対中国を想定した陸上自衛隊の大規模軍事演習の計画が各マスコミで報道されています。
陸自の全部隊を動員した史上最大規模の演習になる予定です。
陸自のHPには宣伝動画もアップされています。
陸自は今回の演習で「作戦の準備段階を重視する」と表明しており、民間フェリーでの輸送や、市街地での行動なども目論まれています。
沖縄・南西諸島への米軍核ミサイル配備計画と連動し、改憲と中国侵略戦争へ向かう動きです。
陸自、9月15日から過去最大規模の演習…1993年以来の全部隊参加(読売)
以下記事 https://www.yomiuri.co.jp/national/20210910-OYT1T50188/
岸防衛相は10日の記者会見で、全国の陸上自衛隊の全部隊が参加する過去最大規模の「陸上自衛隊演習」を、15日から11月下旬に実施すると発表した。海洋進出を強める中国を念頭に、南西諸島での防衛力強化を図る狙いがあるとみられる。
陸自の全部隊による演習は1993年以来。隊員約10万人、車両約2万台、航空機約120機が参加する予定だ。新型コロナウイルス対策として、長距離を移動する隊員には参加前のPCR検査を実施する。
演習では、北海道や東北、四国の部隊を九州の演習場に展開する。民間や在日米軍の支援も受け、全国規模で装備品の輸送も行う。各駐屯地でも食料や装備品の車両への積み込みなど、有事への対応を確認する。
岸氏は「 島嶼とうしょ 部への攻撃などに対応するためには、迅速かつ大規模な展開を可能とする輸送力が鍵だ」と語った。
陸上自衛隊、15日から大演習 28年ぶり全部隊10万人参加 対中国を念頭、霧島・湧水でも展開
陸上自衛隊は9日、全国の全ての部隊を対象にした大規模な実動演習を9月15日~11月下旬に実施すると発表した。1993年以来28年ぶりで、隊員約10万人が参加する見通しだ。鹿児島県を含む九州の演習場などに北海道や東北、四国の部隊を展開。海洋進出を強める中国を念頭に、運用の実効性や抑止・対処力を高め、南西地域の防衛力強化を図るとみられる。
地元説明などによると、霧島演習場(湧水町、えびの市)、福山演習場(霧島市)、国分駐屯地(同)、えびの駐屯地(えびの市)に9月下旬、中部方面隊第14旅団(香川県)の約3100人、車両約800台が展開する予定。 陸上幕僚監部によると、大演習には陸自の車両約2万台、航空機約120機が参加予定。作戦の準備段階を重視し、出動時の食料積み込み、隊員や装備品の輸送、予備自衛官の招集、通信基盤構築などを訓練する。民間フェリーの活用や、海自、空自、在日米陸軍の支援も受ける。 九州では第14旅団に加え、北海道と東北の師団が陸路や海路で機動展開訓練をする。 新型コロナウイルス感染防止に向け、隊員には参加前の行動履歴を作成させ、PCR検査を実施するなど対策を徹底する
戦車を室蘭港で初陸揚げ 陸上自衛隊が長距離機動訓練を実施 苫小牧では公道を走行
戦車が深夜の一般道走行 自衛隊が長距離機動訓練
日米英など大規模訓練 中国けん制狙いも
自衛隊が、イギリス軍の最新鋭空母を中心とした艦隊などと共同訓練を行った。
防衛省は、陸・海・空の自衛隊が、沖縄周辺で24日、アメリカ・イギリス・オランダの軍隊と共同訓練を行ったと発表した。
イギリスからは、空母「クイーン・エリザベス」を中心とした艦隊が参加。
空母に搭載されたステルス戦闘機「F-35B」が、甲板から次々と飛び立ち、航空自衛隊・那覇基地所属のF-15戦闘機と連携を確認するなどした。
太平洋での日米とヨーロッパ各国との連携強化は、海洋進出を強める中国をけん制する狙いもあるものとみられる。
自衛隊は、8月24日(火)、#米国主催大規模広域訓練 #Large Scale Global Exercise の後段に参加しました。陸海空の力を結集し、米軍やインド太平洋地域展開中の英空母打撃群と、#FOIPビジョン推進に向けたパートナーとして連携を強化しました。ご覧ください! pic.twitter.com/m7Juib4uEa
— 防衛省統合幕僚監部 (@jointstaffpa) September 1, 2021