●「無分別な武力増強が破壊的災難をもたらす」北朝鮮、陸自演習を非難 (デイリーNKジャパン)2021/9/24
●北朝鮮、自衛隊演習を批判 「敵基地攻撃」に警戒感 (共同)2021/9/24
●「無分別な武力増強が破壊的災難をもたらす」北朝鮮、陸自演習を非難 (デイリーNKジャパン)2021/9/24
●北朝鮮、自衛隊演習を批判 「敵基地攻撃」に警戒感 (共同)2021/9/24
対中国を想定した陸上自衛隊の大規模軍事演習の計画が各マスコミで報道されています。
陸自の全部隊を動員した史上最大規模の演習になる予定です。
陸自のHPには宣伝動画もアップされています。
陸自は今回の演習で「作戦の準備段階を重視する」と表明しており、民間フェリーでの輸送や、市街地での行動なども目論まれています。
沖縄・南西諸島への米軍核ミサイル配備計画と連動し、改憲と中国侵略戦争へ向かう動きです。
以下記事 https://www.yomiuri.co.jp/national/20210910-OYT1T50188/
岸防衛相は10日の記者会見で、全国の陸上自衛隊の全部隊が参加する過去最大規模の「陸上自衛隊演習」を、15日から11月下旬に実施すると発表した。海洋進出を強める中国を念頭に、南西諸島での防衛力強化を図る狙いがあるとみられる。
陸自の全部隊による演習は1993年以来。隊員約10万人、車両約2万台、航空機約120機が参加する予定だ。新型コロナウイルス対策として、長距離を移動する隊員には参加前のPCR検査を実施する。
演習では、北海道や東北、四国の部隊を九州の演習場に展開する。民間や在日米軍の支援も受け、全国規模で装備品の輸送も行う。各駐屯地でも食料や装備品の車両への積み込みなど、有事への対応を確認する。
岸氏は「 島嶼とうしょ 部への攻撃などに対応するためには、迅速かつ大規模な展開を可能とする輸送力が鍵だ」と語った。
陸上自衛隊は9日、全国の全ての部隊を対象にした大規模な実動演習を9月15日~11月下旬に実施すると発表した。1993年以来28年ぶりで、隊員約10万人が参加する見通しだ。鹿児島県を含む九州の演習場などに北海道や東北、四国の部隊を展開。海洋進出を強める中国を念頭に、運用の実効性や抑止・対処力を高め、南西地域の防衛力強化を図るとみられる。
地元説明などによると、霧島演習場(湧水町、えびの市)、福山演習場(霧島市)、国分駐屯地(同)、えびの駐屯地(えびの市)に9月下旬、中部方面隊第14旅団(香川県)の約3100人、車両約800台が展開する予定。 陸上幕僚監部によると、大演習には陸自の車両約2万台、航空機約120機が参加予定。作戦の準備段階を重視し、出動時の食料積み込み、隊員や装備品の輸送、予備自衛官の招集、通信基盤構築などを訓練する。民間フェリーの活用や、海自、空自、在日米陸軍の支援も受ける。 九州では第14旅団に加え、北海道と東北の師団が陸路や海路で機動展開訓練をする。 新型コロナウイルス感染防止に向け、隊員には参加前の行動履歴を作成させ、PCR検査を実施するなど対策を徹底する
自衛隊が、イギリス軍の最新鋭空母を中心とした艦隊などと共同訓練を行った。
防衛省は、陸・海・空の自衛隊が、沖縄周辺で24日、アメリカ・イギリス・オランダの軍隊と共同訓練を行ったと発表した。
イギリスからは、空母「クイーン・エリザベス」を中心とした艦隊が参加。
空母に搭載されたステルス戦闘機「F-35B」が、甲板から次々と飛び立ち、航空自衛隊・那覇基地所属のF-15戦闘機と連携を確認するなどした。
太平洋での日米とヨーロッパ各国との連携強化は、海洋進出を強める中国をけん制する狙いもあるものとみられる。
自衛隊は、8月24日(火)、#米国主催大規模広域訓練 #Large Scale Global Exercise の後段に参加しました。陸海空の力を結集し、米軍やインド太平洋地域展開中の英空母打撃群と、#FOIPビジョン推進に向けたパートナーとして連携を強化しました。ご覧ください! pic.twitter.com/m7Juib4uEa
— 防衛省統合幕僚監部 (@jointstaffpa) September 1, 2021
8月28日、米海軍原子力空母「カール・ヴィンソン」が横須賀入港した。甲板には最新鋭のF-35C戦闘機やヘリが大量に搭載している。
さらに、最新鋭のCMV-22オスプレイも搭載し、F-35Cとも日本に来るのは初めてだ。CMV-22オスプレイの一番の目的は、 主力戦闘機であるF35Cのエンジンを運ぶためだ。F35Cのエンジンは過酷使用のために短期間で交換が必要で空輸が必要。
現在、海自のヘリコプター搭載護衛艦(ヘリ空母)の「かが」と「いずも」は、F-35B戦闘機搭載する「軽空母化」に向けた改修工事が行われていて、米海軍の強襲揚陸艦( F-35Bとオスプレイを運用するライトニング空母)と同じ用途にするという。
航空自衛隊は2023年までに18機を導入し、「いずも」「かが」に搭載するという。
昨年、日本政府は、「いずも」と「かが」での米海兵隊のF35Bの発着を要請している。今年の11月までに「いずも」でF35Bによるの発着試験を発表した。日本の空母「いずも」の最初に使うのは米軍戦闘機だ。一緒に使うということだ。
自衛隊V22オスプレイと同じ海兵隊MV22もF35Bのエンジンを運べる。「いずも」も「かが」もオスプレイも発着艦が可能だ。これは日米軍事一体化の何物でもない。
米海軍CMV22、海兵隊MV22、陸自V22の整備拠点が木更津になる。技術も使い道も共有する。木更津基地は、まさには日米軍事一体化の象徴であり要になるということ。
21年度軍事費の概算要求では新たな格納庫整備費として84億円を計上。同駐屯地を日米オスプレイ共通整備基盤とすることで、「5年以内」とされる陸自V22の「暫定」配備が、恒久配備に。
H-60 K対潜ヘリコプターを14 機搭載できる、海自最大の護衛艦である。
現在はF-35Bを搭載できるように、空母化改修が行われており、2025年から空母「いずも」としての運用が開始される予定だ。
2番艦「かが」も同様の改修を行う予定である。
機体重量に比してローターが小さすぎる。従って回転数を増やさざるを得ない。常にエンジンに過剰な負荷を掛け続けて運用されるため、エンジントラブルが発生しやすい。
防衛省は米国から1機100億円のオスプレイを17機の他にエンジン40基を購入した。「すぐ壊れますよ」ということ。購入費は3680億円で、2015年度の社会保障費削減分に匹敵する。
エンジントラブルは必ず起きる。CH46はオートローテーションで安全に着陸できる。しかしオスプレイは重量が大きくローターが小さく、製造元のベル・ボーイング社のガイドブックには「オートローテーション機能はない」と記載してある。なのに防衛省は木更津での説明会の資料には、オートローテーション機能はあるとウソを言う。片方のエンジンで回せるから大丈夫だと。
2016年熊本大地震で派遣された海兵隊オスプレイは、2機で段ボール200個のみ!飛行距離も20キロ。この程度の量の救援物資しか運べなかった。
2015年のネパール地震の救援に普天間基地から4機の海兵隊オスプレイが向かったが住宅を破壊し、地元紙で「使えない」と報道された。
オスプレイは機体を軽くするために、内部は機材やダクトはむきだし。ある程度の高度になると気圧と気温が下がり乗員は酸素マスクと防寒着を着用する。これで被災者や急患を運べるのか? そしてオスプレイは風に弱く、強風では飛べない。
オスプレイは垂直離着陸ができるとあるが、なぜ1500mの滑走路が必要なのか。重装備で兵士24人乗ったら絶対に垂直離着陸できないからだ。仕様書にも「乗員は6~7割に」とある。
(文字おこし)要点
空飛ぶ欠陥機
危険性がクローズアップされる
防衛省は「住民のご理解を賜りたい」といい 自治体側は「説明を尽くせ」という。
危険性はハードの問題。 ご理解されたら。説明されたら危険はなくなるのか
自治体は安全保障問題は腑抜けになっている。沖縄の自治体を除いて
オスプレイの最も重要な問題を明らかにしたい
831に防衛省の概算要求 過去最大
防衛省は役所 予算をいかに分捕るかが勝負 そのためなら何でもやる
5兆円6千 2兆円は給料と食費 2兆円は借金返済 残り一兆円は新規購入―燃料費も含む
武器を買う金はない。長期ローンで爆買い 積算額は莫大、総額は12兆円を超える
防衛白書、小中対象にした白書も ウソばっかり書いている
訓練用の燃料費は1兆円なのに書いていない
新しい装備1兆円、しかし「借金であなたたちが今後背負う」とは書かない
GNPの0.75%と他の国より安いと書いてある、これもウソ
第2次安部政権以来、補正予算で4~6000億円の防衛費 合算すると
他の国は軍事費の中に軍人恩給が入っているが日本は入っていない
入れたらGDP1%超える この事実も隠す
菅はニューヨークタイムズで1%枠はとらわれないといている
防衛省が考えていることは予算をいかに分捕るかにある。その一つの象徴がオスプレイ。そしてオスプレイの本当の目的は日米軍事一体化だということ。
オスプレイ機種には V22が最後につく 海兵隊はMV22 空軍はCV22
海軍はCMV22 自衛隊オスプレイはV22
昨年7月10日一機目が飛んでから1年2カ月近くたった8月26日初めての飛行訓練を行った。1704が木更津基地を飛び立って茨城県の空自・百里基地にとんで離着陸しないで海自・館山基地に2階の離着陸おこなう。それから木更津に帰っていく
これが最初の訓練で、計器飛行訓練です。
これからは2機の編隊訓練、最後は射撃訓練やると
オスプレイは攻撃機ではなくあくまで輸送機
百里、館山、御殿場で月に2回ぐらい訓練おこないそれを広げていくという話になっている。
オスプレイとは第二次対戦終了直後から構想された「ティルト・ローター機」、ヘリコプターと固定翼機の両方の長所を兼ね備えた機種だがうまくいかず、技術的問題と予算の問題で具体的配備は21世紀から 戦略的輸送機
冷戦終了後 戦争の形態が変わってきた
米海兵隊 MV-22 185機→削減へ 米空軍はCV-22 31機 (空軍のCV22は海兵隊の特殊部隊を輸送)。
米海軍はCMV-22 44機(予定)で、
米陸軍は採用せず。軍隊の主力の陸軍が絶対に採用しない。使えないから
陸自が17機。将来的にはCVタイプを交わされるだろう
イスラエルはキャンセル 、インドネシアもペンディング
トランプのバイアメリカンとは違う それ以前から購入決めた
2010年 野田政権のとき 沖縄普天間にMV22が配備。反対運動が広がる。その時世論の風当たりとアメリカをおもねってて、当時の玄葉防衛大臣が「日本の買いましょう」と。陸自の側からは一度としてオスプレイ購入の要求はなかった。
防衛省は予算分捕れるからハイハイと。
アメリカでは連邦議会で喧々諤々の議論い納得しないと予算は執行されない
まず危険性、MV22に限定して
常の軍用機 • 導入当初は操縦士の練度不足により事故多発
パイロットの熟練で事故率は下がって安定する。20〜30年の運用を経て退役
ところが、オスプレイは一向に事故率が下がらず、小刻みに上昇をくり返す
こんなだったら自動車なら使えない。
何か根本的欠陥がある、と考えるのが常識
オスプレイは回転翼機としてはローター(プロペラ)が極端に小さい
固定翼機としては翼が極端に小さい
CH-46(すべて退役)の後継機とオスプレイは位置づけられるが、機体重量に比してローターが小さすぎる。重ねてみると機体は大きいのに これしかない。通常ヘリコプターのローターはたわみがある。たわみで様々な効率よく飛ぶためにコントロールを行うが、オスプレイにはない。
従って回転数を増やさざるを得ない。
常にエンジンに過剰な負荷を掛け続けて運用されるため、エンジントラブルが発生しやすい。防衛省はローレスロイス社製の高性能なエンジンだから大丈夫と言っているが。
日本にオスプレイ17機売却、3680億円。防衛大臣は一機100億円と言っていたので1700億円、なのに倍以上。ロールスロイス社製エンジン40基を購入している 。「すぐ壊れますよ」ということ。
3600億円は介護報酬を引き下がれた額と同額です。介護の現場をぐじゃぐじゃにしてオスプレイを購入した。
佐賀空港の配備はなかなか決まらないので、暫定で木更津基地となったが、暫定期間5年を決めたのは木更津市議会です。 しかしこれは努力義務で守る義務ではない。5年で佐賀には絶対にならない。
防衛省の概算要求を見ると佐賀駐屯地(仮称)となっている。30億です。
佐賀空港は民間空港。建設の時、有明漁協と自衛隊は誘致しないという覚書を交わしているのでオスプレイ配備を拒み続けている。
しかし知事は1期目の時は認めないとしたのに2期目には誘致をした。交渉で10年間100億円の漁業補償を確約させた。
有明漁協は、年商170億円です。それなのに10年100億円。
重要なのは、2014年の共同通信の記事です。 これは陸自のオスプレイではありません。木更津には陸自のオスプレイとともに、日米オスプレイ共通整備基盤 というものが機能している。 米のオスプレイと日本のオスプレイを定期点検、整備するところです。
今、海兵隊のオスプレイ2機が格納庫で整備中です。
海兵隊のオスプレイの整備拠点の論議ですが、整備拠点は1500メートル以上の滑走路を持つ自衛隊飛行場などが候補で、防衛省は14年度予算案に調査費200万円を盛り込んだ。木更津飛行場(千葉県)や築城飛行場(福岡県)、大村飛行場(長崎県)のほか佐賀空港も浮上している。」と佐賀空港はそのレベルだったのです。
「最初から木更津ありき」だったという議論だったことが浮かび上がってくる。
最初が佐賀で、それがだめだから木更津ではないのです。最初から木更津だったのです。
理由は簡単です。
オスプレイは垂直離着陸できるとあるが、なんで1500メートルの滑走路が必要なのか。 なぜか?
オスプレイはウソで塗り固めた欠陥機ですが、
垂直離着陸できるには条件が必要です。中にあんまり乗員はのせられない。24人乗りの輸送機ですが、軍隊なので重装備で乗る。重装備で24人乗ったら絶対に垂直離着陸できない。 エンジンが弱いから。仕様書には、できれば乗員は6~7割にしてくださいとある。
なぜ、滑走路が必要かというと、垂直離陸ができないとき滑走路を使って離陸する。下りる時も垂直着陸できない。できるのはアトラクションのときで、中に何も乗っていない。 人が乗っていたら無理。普天間でも10キロ策から下降し最後に滑走路を滑走して着陸する。
なぜ木更津か。滑走路が海に面しているから。辺野古新基地の滑走路と同じ1800メートルです。しかも海に面している。
辺野古新基地は海兵隊100機運用の予定。陸上自衛隊も併用します。辺野古で利用する訓練に木更津は非常にいいのです。辺野古は風が強い。木更津はぴったり。
これが、オスプレイ配備が木更津基地の理由です。
欠陥 その2
オートローテーションでの帰還困難性
エンジントラブルは必ず起きる。CH46は、 オートローテーションで安全に着陸できる。しかしオスプレイは重量が大きくローターが小さく、ベル・ボーイング社のガイドブックには「オートローテーション機能はない」とハッキリと言っている。
なのに防衛省は木更津での説明会の資料には、オートローテーション機能はあるとウソを言う。片方のエンジンで回せるから大丈夫だと。
オスプレイは複雑なメカニズムであり、燃料タンクは主翼内にある。沖縄ではパイプが折損してなん千リットルがながれた事故もあった。
木更津の共同整備基盤の機能は2017年の4月から機能して、一機の整備に3~4カ月と言っていたが2年以上かかった。その間に、16年12月に普天間のオスプレイは24機のうち1機が名護沖で大破、もう1機は17年8月オーストラリアで空母着艦訓練中に甲板に激突して3人死亡。 そして18年に8機を一斉に新品に交換。木更津では一機の整備がおわっていないなかで。 自衛隊オスプレイでも同じことが起きることは間違いない。 いつ墜落しても不思議ではない。これから空母の達観訓練も行います。そのうち使えないから交換?
オスプレイは何に使うのか。
防衛省は必ず「我が国を取り巻く安全保障環境は、一層厳しさを増しています」というがどう厳しさが増しているかは説明しない。枕詞です。
今は、台頭する中国、中国軍が・・・、南西諸島が・・・と言っている。
そして馬毛島でボーリング調査が再開しましたが、馬毛島から奄美大島、沖縄本島、宮古島、石垣島、与那国島に陸自ミサイル基地が増設されている。
南西諸島は「かつてない速度で変化している」と防衛省はいうのに、オスプレイが配備されてから1年以上たったのにようやく飛行訓練。1年間、何をやっていたのか。
全部ウソだったのか。
かつて自衛隊は、ソ連軍が北海道に侵攻することを想定していたが、それが冷戦が終わったら、「ソ連軍が・・」はなくなった。他の国もそうです。アメリカもそうで、こんどはどこを仮想敵国にするか。日本は1996~7年前ソ連仮想敵国にしていた。アメリカやNATOはいち早く、仮想敵国を作って体制再構築が間に合うようにしていた。日本は2000年から陸海空は新たな体制を組み始めた。
それは何か、自衛隊は今までは北のシフト、そから南西シフトに。対中国を仮想敵国に。
海上自衛隊はヘリ空母建設の予算が閣議決定。空自は空中給油機の予算が閣議決定された。
陸自は訓練のための極秘テキストに島嶼防衛が記載された。
専守防衛の日本にヘリ空亡はいらない。極東条項があるから極東を超えて出動する必要はないから空中給油機は必要ない。今では6機もある。南西初頭にミサイル基地がどんどん作られている。
その流れで、オスプレイは何に使用されるのか。
南西諸島の島嶼防衛に、佐世保の相浦基地の水陸起動団2千数百名(将来的に3000名)をオスプレイと水陸両用車で向かっていくという話なのです。
第二次世界大の経験から「最初から島嶼部防衛はできない」が原則なのです。太平洋戦争で島を防衛することは一貫としてできませんでした。
あらかじめ島が占拠されていることを想定して、それを奪還するという戦術に替えた。 敵は制空権、制海権を抑えているところに欠陥機オスプレイが飛んで行ったらどうなるのか。全部撃ち落とされる。オスプレイはエンジンが弱いため機体を軽くしているため、下から銃撃されたら穴が開く。今は鉄板を敷いて防御している。
水陸両用車なんかも、今は時代遅れ。あっという間に殲滅される。
すでに1980年代からアメリカ海兵隊では、各種ミサイルが発達した現代戦にはそぐわないものと考えられた。現代の水陸両用戦では、ミサイルやロケット砲を擁する敵が待ち構えている海岸線にAAV-7を連ねて突入する(強襲)ことはない。
海兵隊も一回も使用していない。上陸作戦は朝鮮戦争のインチョン上陸作戦だけ。最初で最後。上陸訓練はやっているが水陸両用車は一回も使っていない。地上での作戦で使用されイラクファルージャ虐殺に使用された。
機動戦闘車も三菱が開発したが、平坦道なら時速100キロ、戦車と同等の火力。しかし島嶼防衛に使えると思いますか。
ではオスプレイは何に使うか。「災害救援や離島の急患輸送」と説明しています。
それで熊本大地震救援で、派遣された海兵隊オスプレイ2機で運んだのが段ボール200個のみ! この程度の量の救援物資しか運べなかった。 CHチヌークヘリなら2000個個ぐらい運べます。飛行距離も20キロ。
しかも、大地震で水が足りないと言っているのに、オスプレイの着陸で300度の強烈な熱風がでるので大量の水を撒いている。2015年にはネパール地震の救援に普天間基地から4機のMV-22が向かったが住宅を破壊し、地元紙で「使えない」と報道された。
オスプレイの内部ですが肉厚が薄い。 ある程度の高度になると気圧と気温が下がり乗員は酸素マスクと防寒着着用する。 これで被災者や急患を運べるのか?
つまり、離島の奪還なんかに使えない。災害救助にも使えない。急患輸送もあり得ない。
2016年、安倍は突然 アフリカで、「自由で開かれたインド・太平洋」(FOIP)をうち出した。 アフリカ開発会議で日本が主催した。
それに従って今、 インド・太平洋で何が行われているのか。フリーでなくオープンでない国があるからそれと対抗していこうと。 どこかというと中国、北朝鮮、ロシア。今めちゃくちゃ共同軍事演習が行われている。「マラバール2020」、米、日、印、豪の軍事演習。 今年はフランスも加わって、日、米、仏、豪の合同演習。
4月の日米菅・バイデン会談の首脳共同声明でのなかで「自由で開かれたインド。太平洋実現へ連携」とある。
それで、8月28日、全長333メートルの米空母カールビンソンが横須賀に入港した。甲板には戦闘機やヘリが大量に搭載し最新鋭のF-35C戦闘機も。空軍のF-35Aと比べ、より多くの武器をつり下げて敵をたたくことができる。さらに、最新鋭のCMV-22オスプレイも搭載し、両機種とも日本に来るのは初めて。
日本にすでに配備されているのがF35A。これから導入されるのがF35B、短距離離陸垂直着陸機STOVL型で、航空自衛隊は2023年までに18機を導入決定。
CMV-22オスプレイ配備は2024年予定だったが前倒し配備。機体自体に改良が加えられ胴体側面部の張り出しが大型化され燃料タンクを増設。自衛隊のオスプレイの燃料タンクは翼にある。
今までの海軍のオスプレイは、野菜や人員を空母に輸送していた。今年3月CMV-22はF35Cのエンジンモジュールの空母への補給を成功させた。
これで謎が解けた。昨年5月アメリカは突然、木更津基地のオスプレイ日米共同整備基盤で、2023年以降は海軍CMVー22整備も想定と言い出した。
つまりCMV-22の一番の目的は、 主力戦闘機であるF35Cのエンジンを運ぶため。空母内にも予備のエンジンは格納されているが、F35Cのエンジンは過酷使用のために短期間で交換が必要で空輸が必要。重量と航続長距離のために燃料タンクを大きくした。
F35Bは空自も米海兵隊も使用する。 8月25日、日米英が共同演習。空母クリーンエリザベスは米軍から借りたF35Bの発着訓練を行った。その向こう側にヘリ空母「伊勢」が一緒に訓練をやっている。
2000年にヘリ空母が予算化され、最初に作られたのが日向、伊勢、それより二回り大きい次に出雲、加賀、戦艦武蔵に匹敵するくらい大きい。日向と伊勢、出雲、加賀の甲板が発着時300度熱風のオスプレイ対応になっている。特殊な塗料になっている。
伊勢は米海兵隊のオスプレイ発着訓練を行っている。
ちょっと前、クリーンエリザベスは横須賀に寄港した。甲板の先がジャンプしF35Bは短距離離陸で飛行する。オスプレイも離着陸できる。
そうするとF35BのエンジンモジュールはMV22で運べる。
加賀は2百数十億かけて空母化に改修している。出雲も改修されている。軍事オタクは クイーンエリザベスのように甲板が跳ね上げの改修かと思っていたが、実際は違う。甲板の先は台形になっていてのを米海軍強襲揚陸艦のように真四角にする。そういう形状にすることが昨年判明した。つまり出雲、加賀は米海軍の強襲揚陸艦の同じ用途にする。
だから、空母出雲の最初に使うのは米軍機。一緒に使うということ。同じ自衛隊V22と同じ海兵隊MV22もF35Bのエンジンを運べる。
これは日米軍事一体化の何物でもない。
そして主力戦闘機F35Cを運用する米原子力空母、空母で使用されるCMV22は木更津で整備をやる。なぜ木更津でMV22もCMV22もV22も一緒に整備されるのか。
今の戦争の主力は空母打撃群が主流です。原子力空母を真ん中において周りに駆逐艦やイージス艦を配備するが、今最新のトレンドはF-35Bとオスプレイを運用するライトニング空母。
最初は出雲や加賀を空母化に改修して強襲揚陸艦みたいに使うのかと。これはカールビンソンのように空母打撃群とはいわない。海外遠征打撃団というものに使うのかと思っていた。
しかし戦争のトレンドが変わった。ライトニング空母という新概念です。
真ん中に原子力空母、F35CとCMV22のてんこ盛り。これが主たる攻撃を行うだけ。
その隣にライトニング空母といわれる海兵隊の強襲揚陸艦、海自空母の出雲と加賀が並ぶそうです。F35C程の攻撃力はないけれど、F35Bが運用する。F35CをサポートするF35B のライトニング空母を複数運用することでサポートする。その整備拠点が木更津になる。 木更津は日米軍事一体化の象徴、要になる。
誰もこの事実を言わない。半田さんもいわない。これが将来像です。でなければCMV22の木更津整備はない。ここまで技術も使い道も共有するということは、ある意味で恐ろしい。
クイーンエリザベス空母ーライトニング空母として主力空母ドナルドレーガンを支援する訓練を行っているのです。
どこが「専守防衛」?
日米軍事一体化だろう!
現在の戦争の主要スタイルである「空母打撃群」(F35C運用)、それを支える「遠征打撃団」(F35B運用)」、(空母出雲、加賀も加わる)これを支えるエンジン運搬のオスプレイ=MV-22 CMV-22 V-22の整備拠点が木更津基地である。
日本国憲法を有する主権者たる私たちがこれを許していいのか。 誰も気づいていないとはこのことです。
9月5日、市民ネットの吉沢さんを講師に招いて学習会を行った。
「日米軍事一体化とオスプレイ その問題点 私たちの闘い」
8月26日、木更津駐屯地に配備された自衛隊オスプレイV-22の本格訓練開始が始まった。今回行ったのは1機による「計器飛行訓練」だという。
当面は、館山基地、百里基地、東富士演習場を使用。 続いて訓練域を順次拡大。
習志野演習場については、住宅密集地を飛行するだけの練度を獲得したら使用すると防衛省は言ってるという。
最大離陸重量: オスプレイ 23,859Kg, CH46 11,023Kg
※常にエンジンに過剰な負荷を課しながら飛行
回転翼機としてはローター(プロペラ)が極端に小さい
固定翼機としては翼が極端に小さい
熊本大地震で派遣された海兵隊オスプレイ。2機で段ボール200個のみ!飛行距離も20キロ。この程度の量の救援物資しか運べなかった。
機材やダクトむき出しの機内。
ある程度の高度になると、乗員は酸素マスクと防寒着着用。
これで被災者や急患を運べるのか?
南阿蘇村の公園に着陸するオスプレイ 300度の強烈な熱風
2015年にはネパール地震の救援に普天間基地から4機のMV-22が向かったが住宅を破壊し、地元紙で「使えない」と報道された。
カール・ビンソンは、全長333メートルで、搭載する最新鋭のF-35C戦闘機は、空軍のF-35Aと比べ、より多くの武器をつり下げて、敵をたたくことができる。さらに、最新鋭のCMV-22オスプレイも搭載し、両機種とも日本に来るのは初めて。
そして、米軍は、F-35Bとオスプレイを運用する「ライトニング空母」という新概念を明らかにしている。
米海軍+海兵隊の「強襲揚陸艦」を中心とする遠征打撃団
護
そして海上自衛隊 空母「いずも」
陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県木更津市)に暫定配備されている輸送機V22オスプレイのうち1機が26日、訓練で茨城県小美玉市の航空自衛隊百里基地上空まで飛行した。木更津市などによると、昨年7月の暫定配備開始後、陸自オスプレイが千葉県外を飛行するのは初めて。
午前11時ごろ、茨城空港と滑走路を共用する百里基地にオスプレイが飛来。着陸はせず、滑走路上空を通過して飛び去った。空港の展望デッキには多くの人が訪れ、様子を見守った。
機体はその後、千葉県館山市の海上自衛隊館山航空基地の上空も飛行した。
釣りしてたらオスプレイ来た pic.twitter.com/xb4ZqnZ14t
— おいたん (@H2FJwD4NxYJuQ0P) August 26, 2021
26日午前、小美玉市にある航空自衛隊の百里基地に、千葉県木更津市の陸上自衛隊の駐屯地に暫定的に配備された輸送機オスプレイが初めて飛来し、訓練が行われました。
陸上自衛隊の木更津駐屯地に暫定的に配備されている輸送機オスプレイのうち1機は、26日午前11時前、小美玉市にある百里基地周辺に南側から飛来し、その後、旋回を2回繰り返しました。
隣接する茨城空港の駐車場では、小美玉市の職員がオスプレイの写真を撮ったり、飛行した時間を記録したりしていました。
小美玉市によりますと、百里基地でオスプレイを使った訓練が行われるのは今回が初めてだということです。
オスプレイが離着陸などの訓練のために百里基地に飛来することについて、小美玉市は、機体の安全性などへの市民の不安が払拭されていないとして、北関東防衛局百里防衛事務所に対し、訓練の実施にあたっては周辺住民などに説明を行うことや、市民の不安が解消されるまでは訓練回数は最小限にとどめ、夜間飛行は行わないことなどを求めています。
航空自衛隊百里基地(茨城県小美玉市百里)で陸上自衛隊の輸送機オスプレイが飛行訓練する計画を巡り、基地周辺の26行政区長でつくる百里飛行場周辺整備協議会(長島洋治会長)は24日、訓練の中止を求め、防衛大臣、防衛省北関東防衛局長、知事、市長などに宛てた申し入れ書を各関係機関に提出した。同局は今月18日、初回の訓練を26日に実施すると周辺市町や県に予告している。
申し入れ書は長島会長と、区長26人のうち24人の連名。オスプレイは「危険性が極めて高い」として百里基地での訓練計画に強く抗議し、訓練中止を求めた。申し入れが退けられた場合は、受忍してきた百里基地の運営や諸行事への理解に「大きな影響を与える転機となる」とくぎを刺した。
前文では、(1)計画は新聞報道で知らされるまで一切説明がなく寝耳に水で、周辺住民を無視(2)市は同防衛局に「オスプレイの訓練参加は容認できず、計画に位置付けない」と再三要望しており、実行することは住民をないがしろにする行為-と批判した。
協議会メンバーら7人はこの日、市内の同防衛局百里防衛事務所と市役所、県庁を訪れた。各所で長島会長が文面を読み上げ、申し入れ書を担当者や市長に手渡した。
防衛大臣、同防衛局長、百里基地司令宛ての文書を受け取った同事務所施設係長の小林雅史防衛事務官は「住民の方々のお気持ちと合わせて、進達させていただく」と述べた。
取材に対し島田穣一市長は、市から協議会への説明不足を認めながら「防衛局が地域住民に直接説明するのが筋。再三要請しているが実現できなかった」と語り、今後も住民に対する説明を求めていくとした。
協議会はこれまで、百里基地と周辺地域の共存共栄を目的に、関連行事や事業に参加。首都圏防衛機能を担う同基地に理解を示してきた。
長島会長は「オスプレイがポンと入ってくるのはあんまりだ。強行されるという感情。もう少し地元の声を反映しなければだめだ」と不快感を示した。訓練中止に向けては「市、県の責任者に何とか話をしてもらい、解決するしかない」と語った。
訓練は26日、陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県木更津市)に暫定配備中のV22オスプレイが、百里基地に飛来する。
8月26日(木) | 10:00~15:00 | 離着陸訓練 |
配信 サガテレビ
防衛省による佐賀空港へのオスプレイ配備計画に賛成し推進するための、県民有志による団体が8月設立されることになりました。 会長に就任する龍登園・宮原知司社長:「喫緊の課題であるオスプレイにしっかり焦点を絞って、オスプレイ誘致推進の会の県民会議にしようということで」 団体は、「オスプレイ誘致推進佐賀県民会議」という名称で、佐賀市のホテル龍登園の宮原社長が会長を務めます。14日に開かれた設立準備会議には、オスプレイ配備に賛成する市民らが集まりました。8月10日に設立会見を開く予定です。設立時には50人ほどが参加する見込みで、オスプレイ配備の必要性について講演会を開催するなどして活動していくということです。 団体の顧問に県内の自民党国会議員5人が名を連ねますが、宮原会長は、「党派を超えて参加者を募っていきたい」としています。
2021年7月21日 赤旗
青森県の小川原(おがわら)湖(三沢市、東北町、六ケ所村)で、米空軍横田基地(東京都)所属のCV22オスプレイが湖面すれすれで救難訓練を繰り返し、地元住民・漁業関係者に不安を与えています。米軍は日米地位協定に基づき提供される「施設・区域」外で勝手に訓練し、地元への通告もなく、小川原湖の一部を不法占有していることが分かりました。
小川原湖での救難訓練は、湖の中央付近で船から飛び込んだ兵士を、CV22がホバリング(空中停止)しながらロープでつり上げるというもの。爆音とともに水しぶきをたてるため、シジミ漁やワカサギ漁などに深刻な影響を与えます。訓練は漁業関係者の間で目撃が相次いでいましたが、日本共産党の市川俊光・東北町議が今年6月30日と今月1日に画像・動画を撮影し、波紋を広げました。
市川町議は「単なる飛行ではない。午後5時すぎから2時間にわたり湖を占有していた。突然、湖が訓練場になるという事態が起きている」と語ります。
さらに、米軍が昨年9月21日、小川原湖での救難訓練の動画を公開していたことも判明。防衛省東北防衛局も今年4月15日、6月30日、今月1日の実施を確認しています。
小川原湖の南東部には、三沢基地(三沢市)に属する米軍提供水域がわずかにありますが、目撃例はいずれも水域の外です。ところが東北防衛局は本紙の取材に「米軍から訓練場所を聞いてないので、提供水域の中か外か承知していない」と回答。責任回避の姿勢に終始しました。
そこで本紙は市川町議が6月30日に、小川原湖・湖畔桟橋から撮影した画像をもとに、「低空飛行解析センター」の協力をえて解析。その結果、つり上げ訓練を行っていたCV22の位置は湖畔桟橋からほぼ真東約2140メートルで、提供区域から大きく外れていたことが分かりました。さらに、もう1機の高度は約41メートルと、水面から150メートル以上としている航空法の最低安全高度を下回っています。
小川原漁協の浜田正隆組合長は漁民の安全確保のためにも、「少なくとも、訓練前に事前協議をしてほしい」と憤ります。これに関して横田基地報道部は本紙の取材に、救難訓練の実施を認めた上で、「運用上・保安上の理由」から、訓練日程やルートの通告を拒みました。
千葉県木更津市の陸上自衛隊の駐屯地に暫定的に配備されている輸送機オスプレイについて、防衛省は来月以降、静岡県など木更津駐屯地以外の自衛隊の施設にも、訓練のために飛行する予定であることを明らかにしました。
陸上自衛隊の輸送機オスプレイ17機について防衛省は、佐賀空港への配備を計画していますが、地元との協議がまとまっていないことから、木更津駐屯地への暫定的な配備が進められていて、このうち7機がことし5月までに配備されています。
配備された機体の一部は、これまで木更津駐屯地周辺や東京湾上空などで機体の点検や訓練のために飛行していました。
防衛省は来月以降の運用について、千葉県館山市の「館山航空基地」と静岡県御殿場市の「東富士演習場」にも飛行し、離着陸などの訓練を行う予定であることを明らかにしました。
配備されたオスプレイが木更津駐屯地以外の施設で訓練を行うのは初めてです。
今後オスプレイの飛行範囲が拡大することになりますが、防衛省は安全に配慮するため、市街地や住宅地、病院などは避け、幹線道路や鉄道、河川海岸線などの上空を飛行するとしていて、13日、この方針を関係自治体に伝えました。
千葉県の熊谷知事は「飛行空域の安全対策の徹底や、環境への配慮などを行ってもらいたい」とコメントしています。
2021.7.14 静岡新聞
防衛省は13日、陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイの訓練を東富士演習場(御殿場市、裾野市、小山町)で実施すると明らかにした。当面は月数回程度の見込みで、離着陸や複数の機体が同時に着陸する「編隊着陸」などを行う。
御殿場市で開かれた同演習場使用協定運用委員会拡大会議で、防衛省南関東防衛局の山口剛企画部長が説明した。暫定的な運用となっている同演習場での米軍オスプレイの訓練について、他の航空機と同等の運用にすることも求めた。地元側は一括回答し、事故防止に万全を期し地域住民の安全を確保する-など6項目を条件に付した上で認めた。
陸自東部方面総監部の海野晋吾・部外連絡協力班長はV22の訓練開始時期について「8月以降を予定している。今後具体的な訓練計画を検討する」と述べた。機体の基本性能は米海兵隊仕様のMV22と同じで、米政府による安全確認に加え、日本政府としても独自に安全性を確認したと説明した。
V22は離島防衛の要になる「水陸機動団」の輸送などに使う。17機を導入し佐賀空港(佐賀市)に配備する計画で地元関係者との協議を続けている。これまでに導入した7機は木更津駐屯地(千葉県木更津市)に暫定配置した。
陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県)に暫定配備されている陸自輸送機オスプレイに関し、防衛省が8月以降、陸自東富士演習場(静岡県)での訓練を検討していることが14日、関係者への取材で分かった。離着陸や射撃などの訓練を実施する。千葉県外の自衛隊施設で訓練をするのは初めてとなる。
東富士演習場では、飛行場以外の場所で離着陸する「制限地操作」や、複数の機体が同時に着陸を行う「編隊着陸」、搭載機関銃による射撃などの訓練をする。