである、というものです。
「持ち込ませず」を「撃ち込ませず」に変更するというのは、「撃ち込ませないために」米軍の核ミサイルを日本に「持ち込ませる」ということであり、180度の転倒です。それは現在、日米が進める中国への侵略戦争に向け、中距離核ミサイルなどの米軍核戦力を「中国と闘えるだけ日本に配備せよ」「日本自身も核戦力の運用主体となり、日本全土を核兵器の貯蔵庫兼発射拠点にせよ」ということに他なりません。
◯核ミサイル配備、核戦争を許さず闘おう
石破政権は再び侵略戦争に突き進むために沖縄・南西諸島の軍事要塞化を進めていますが、核配備の問題を避けて通れなくなっています。提言は日本政府・石破政権の意思を代弁し、核武装を推進しようというものです。
そもそも石破は一貫した核武装論者です。
昨年9月の自民党総裁選の過程では、アメリカの核兵器を日本で運用する「核共有」を提唱しました。同月下旬に米シンクタンクのホームページに掲載された寄稿では、「アジア版の北大西洋条約機構(NATO)創設」や「核の共有や持ち込み」の検討を主張しています。
「核共有」論は、元首相の安倍晋三がロシアのウクライナ侵攻に関連して2022年2月に「核共有」の議論を促したことを踏襲するものです。石破はそれ以前にも、17年に北朝鮮が核実験した時に「日米同盟の抑止力向上のため、国内への核兵器配備の是非を議論すべきだ」と語っています。
政府・自民党は一貫して改憲と核武装を狙ってきました。しかし、それでも「非核三原則」を宣言せざるを得ず、また核武装を論じることもできなかったのは、日本の労働者たちが反戦・反核の意志と闘いを貫いてきたからです。中国への侵略戦争は、開始されれば世界戦争・核戦争に行き着かざるを得ません。この戦争を絶対に許さず、「始まる前に阻止する」闘いにともにたちあがりましょう。
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◆「非核三原則」とは
1967年12月の国会答弁で佐藤栄作首相(当時)が表明したもの。「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」を意味する。その後、71年に沖縄返還協定が争われている時に、三原則は国会決議を経て「国是」と呼ばれるようになった。
しかし、日本政府が「平和国家」であろうとしたわけではない。そもそも敗戦国である日本としては、アメリカとの関係において、核兵器の保有も製造も当面は不可能な状況だった。「持たず」と「作らず」を政権として宣言した意味は、そうした現状をいったん追認したに過ぎなかった。
また、「持ち込ませず」がついたのは、佐藤政権が最大の課題としていた「日米安保堅持・米軍基地付きの沖縄返還」を進めるためには、沖縄に持ち込まれていた核兵器の撤去を約束せざるを得なかったからである。しかし、その一方で佐藤政権は米海軍の原子力潜水艦、原子力空母の寄港を受け入れてきた。しかも沖縄返還交渉では、「核抜き・本土なみ」を謳いながら、核の有事持ち込みの密約を日米間で交わしていた。(Kj)
5.8・6ヒロシマ行動報告(感想)

広島に来るのは何年ぶりだろう? 長期の休みが取りにくくなったのと金銭的な理由で昨年も行けなかったが、今年は戦後80年、更なる決戦情勢。学術会議法や能動的サイバー防御関連法など、あれよあれよと言う間にいともあっさりと軍国主義体制が敷かれていく危機感に、今年こそは「行くしかない!」と一時金の残りを搾り出して新幹線に乗った。宿も予約せず。
原爆ドーム前に陣取って徹夜で座り込み。夜は思ったより涼しく過ごし易かった。
騙し討ちで時間より早く来るかとヒヤヒヤしていたが、朝になり、いよいよ攻防が始まる。市職員が拡声器で「退去命令」を叫ぶ。こちらはスクラムを組む。最前線でスクラム組むと思ってなかったので、逮捕されたらどうしようと不安だったが、機動隊による「引っこ抜き」が遅々として進まず、その内に睡魔が襲って来る。
仲間の発言を聞いていて、圧倒的な正義性を確信しつつも、この闘いが世間からどう見られてるのか、ほとんどの人は、自分には関係のない事だと思い、係わり合いになりたくないとすら思っているのだろう。皆が他人事と思っている間に、戦争が始まっていく。
今、如何に周囲の労働者と対話していくのかーー。午後からの集会での高山さんの発言に考えさせられた。(Mk)
みなさん!8・6ヒロシマ大行動にたくさんのカンパを寄せていただき、ありがとうございます。カンパは143,000円集まりました。参加者中17名の方にトータル146,000円をお渡ししました。不足分は大行進千葉の会計より支出しました。(事務局)
6.保養報告 ゆったりとした夏保養になりました。
今回の保養は21回目になります。このように夏冬と12年間続けてこられたのは皆さんのご支援、カンパのおかげです。心から感謝いたします。
この夏も猛暑でしたが勝浦でゆったりと充実した保養ができました。ご家族は海水浴、観光を満喫したようです。交流の中で事故から十数年経過した今でも子ども、親の健康不安があり、悩みや多くの葛藤を抱えていることがあらためてわかりました。福島に寄り添いこれからも保養を継続していきたいと思います。
諸事情で参加できなかった家族もあり昨年の夏に続き1家族でしたので、保養のカタチを変え通年で利用できる保養の施設があればと考えています。「通年型」保養施設として「空き家」(一軒家)の物件の募集を始めます。
心当たりのある方は、よろしくお願いします。ご連絡お待ちしています。(Sm)
7.更新のお願い(大行進加入のお願い)
百万千葉は2025年4月を持って改憲・戦争阻止!大行進千葉に合流しました。百万人署名運動賛同会員の皆さんには、引き続き大行進千葉へのご賛同を心からお願いいたします。
2025年9月~12月に賛同会費の切れる皆さんに「大行進千葉への賛同のお願い」と振込用意(百万人署名運動千葉県連絡会名義の振込用紙をそのまま使います。)を同封しました。事務手続きの簡素化のため、この期間の皆さんはすべて9月末に「1年経過」とさせて頂きました。ご了承ください。また既に賛同期限が切れ、まだ更新されていない方にも同じものを同封しました。是非ともご継続をお願いします。なお年間賛同会費は、1口3,000円です。
8.今月の署名 96筆 (8/1~8/31)
大坂さん解放署名106筆(+23)。解雇撤回署名9筆(+4)。大軍拡・改憲反対署名29筆(+25)。
生業訴訟署名 50筆(+43)。改憲反対署名231筆(+1)
①街頭署名(街宣)
日時 場所 人数 改憲 大坂 計 ビラ
8/9千葉(大行進) 5 1 1 80枚
②会員から
大坂さん解放署名 2人から23筆、解雇撤回署名 1人から4筆、大軍拡・改憲反対署名 2人から25筆、生業訴訟署名 3人から43筆、計95筆 ありがとうございました。
インフォメーション
9/19(金)15:30 国鉄1047名解雇撤回裁判闘争 控訴審・東京高裁 デモ:13:30 日比谷公園霞門集合
9/19(金)18:00 関生を支援する千葉の会
9/20(土)10:00 大行進千葉全体会議
9/20(土)13:00 労働学校 「資本主義とはどういう社会か」 鎌倉孝夫さん DC会館
9/25(木)12:00 大坂正明さん奪還デモ&裁判所前街宣 デモ:12時日比谷公園霞門集合
9/27(土)13:00 学習会「婦民の闘いと女性解放闘争」
9/28(日)14:00 横須賀闘争 京急横須賀中央駅前 アピール後デモ
10/3(金)10:30 成田空港拡張差止裁判 千葉地裁
10/8(水)14:00 汚染水流すな! 千葉県実行委員会
10/13(月)13:00 ちば合同労組定期大会
10/14(火)14:00 大行進ニュース9月号発送・編集会議