「危険なものが私たちの頭の上を飛ぶというのは当たり前にされるのは困るオスプレイの訓練そのものについても中止してほしい」

【大分】陸自のオスプレイ訓練 周辺では騒音響く

配信OAB大分朝日放送

輸送機「オスプレイ」を使用した陸上自衛隊の訓練が10月2日から大分県内の演習場で始まり近隣の住宅地では安全性を心配する声も上がりました。 住民 「朝方、畑仕事していたらバタバタ言って飛んでいたヘリコプターより音が大きいと思って見たらオスプレイだった」

陸上自衛隊西部方面総監部によりますと、西部方面隊が行う「鎮西演習」は10月9日までの8日間に約5000人が参加し、車両約1500台、航空機27機が使用される大規模な訓練です。その一環で日出生台と十文字原の演習場で輸送機「オスプレイ」が使用されます。

浅見眞帆アナウンサー 「別府市の十文字原演習場にほど近い住宅地です。こちらでは昨日の日中、オスプレイの騒音が響いていたそうです」
10月2日午前11時ごろ、別府市内ではオスプレイとみられる機体が飛行する様子が確認されました。
住民 「家の中にいてきょうに限ってヘリコプターが低く飛ぶんだな屋根に近いからおかしいなと思ってそしたらヘリコプターどころかオスプレイだった大きさや音からやはり気分がよくないです」
「日出生台など大きな演習場があるので仕方ないとは思う」
県内で、陸上自衛隊がオスプレイを使った訓練を実施するのは初めてで、期間中に2機を使用する予定ですが、安全確保のためとして詳しい時間やルートは公表されていません。
日出生台演習場でのアメリカ軍による実弾射撃訓練に抗議活動を行っている市民団体の浦田さんは。
ローカルネット大分・日出生台・浦田龍次事務局長 「危険なものが私たちの頭の上を飛ぶというのは当たり前にされるのは困るオスプレイの訓練そのものについても中止してほしい」
県によると、陸上自衛隊から県と周辺住民へ事前に説明があり、県は「住民に配慮した訓練をしてほしい」と要望しています。

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