「日米軍事一体化とオスプレイ」ー木更津基地は、まさには日米軍事一体化の象徴であり要になる

8月28日、米海軍原子力空母「カール・ヴィンソン」が横須賀入港した。甲板には最新鋭のF-35C戦闘機やヘリが大量に搭載している。

さらに、最新鋭のCMV-22オスプレイも搭載し、F-35Cとも日本に来るのは初めてだ。CMV-22オスプレイの一番の目的は、 主力戦闘機であるF35Cのエンジンを運ぶためだ。F35Cのエンジンは過酷使用のために短期間で交換が必要で空輸が必要。

現在、海自のヘリコプター搭載護衛艦(ヘリ空母)の「かが」と「いずも」は、F-35B戦闘機搭載する「軽空母化」に向けた改修工事が行われていて、米海軍の強襲揚陸艦( F-35Bとオスプレイを運用するライトニング空母)と同じ用途にするという。


航空自衛隊は2023年までに18機を導入し、「いずも」「かが」に搭載するという。

昨年、日本政府は、「いずも」と「かが」での米海兵隊のF35Bの発着を要請している。今年の11月までに「いずも」でF35Bによるの発着試験を発表した。日本の空母「いずも」の最初に使うのは米軍戦闘機だ。一緒に使うということだ。

自衛隊V22オスプレイと同じ海兵隊MV22もF35Bのエンジンを運べる。「いずも」も「かが」もオスプレイも発着艦が可能だ。これは日米軍事一体化の何物でもない。

米海軍CMV22、海兵隊MV22、陸自V22の整備拠点が木更津になる。技術も使い道も共有する。木更津基地は、まさには日米軍事一体化の象徴であり要になるということ。

21年度軍事費の概算要求では新たな格納庫整備費として84億円を計上。同駐屯地を日米オスプレイ共通整備基盤とすることで、「5年以内」とされる陸自V22の「暫定」配備が、恒久配備に。

資料
海上自衛隊のヘリコプター護衛艦「いずも」

H-60 K対潜ヘリコプターを14 機搭載できる、海自最大の護衛艦である。

現在はF-35Bを搭載できるように、空母化改修が行われており、2025年から空母「いずも」としての運用が開始される予定だ。
2番艦「かが」も同様の改修を行う予定である。

5月10日 オスプレイはいらない千葉街宣 100万人署名運動

5月10日、16時から千葉市日高屋前交差点で「とめよう戦争への道! 百万人署名運動 千葉連絡会」が6人で街宣活動。

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KRY山口放送 5.7
陸自オスプレイ・最後の1機が木更津へ

ことし2月、山口県の米軍岩国基地に陸揚げされた陸上自衛隊の輸送機オスプレイ5機のうち最後の1機が、7日岩国を離れた。 陸上自衛隊は輸送機オスプレイの導入を進めていて、去年は2機、そしてことし2月には5機が米軍岩国基地に陸揚げされた。オスプレイは千葉県の木更津駐屯地が暫定配備先とされていて、これまでに順次、岩国から移動している。7日午前10時半過ぎ、ことし2月に陸揚げされた5機のうち最後の1機が岩国基地を離陸、防衛省によると約2時間後に千葉県の木更津に到着したという。陸上自衛隊はオスプレイを全部で17機導入する計画だが、残り10機を陸揚げする場所や時期については「調整中」としている。また岩国基地では空母艦載機部隊の飛行も活発になっている。部隊は5日から今月15日まで東京の硫黄島で模擬着艦訓練FCLPを行うとされているが、FA18戦闘攻撃機など多くはまだ岩国基地にとどまっている。

 

オスプレイはいらない!10日行動INちば

陸上自衛隊の輸送機オスプレイの一機目は7月10日木更津駐屯地にやって来て暫定配備が強行がされました。
毎月10日を「強行配備の日」として県内の市民団体が反対の声を上げています。私たちも、オスプレイ暫定配備は列島軍事基地化の攻撃であり、そのオスプレイは又、墜落事故が多発する欠陥機であり私たちの生活が空から脅かされかねないこと等を訴え、配備撤回をめざして共に活動して行きます。
初めに9月10日、8人の仲間が、千葉市内の日高屋前交差点で街宣・署名活動を行いました。

次回は9月19日午前11時から12時 千葉駅そごう側