木更津オスプレイ 周辺住民・漁民の怒り 「低空で自宅上空を飛行することがあり、恐怖感と騒音をより大きく感じる」

オスプレイ 潮干狩り場への騒音避けて
協議会・漁協部会で要望相次ぐ

東京新聞 千葉版 2022年8月9日 07時40分
陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県木更津市)に暫定配備されている垂直離着陸輸送機V22オスプレイの問題について話し合う「木更津駐屯地に関する協議会」(会長=渡辺芳邦市長)の漁業協同組合部会と区長部会が五日、市中央公民館で開かれた。漁協部会では、潮干狩り場への騒音を避けることを徹底するよう要望が相次いだ。
同部会には、市内二漁協の四人が出席。新木更津市漁協の高浦正行参与が「潮干狩りの日に実際にオスプレイが飛んできた」と指摘すると、陸自第一ヘリコプター団の裏出貴信第三科長(二等陸佐)は「潮干狩りの時間はその上空の飛行を避けるよう徹底している。ただし気象条件や必要がある時に上空を飛んでる可能性がある」と答えた。金田漁協の高橋敏夫代表理事組合長は、来季の配慮を重ねて求めた。
区長部会では、地元八区のうち七人の区長が出席。五年以内の暫定配備期間を「必ず守ってほしい」という要望が出た。また、住宅地に近い場所でエンジンをかけてオスプレイを洗浄する際、騒音レベルが高い状態が続かないよう会議前に求めていたのに対し、陸自第一ヘリ団が用意した「エンジン洗浄場の周りの防音壁設置などについて上級部隊と調整する」との回答が示された。(山本哲正)

防衛省「経路、時間帯に配慮」 木更津、オスプレイ巡り漁協・区長部会

陸上自衛隊木更津駐屯地(木更津市)に暫定配備されている輸送機オスプレイを巡り、市と防衛省、地元住民らで課題を話し合う「木更津駐屯地に関する協議会」の漁業協同組合と区長の部会が5日、中央公民館で開かれた。

各部会では、騒音や飛行経路などの懸念事項について事前に防衛省に照会した結果が示された。

潮干狩り場が開場している際にオスプレイが上空を飛行している」「低空で自宅上空を飛行することがあり、恐怖感と騒音をより大きく感じる」といった問題に対して、防衛省は「飛行経路や時間帯などを配慮してきた。引き続き飛行部隊に徹底していく」「騒音苦情が寄せられた場合、無線で飛行中の航空機に注意喚起する」などと回答した。  漁協代表や区長からは、より具体的な対応策を求める意見が相次いだ。  また、「5年以内を目標」とする暫定配備期間の順守の再確認や、日米オスプレイ整備用に計画されている新格納庫が22日着工すると説明があった。

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