欠陥機オスプレイの即時飛行停止を!

全機の飛行停止だったのに・・

昨年11月、鹿児島県屋久島沖で米軍横田基地のオスプレイCV22が墜落し8名の兵士全員死亡するというオスプレイ運用史上最悪な事故が発生しました。これを受け米軍、自衛隊のオスプレイ全機の飛行停止が行われました。
ところが3月8日、米軍は運用停止の解除を決定し、14日から沖縄の普天間基地のオスプレイの飛行を再開させました。自衛隊も飛行再開を決定し、3月21日より木更津基地周辺で飛行を再開させてのです。

「事故原因」が明らかにされないまま

木更津市長は自衛隊から「説明」されたと飛行再開を容認ししました。しかし事故原因が一切説明されることもなく容認したのです。
沖縄県知事はじめ「説明」を受けた多くの自治体の首長から「説明不足」「拙速」だと「飛行中止」を要請しています。いったい木更津市長は、「市民の安全」をどう思っているのでしょうか。

〃配備当初よりも今の方が心配・・〃

「オスプレイが飛ぶと自宅の庭から見える。夜も遅くまで飛び、うるさい。ここ1年でオスプレイのトラブルが頻繁になっている印象だ。飛ぶ回数が増えて不具合も出るのではないかと、配備当初よりも今の方が心配だ」(木更津市岩根の桑原さん)

「オスプレイは導入自体も、今回の飛行再開も米国の言いなりだ。今また飛ぶなんて、こんなふざけたことはない」(同市吾妻の小原さん)

「事故原因の詳細をすぐに明らかにできない事情があるなら、せめて飛行再開は詳細を説明できてからにするべきではないか。なぜ待てず、市はなぜ市民に判断材料を示せない段階で容認したのか」(同市江川70代男性)
ーー【東京新聞3月22日】

「オスプレイが飛行するのは嫌です。音もうるさいし、木更津にオスプレイはいらないと多くの住民が言っています。どこか他へ行ってほしいです」(市内60代女性)
ーー【NHK3月21日】

大惨事になることは不可避では?!

私たちは、オスプレイ配備と運用に反対し、撤去を求めて活動をしてきました。ここ2年間でオスプレイの重大事故が頻発し、20名の命が奪われています。米軍はオスプレイの構造上の欠陥を認めがら運用を続け、そこで発生したのが屋久島沖の墜落事故です。その事故原因も明らかにされることも、構造上の抜本的解決もなく飛行を再開するということは、第2、第3の屋久島沖墜落事故が必然であり、住宅地での墜落になった大参事になることは不可避です。

木更津基地から直ちに撤去せよ!

欠陥機であるオスプレイは即時飛行停止を! 木更津基地から直ちに撤去せよ! 佐賀空港への配備を中止せよ!

オスプレイ飛行再開 抗議示すまなざし 市民団体、木更津駐屯地近くで監視行動 「トラブル頻発 心配」東京新聞3・22

監視行動の参加者らの前で、低音を響かせホバリングするオスプレイ

オスプレイ佐賀空港配備に向けた駐屯地工事、
佐賀地裁が差し止め「認めず」

 

「日米軍事一体化とオスプレイ」ー木更津基地は、まさには日米軍事一体化の象徴であり要になる

8月28日、米海軍原子力空母「カール・ヴィンソン」が横須賀入港した。甲板には最新鋭のF-35C戦闘機やヘリが大量に搭載している。

さらに、最新鋭のCMV-22オスプレイも搭載し、F-35Cとも日本に来るのは初めてだ。CMV-22オスプレイの一番の目的は、 主力戦闘機であるF35Cのエンジンを運ぶためだ。F35Cのエンジンは過酷使用のために短期間で交換が必要で空輸が必要。

現在、海自のヘリコプター搭載護衛艦(ヘリ空母)の「かが」と「いずも」は、F-35B戦闘機搭載する「軽空母化」に向けた改修工事が行われていて、米海軍の強襲揚陸艦( F-35Bとオスプレイを運用するライトニング空母)と同じ用途にするという。


航空自衛隊は2023年までに18機を導入し、「いずも」「かが」に搭載するという。

昨年、日本政府は、「いずも」と「かが」での米海兵隊のF35Bの発着を要請している。今年の11月までに「いずも」でF35Bによるの発着試験を発表した。日本の空母「いずも」の最初に使うのは米軍戦闘機だ。一緒に使うということだ。

自衛隊V22オスプレイと同じ海兵隊MV22もF35Bのエンジンを運べる。「いずも」も「かが」もオスプレイも発着艦が可能だ。これは日米軍事一体化の何物でもない。

米海軍CMV22、海兵隊MV22、陸自V22の整備拠点が木更津になる。技術も使い道も共有する。木更津基地は、まさには日米軍事一体化の象徴であり要になるということ。

21年度軍事費の概算要求では新たな格納庫整備費として84億円を計上。同駐屯地を日米オスプレイ共通整備基盤とすることで、「5年以内」とされる陸自V22の「暫定」配備が、恒久配備に。

資料
海上自衛隊のヘリコプター護衛艦「いずも」

H-60 K対潜ヘリコプターを14 機搭載できる、海自最大の護衛艦である。

現在はF-35Bを搭載できるように、空母化改修が行われており、2025年から空母「いずも」としての運用が開始される予定だ。
2番艦「かが」も同様の改修を行う予定である。

5月10日 オスプレイはいらない千葉街宣 100万人署名運動

5月10日、16時から千葉市日高屋前交差点で「とめよう戦争への道! 百万人署名運動 千葉連絡会」が6人で街宣活動。

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KRY山口放送 5.7
陸自オスプレイ・最後の1機が木更津へ

ことし2月、山口県の米軍岩国基地に陸揚げされた陸上自衛隊の輸送機オスプレイ5機のうち最後の1機が、7日岩国を離れた。 陸上自衛隊は輸送機オスプレイの導入を進めていて、去年は2機、そしてことし2月には5機が米軍岩国基地に陸揚げされた。オスプレイは千葉県の木更津駐屯地が暫定配備先とされていて、これまでに順次、岩国から移動している。7日午前10時半過ぎ、ことし2月に陸揚げされた5機のうち最後の1機が岩国基地を離陸、防衛省によると約2時間後に千葉県の木更津に到着したという。陸上自衛隊はオスプレイを全部で17機導入する計画だが、残り10機を陸揚げする場所や時期については「調整中」としている。また岩国基地では空母艦載機部隊の飛行も活発になっている。部隊は5日から今月15日まで東京の硫黄島で模擬着艦訓練FCLPを行うとされているが、FA18戦闘攻撃機など多くはまだ岩国基地にとどまっている。

 

オスプレイはいらない!10日行動INちば

陸上自衛隊の輸送機オスプレイの一機目は7月10日木更津駐屯地にやって来て暫定配備が強行がされました。
毎月10日を「強行配備の日」として県内の市民団体が反対の声を上げています。私たちも、オスプレイ暫定配備は列島軍事基地化の攻撃であり、そのオスプレイは又、墜落事故が多発する欠陥機であり私たちの生活が空から脅かされかねないこと等を訴え、配備撤回をめざして共に活動して行きます。
初めに9月10日、8人の仲間が、千葉市内の日高屋前交差点で街宣・署名活動を行いました。

次回は9月19日午前11時から12時 千葉駅そごう側