千葉県連絡会ニュース2025/8月号

1 国鉄1047名解雇撤回! 9・19東京高裁に集まろう!

 9月19日、国鉄1047名解雇撤回を求める裁判闘争の東京高裁第1回裁判が開催されます。
 JRはこれまで、「名簿の作成や選別には関わっていないから責任はない」と主張し続けてきました。しかし、採用名簿からの排除が不当労働行為であったことを最高裁でも認めさせ、それがJR自身の指示によるものであったことを暴きだしました。すでに不当解雇の責任がJRにあること、JRの30年以上にわたる主張が大ウソだったことははっきりしています。
 石破政権は、憲法審査会において、ナチスの全権委任法そのものである緊急事態条項の創設へ、一気に舵を切っています。こうした改憲攻撃を阻んできた大きな力こそ、国鉄分割・民営化と闘い、連合の完成を阻んできた国鉄闘争です。
 戦争情勢だからこそ、この国鉄闘争を国家を挙げて全力で潰そうとしています。9・19は戦争情勢と国鉄闘争解体攻撃に対し、反撃を叩きつける闘いです。裁判に先立ち高裁包囲デモを行い、裁判後には報告集会を開催します。
 みなさんの結集を呼びかけます。

◆国鉄1047名解雇撤回裁判闘争控訴審第1回
日時:9月19日(金)15時30分~
場所:東京高裁429号法廷
◆東京高裁包囲デモ
集合:13時30分 日比谷公園霞門
◆裁判後、報告集会を開催
場所:日比谷図書文化館 地下大ホール(東京都千代田区日比谷公園1?4)

2 8・24星野・大坂救援会 全国総会→9・14千葉救援会総会に結集を!

 10月22日(水)星野国賠控訴審が始まります。大坂裁判の控訴審も、公判開始が秋以降になると見込まれています。
 7月に行われた参議院選挙では労働者民衆の怒りが爆発し、政権政党が大敗北しました。排外主義が強まり戦争への動きが激しくなる中、階級的大流動が始まっています。現状変革を求める大衆の意識とかみ合った絶対反戦の闘いで救援運動の飛躍を勝ち取っていきましょう。
 どれだけ法廷で無実が明らかになろうと、捏造した検察官調書だけで有罪認定する権力との攻防に勝利するために、救援会を拡大し、東京高裁を民衆の怒りで包囲していきましょう。
 星野国賠控訴審では、星野さんに対する劣悪な獄中処遇を行使し続けた徳島刑務所を徹底的に追及する闘いを実現しましょう。
 8・24星野・大坂全国総会に結集し、続く千葉の救援会 17回総会にお集まりください。

◎星野・大坂救援会 全国総会

8月24日(日)13時~ ティアラこうとう 中会議室 地下鉄半蔵門線「住吉」徒歩4分
 ◎千葉・星野大坂救援会 第17回総会 9月14日(日) 14時~ DC会館

3 街宣・署名行動等。メッセージボードを持ってスタンディングしましょう!

9/ 6(土) 11:00 大行進街宣(署名集め)
9/13(土) 11:00 東海第2原発再稼働反対統一街宣

4 《昭和天皇裕仁の戦争責任:上》

 天皇戦争責任問題に関する記事を、上、中、下の3回に分けて掲載していきます。今号はそのうちの“上”を掲載します。次回“中”は10月号になります。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 1931年9月18日の満州事変勃発から1945年9月2日の降伏文書調印による日本の降伏までの十五年戦争(満州事変~アジア太平洋戦争)は「犯罪的侵略戦争」です。しかし、「天皇裕仁には戦争責任がない」という言説もあります。天皇裕仁の戦争責任を、史料を元に問います。

 東京裁判(極東国際軍事裁判)では天皇裕仁が大日本帝国憲法の規定によって、大日本帝国陸軍および大日本帝国海軍の統帥権を有する国家元首、かつ大日本帝国陸海軍の最高指揮官(大元帥)、つまり日本軍の総司令官でした。記録によれば、大元帥として出席した大本営御前会議では活発に発言しています。軍幹部への質問や注意を通じて作戦に影響を与えていた実態も、史料から見えてきました。天皇の言葉が作戦を左右した事例は、満州事変から敗戦までの間に少なくとも17件確認できます。国家意思に直接影響を与えていたわけです。
 「侵略戦争」を指導した国際法違反を天皇裕仁が犯したとする法的責任があったと指摘した場合、訴追対象になる可能性は十分にありました。しかし、天皇は訴追されませんでした。マッカーサ―が、天皇を処刑すれば日本全体が暴動や混乱に包まれる恐れがある、天皇制を維持する方が日本の安定につながると判断し、占領統治のコストを下げるために見送ったとされます。占領政策を円滑に行うためGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の措置により、敗戦後も皇室は維持されることになりました。天皇裕仁は1947年5月3日の日本国憲法施行及び1952年4月28日の日本国との平和条約発効による連合国軍占領終了・主権回復以降も、1989年1月7日に死去するまで、第124代天皇として在位し続けました。
 日本国民に根付く天皇の伝統文化的な価値観と誇りを破壊することによって生じるであろう多大な悪影響と混乱を回避し、民主化達成後の日本国民自らがその価値観を象徴天皇という概念として受け入れる、そのための意識改革にとって適切な思考期間を与えた成功例であるとされている。
 41年9月6日に開かれた御前会議の時点までは、確かに天皇裕仁は開戦を躊躇していました。しかし軍はその後、南方の資源地帯を日本が確保してしまえば英米には資源が流れなくなり、長期戦になればなるほど戦況は日本が有利になるというシナリオを用意していきます。裕仁は10月には宣戦布告の詔書の作り方を側近に相談しており、11月には軍の説く主戦論に説得されています。最終的には天皇裕仁は開戦を決断したのです。
 昭和20年(1945年)2月14日に近衛文麿元首相(終戦後、戦犯指名により自殺)は敗戦を確信して天皇に上奏文を出し、敗北による早期終結を決断するように求めたが、天皇裕仁は「もう一度敵をたたき、日本に有利な条件を作ってから」の方が良いと判断、これを拒否したといいます(一撃講和論)。このことは、天皇裕仁が能動的判断で戦争の継続を選択していることの証左です。このときの判断次第ではそれ以降の敵味方の損害はなかった可能性をも示します。この時、天皇裕仁がこれを受け入れていれば少なくとも沖縄戦や広島・長崎の被爆はなかったはずです。
 実態を踏まえれば、天皇裕仁に戦争責任があったと考えるべきです。あれだけの悲惨な結果を招いた戦争において、大日本帝国の軍事と政治の双方を統括できる国家最高指導者だったのであり、すべての重要な政策決定の場にいたのですから、およそ責任がなかったと言えるものではありません。
 「国務各大臣ハ天皇ヲ輔弼シ其の責二任ズ」とされ、責任を負うのは天皇ではなく各国務大臣だった、――大日本帝国憲法は天皇を「無答責」、つまり責任を問われない存在と規定していたのだという解釈をもとに「天皇に戦争責任はない」とする見解も、他方にはあります。しかし、大日本帝国憲法が天皇を『権限が一切なく責任も負わない君主』と想定していたとする憲法解釈には無理があります。戦争は陸軍の強硬派が進めたものであって天皇には止める権限がなかったというストーリーをつくることで、海軍主流派や外務省・内務省の官僚らは自らを『天皇の側にいた者』とし、責任追及を回避しました。その人たちが戦後日本の権力を握っていったのです。このシナリオを最終的に追認したのが米国主導の東京裁判でした。大事なのは、戦争責任をきちんと追及することです。
“中”に続く

 《参考資料》
 『天皇と戦争責任』児島 襄著 文藝春秋
 『天皇の戦争責任』井上 清著 岩波書店
 『日本の戦争Ⅲ 天皇と戦争責任』山田 朗著 新日本出版社

5 映画「はだしのゲン」上映会報告(感想)

 7月26日、映画「はだしのゲン」の上映会を行いました。映画は1945年8月6日の広島への原爆投下の2カ月前の6月から始まり、空襲警報でゲンの家族が防空壕に避難することがたびたび描かれます。ゲンの父親は戦争絶対反対を貫く人で、竹やり訓練も不真面目にやることで、非国民と言われて警察に連行され、拷問を受けても戦争絶対反対の立場を貫きます。そんな父親を持つことで、子どもたちは町内の子どもたちから嫌がらせをうけます。ゲンの兄弟は4人。ゲンの兄である長男は非国民と言われることに反発して、特攻隊に志願し、両親から「戦争で死ぬために育てたんじゃない」と言われます。ゲンの姉は学校で物を盗んだとデッチ上げられ、裸にされて身体検査を受けます。これに激怒したゲンの父が学校に乗り込んで先生を徹底弾劾します。主人公のゲンと弟のシンジは仲が良く、戦時中で食べ物がなく、いつも腹をすかしていますが明るく元気に生きています。私としては、ゲンとシンジが自分の二人の息子とだぶって見えて、涙なしには見れませんでした。ゲンが近くに住む朝鮮人に対して差別的な事を言うと、父親は激怒してゲンを厳しく叱ります。戦時下の差別・排外主義も描かれており、映画の大半は戦時下の日本の現実であり、今こそ見た方が良いと思います。
 映画はクライマックスで、広島の原爆投下となります。ゲンの家族がどうなるかは映画をごらんになってください。ゲンの母親は原爆投下の中で、ゲンの助けを受けながら子ども出産します。ゲンは、はだしで歩きまわって、食糧やきれいな布を集めて、母親の出産を助けます。そして、8月15日の終戦(敗戦)と天皇の玉音放送が流れます。ゲンの母は、「(天皇が)戦争を終わらせる力をもっているなら、なぜ戦争を始めるのを止めなかったのか(戦争を始めたのか)」と焼野原になった広島の中で叫びます。
 映画は第2部、第3部と続きます。上映後、続編を期待する声もありました。今回、大行進千葉は8・6広島に向けた企画として行ったのですが、続編はもとより、年間通して繰り返し上映会を行うことが重要だと思いました。上映を通して、ゲンの父のように戦争絶対反対を貫き、米日による中国侵略戦争を始まる前に止めましょう。
 (改憲・戦争阻止!大行進千葉 事務局長)

6 大間原発絶対反対!核燃料サイクルやめろ!

反核ロックフェス-OH!MAGROCK~第17回大間原発反対現地集会に参加

 7月27日、青森県下北半島の大間町で、反核ロックフェス「OH!MAGROCK17」(26日~)と「第17回大間原発反対現地集会」が開催されました。動労千葉からも代表が参加して原発反対、戦争反対の闘いをともに闘いぬきました。
 参加者からは、下北半島が軍事基地や原発を含む核関連施設に囲まれた地域だと痛感したと語られました。
 バスツアー初日には、六カ所村の核燃料サイクル施設のPR館を訪れました。施設は度重なる延期で完成の見通しが立たず、サイクルそのものが破綻していることが強く訴えられました。東通原発や中間貯蔵施設も訪れ、核施設の危険性を再認識しました。
 2日目には故・熊谷あさ子さんの意志を継ぐ「あさこはうす」や反対地主の土地を訪れ、集会やロックフェスに参加。反戦・反核の行動の重要性が強調され、「子や孫に原発を残したくない」など切実な訴えが行われました。デモ行進を経て2日間の闘争は締めくくられました。(Kj)
 詳しい報告は「 https://doro-chiba.org/nikkan/大間原発絶対反対!核燃料サイクルやめろ!-反核/ 」に掲載されています。

7 今月の署名  15筆 (7/1~7/31)

大坂さん署名73筆(+3)。解雇撤回5筆(+2)。大軍拡・改憲4筆(+3)。生業訴訟 7筆(+7)。

① 街頭署名(街宣)

日時 場所 人数 東海 大坂 計 ビラ
7/13 千葉(大行進) 4 100枚
7/27 津田沼(星野・大坂) 2  1 120
計  6  1  120

② 会員から

大坂さん解放署名 1人から2筆、解雇撤回 1人から2筆、大軍拡・改憲 1人から3筆、生業訴訟 1人から7筆、計14筆 ありがとうございました。

インフォメーション

8/16(土)10:00 大行進千葉全体会議
8/16(土)13:00 労働学校 「資本主義とはどういう社会か」 鎌倉孝夫さん DC会館
8/17(日)13:00 夏季職場交流会
8/22(金)18:00 関生を支援する千葉の会
8/23(土)13:30 東海第2原発再稼働反対いばらき大集会 東海村・東海文化センター
8/25(月)12:00 狭山再審 東京高裁包囲糾弾デモ 12時 日比谷公園霞門集合→東京高裁要請行動
8/28(木)13:00 避難プロジェクト
8/30(土)~31(日)婦民全国協議会総会 相模原市・国民生活センター
9/10(水)14:00 汚染水流すな! 千葉県実行委員会
9/15(月)14:00 大行進ニュース9月号発送・編集会議
9/20(土)10:00 大行進千葉全体会議

千葉県連絡会ニュース2025/7月号

1.被爆80周年8・6広島-8・9長崎闘争の訴え

 8・6ヒロシマで、広島市当局は昨年に続き平和公園を封鎖し、集会を全面的に禁圧しようとしていますが、今年は昨年を超える座りこみ闘争で平和公園立ち入り禁止・原爆ドーム前集会禁止を実力粉砕する行動が呼びかけられています。 
 米トランプ政権、石破政権は中国侵略戦争の危機を高めています。そのために、沖縄・九州各地で長距離ミサイルの配備が進められ、佐賀空港には侵略部隊「水陸機動団」を送り込むオスプレイの配備が強行されようとしています。木更津駐屯地の陸上自衛隊オスプレイの暫定配備は7月9日に終了し、8月中旬までに佐賀駐屯地へ移駐が完了する予定だとされています。
 侵略戦争を絶対に止めましょう。アメリカで,パレスチナで、韓国で、中国で、全世界で立ち上がる民衆と連帯して戦争を止めましょう。
 8・6広島現地闘争~8・9反戦反核大街宣への参加と派遣カンパを是非ともお願いします。

◎8・6(水)原爆ドーム前集会6:30~原爆ドーム前(北側)にて →記念式典弾劾デモ8:15~ 黙祷の後、記念式典弾劾デモ
◎8・6ヒロシマ大集会12:30~ 広島県立総合体育館・小アリーナ →終了後 8・6ヒロシマ大行進(15時出発、平和公園解散)

2.7・26「はだしのゲン」上映会、8・9反戦・反核大街宣に大結集を!!

 ウクライナ・NATO、ロシアの戦争、ガザ大虐殺、そしてイスラエルのイラン侵略戦争に加えて米トランプは地下深くにある核施設を破壊するとして、何と地下貫通型の大型爆弾「バンカーバスター」を打ち込みました。許せない!!米軍によるイラン本土への攻撃は史上初ということであり、世界戦争への更なる踏み込みと言わざるを得ません。
 8・6-8・9は緊迫した情勢になりました。特に8・6において当局は昨年に引き続き平和公園の集会使用を禁止しようとしています。さらに6月19,20日の天皇広島訪問時県・市をあげて「提灯奉迎」なる行事を行いました。絶対許せない!!何故攻撃が激化したのか!それは戦争に向かって反戦反核闘争を潰したいからであり、天皇を「いただいて」総動員体制をつくりたいからに他なりません。ここで一歩も退くことはできません。何としても8・6大行動を大成功させましょう。千葉からも大挙参加しましょう。その前哨戦として7・26「はだしのゲン」上映会を大成功させましょう!

◎「はだしのゲン」上映会 7月26日(土)12:45 千葉市生涯学習センター 小ホール
資料代 500円 高校生以下無料
 ◎米日の中国侵略戦争阻止!8・6-8・9現地闘争連帯! 8・9反戦・反核大街宣
 8月9日(土)11:00 千葉駅前

3.街宣・署名行動等。メッセージボードを持ってスタンディングしましょう!

7/27(日) 14:00~ 星野・大坂街宣 15:30~事務局会議

4.能動的サイバー防御法とは──「戦争国家」への重大な攻撃

 5月16日、自公だけでなく立憲、維新、国民民主といった野党も賛成に回る形で、「能動的サイバー防御法」が成立しました。政府は「重要インフラ」へのサイバー攻撃を未然に防ぐためなどと語っていますが、その実態は、戦時下の「スパイ防止法」の先取りであり、「宣戦布告なき開戦」を可能にする恐るべきものです。
 具体的には、①政府が平時からネット空間を監視して通信情報を収集・分析、②「攻撃の兆候がある」と判断すれば、「攻撃元」とされるサーバーに警察・自衛隊が侵入して攻撃・無力化させるというものです。

 ◇国家機関が無制限にデータ監視・収集・分析

 ①は「国家機関がメール・通信情報を恒常的に監視・収集・分析できるようにする」ということです。通信情報の取得に当事者の同意を取ることもなく、「犯罪捜査ではないから」と裁判所の令状も不要です。
 「海外からの通信が対象」「IPアドレスや送受信日時だけ」などとも説明されますが、政府は「将来的に分析対象が不十分となった場合は、その時点で改めて検討」と語っています。一度法律を作ってしまえば、政府の好きに対象を拡大できる仕組みです。サイバー通信情報監理委員会が運用をチェックするといいますが、これも事実上は何の制限もありません。
 かつてアメリカで2001年に「愛国者法」が制定されました。その結果、「テロ防止」を名目に国民監視を恒常化しました。同じように、日本でも「国家防衛」の名のもとに国家による監視・統制の体制が作られようとしています。戦時下の「スパイ防止法」の先取りであり、反戦・反政府運動を監視・弾圧する体制づくりそのものです。

 ◇「被害」の前に先制攻撃

 さらに重大な問題は②で、外国のサーバーへの侵入を「無害化措置」として合法化するものです。それは、国際法的には「違法」であり、相手国からすれば「先制攻撃」です。こうした「攻撃」を日本政府が組織的・継続的に行えば、それ自体が「戦争の開始」とみなされておかしくありません。
 こうした重大な踏み込みを、警察や自衛隊が独自の判断で決められるようにするのが、この法律です。警察・自衛隊に「開戦の権限」を与えるようなものです。サイバー空間での「戦争」は、すぐにミサイルや砲弾が飛び交う現実空間の戦争につながります。


 ◇戦時体制の構築の攻撃

 さらに、電気・ガス・鉄道・金融など15業種の基幹インフラ事業者には、被害を受けた際の政府への報告義務が課せられます。経済安保法と連動して、基幹産業・労働者を戦時統制下に組み込もうという攻撃です。
 しかも、この法案に野党がこぞって賛成し、国会が翼賛体制化しています。憲法21条の「通信の秘密」を明らかに侵害するものにも関わらず、「公共の福祉」の名のもとに正当化することに、立憲はじめ野党が「お墨付き」を与えたのです。
 参院選が始まっています。しかし、本当の意味で戦争を阻止する力があるのは、与野党が一体となって戦争国家に突き進む「翼賛国会」ではありません。私たち労働者民衆の闘いが求められています。

5.7・19(土)反戦女性集会&デモに結集を!

昨年の12・1反戦女性集会と3・8国際婦人デーを発展させ『女性・学生・青年の行動で戦争をとめよう!
戦争・差別の元凶=天皇制を倒そう!
7・19反戦集会が新宿駅東口広場で行われます。戦争の出来る国へと突き進む石破政権に対して『戦争反対!』の声をあげましょう。

 日時:7月19日(土)13:00(14時30分からデモ)
 場所:新宿駅東口駅前広場 主催:3・8国際婦人デー実行委員会

6.6・7《第7次エネルギー基本計画とは何か!?》(講師:吉沢弘志さん)報告

 2025年2月「第7次エネルギー基本計画」が閣議決定されました。この計画は、カーボンニュートラル2050(温室効果ガス実質・脱炭素0社会)の実現を目指した、国家戦略G?(グリーン・トランスフォーメーション)2040ビジョンを実現するための具体的な政策です。策定においては、「S+3E」の考え方が重要な柱となっています。これは、エネルギーの安全性(Safety)を大前提として、安定供給(EnergySecurity)、経済効率性(EconomicEfficiency)、環境適合(Environment)の4つの要素を組合せたものであり、バランスの取れたエネルギー政策を目指すものです。
 40年度の国内の発電電力量に占める再生可能エネルギーの割合を4?5割へと引き上げ、ペロブスカイト型太陽電池、浮体式洋上風力発電、次世代型地熱発電などに期待が集まる。初めて火力発電を3~4割に抑え、LNG火力や水素・アンモニア、CCUS(炭素回収・貯留技術)等を活用した脱炭素化が進められます。しかし原子力は2割とするもので、原子力の安定活用といった施策を積極的に取り入れている。生成AⅠ(人工知能)やデータセンター(DC)等需要の増加により、電力需要は大幅に拡大するとの見方から事実上は原発推進が見込まれているが、その需要度は僅か数%に過ぎず技術革新と他分野での省エネで十分相殺可能、必要ない、虚偽です。
 原子力については、福島事故後から第6次計画まであった「可能な限り依存度を低減する」との文言を削除し、「再エネ、原子力などエネルギー安全保障に寄与し、自給率を向上させる必要から、脱炭素効果の高い電源である原子力を最大限活用する」とし、在るべき姿である脱原発方針からは遠く離れ大きく転換しました。目標達成のためには再稼働や新増設が不可欠となる。既存の原発を活用することに加え、原発の建て替えに関しても、同じ電力会社であれば、別の原発の敷地内に建て替えを行うことも可能との考えを示した。原発への依存度低減の途は閉ざされました。 (Ks)

7.6・14「日米の中国侵略戦争をとめよう!全国集会&大行進」に1000名結集

 集会でははじめに警視庁・東京公安委員会が昨年同様に米大使館前を通るデモコースを強制変更したと報告されました。会場は怒りに包まれました。
 基調報告では①6・14集会はトランプ軍事パレードに対し、全米2100か所500万人が抗議行動を計画している。これに連帯し、米大使館に迫るデモを実現しよう。②中国侵略戦争に突き進む天皇制と石破政権を倒そう。③「挙国一致」の戦争国会を粉砕しよう。④青年・学生・女性を先頭に大行進運動の本格的な発展をかちとろう。と提起されました。アピールは、大行進・沖縄から「安保・沖縄闘争の歴史的爆発かちとろう!次に8・6ヒロシマ大行進実行委員会からは「天皇広島訪問粉砕し『被曝80周年』8・6ヒロシマ決戦へ」、そして全学連の女性から「戦時下で激化する女性差別と対決し女性解放闘争の大発展を」でした。これからの闘いの重要性が簡潔に話されました。
 カンパアピールの後に、決意表明があり、迫力溢れる発言に勇気をもらいいざデモへ。米大使館へ通じる道へ機動隊が二段に並んで阻止戦を張っています。先頭のデモ隊に機動隊が襲い掛かり女子学生を暴力的に逮捕しました。「中国侵略戦争をどんなことがあっても止めよう」という迫力に恐怖した権力の弾圧です。不当逮捕に怒りを爆発させ「トランプ倒せ!」「石破打倒!」とデモをやり抜きました。
 3度目の世界戦争が迫っています。6・14をもっともっと大きくして全世界で立ち上がる労働者・学生と共に戦争を止めよう!(Ot)

8.6・15国鉄闘争全国運動全国集会に参加しました。

 国鉄闘争全国運動全国集会は6月15日520人の結集で開かれました。開会のあいさつを呼びかけ人の金元重さんが行い、三里塚反対同盟の市東孝雄さん、改憲・戦争阻止!大行進の高山俊吉弁護士が連帯のあいさつに立ちました。
 関道利動労千葉執行委員長の基調報告では、「国鉄闘争勝利・労働運動再生に向けた再出発」と題して熱い提起があり「単独でも本年の11月集会を呼びかける方針を決定した」と決意を述べました。「『身の丈を超えた挑戦』だが、こうした挑戦を通して動労千葉自身も生きていくことができると考えて下した決断」と熱く訴え、「簡単ではないがここで勝負しよう。戦争を阻止しよう。」とまとめました。
 韓国鉄道労組ソウル地本からの「労働者の連帯に国境はない。労働者の国境を超える団結でより良い世の中を作ることができる!」と発言があり、1047名当該の中村仁さんの心からの訴えも胸に強く響きました。動労東京環境アクセス、東京の自治体労働者、全学連の仲間の闘いの報告と決意が訴えられ最後に団結ガンバロウと参加者全員で確認しました。(St)

9.今月の署名 10筆 (6/1~6/30)

武器署名286筆(+3)。大坂さん署名78筆(+2)。東海署名655筆(+2)。解雇撤回3筆(+3)

①街頭署名(街宣)

日時 場所 人数 東海 大坂 計 ビ ラ
6/7 千葉(汚染水) 10  2 270枚
6/22 千葉(星野・大坂)  3  2 230
  計13  2 2 4100

インフォメーション

7/19(土)10:00大行進千葉全体会議
7/19(土)13:00 労働学校 「労働者の生き方」藤村一行さん DC会館
7/19日(土)?22日(火)夏保養勝浦市の民泊施設
7/25(金)14:00 団結街道裁判(判決) 千葉地裁
7/25(金)14:00関生を支援する千葉の会
7/26(土)~27日(日) 大間原発反対現地闘争
8/13(水)14:00 汚染水流すな!千葉県実行委員会
8/14(木)14:00大行進ニュース第8月号発送・編集会議
8/15(金)14:00 8・15労働者市民のつどい(コント松本ヒロさん/講演森川文人弁護士) 牛込箪笥区民ホール参加費1000円主催:8・15労働者市民のつどい実行委

千葉県連絡会ニュース2025/6月号

改憲・戦争阻止!大行進 千葉 百万人署名運動千葉県連絡会ニュース
2025年6月15日 No.2

1.8・6広島現地闘争の訴え ヒロシマ大行動‘25

8・6広島現地闘争~8・9反戦反核大街宣への参加を訴えます。トランプ政権誕生で米日帝国主義による中国侵略戦争が急切迫しています。米日による中国侵略戦争は朝鮮半島・東中国海・南中国海を一つの戦域(ワンシアター)とする巨大な戦争で、米日だけでなく、フィリピン、オーストラリア、さらにはNATOなども参戦するような大戦争で、世界戦争・核戦争に直結します。今こそ8・6広島現地闘争で「米日帝国主義による中国侵略戦争阻止! 世界戦争・核戦争阻止!」を全世界に向けて発信する時です。広島市は、昨年8月6日の平和公園への早朝立ち入り禁止を今年も行うことを発表しました。昨年は全学連や青年労働者を先頭にした原爆ドーム前徹夜座りこみ闘争で、立ち入り禁止規制を実力粉砕する大勝利をかちとりました。今年は昨年を超える1000人の徹夜座りこみ闘争で平和公園立ち入り禁止・原爆ドーム前集会禁止を実力粉砕しよう! 8・6広島闘争に行けない方は、是非ともカンパをお願いします。
8月9日は8・9長崎現地闘争と連帯して、千葉で反戦反核の大街宣を行います。8・6-8・9に向けて、7月26日(土)に映画「はだしのゲン」上映会を行います。これへの参加を重ねてお願いします。

〇『はだしのゲン』上映会  資料代:500円
日時:7月26日(土) 12:45~
場所:千葉市生涯学習センター・小ホール
主催:大行進千葉

2.街宣・署名行動等。メッセージボードを持ってスタンディングしましょう!

6/22(日) 14:00~ 星野・大坂街宣 千葉 15:30~事務局会議
7/13(日) 11:00~ 「はだしのゲン」上映会街宣

3.「武器見本市に反対する千葉の労働者から」 5・21 武器見本市粉砕闘争 報告

5月21日から23日かけ、武器見本市が千葉市幕張メッセで行われた。初日の21日に大行進千葉の主催で動労千葉、三里塚の農民、学生を先頭に首都圏から130名が集まり武器見本市開催弾劾の行動にたち上がりました。

当日は、12時30分から抗議・弾劾の街頭宣伝をJR京葉線海浜幕張駅南口広場でアピールとビラ撒きを行い、13時30分から駅前より幕張メッセの武器見本市会場に迫るデモを行いました。
その後幕張メッセ展示ホール前に場所を移し、そこで抗議・弾劾の声をたたきつけました。

武器見本市と言われる「DSEIJapan25」は世界中から軍事企業が450社以上、日本企業は70社集まり、メインテーマは、許せないことに「先端技術によるインド太平洋の安全保障強化」であり、また日本政府は「軍事力誇示・軍需産業育成」であることを隠そうともしていません。
絶対容認出来ないことは、パレスチナ・ガザで虐殺を続けるイスラエルの軍事企業20社が出展していることです。こんな見本市の開催を許すわけにはいきません。(Ng)

4.5月17~19日 沖縄闘争に行ってきました! 報告

 「戦後80年」の中での沖縄闘争。とくに自民党・西田議員による「ひめゆりの塔の展示は歴史の書き換え」という発言には深く渦巻く怒りがあることを感じました。17日の国際通りデモは大きな反響がありました。18日の勝連分屯地抗議闘争、19日の那覇駐屯地抗議闘争での自衛隊員の対応は昨年と違い、「声を聞いている」というポーズをとっていました。激しい怒りに包囲されていることを感じ取って、そうした対応をせざるを得なかったのだと思います。
 19日の辺野古現地での基地建設阻止闘争では、全国から300人の規模で集まった仲間たちが座り込み、工事車両の搬入を阻止する大勝利をかちとりました! 「1日」ではありますが、現地で毎日辺野古ゲート前での座り込みを闘っている方々とともに闘い、搬入を阻止できたことは大きな経験となりました。現地の方々からは「今日は阻止できた」「来てくれてありがとう」と言っていただきました。
 一方で、翌日からは搬入も行われています。これを阻止するためには、現地での闘いをさらに大きくしていくと同時に、東京での闘いを爆発させることが必要です。
沖縄の怒りと連帯し、6・14はトランプ・石破に怒りを叩きつけるデモをやりました!(Kj)


5.7/6 農楽まつりにお集まりください


空港機能強化粉砕! 南台農地を守ろう!
農楽まつりが7月6日に行われます。

以前は市東さんの離れに大きな樫の木があり、その下で集っていたので『樫の木まつり』と言っていました。
樫の木まつりは、天神峰開拓時代(1910年代)から市東さん宅中庭に植わる樫の木のように「深く広く闘いの根を広げよう」との呼びかけで、2017年に始まりました。
2023年2月15日、NAAは市東さんの天神峰農地の夜間強制執行を強行し機動隊暴力で農地を破壊し奪いました。樫の木は切られましたが、『農楽まつり』として続いています。
「農楽(のうがく)とは、朝鮮半島に古くから伝わる伝統芸能で農民・農村の音楽を意味し、農楽舞ともいわれる踊りを伴うもの。農民たちが豊作を祈願したり、豊作を祝ったり、時には仕事の疲れを癒やすために朝鮮全土で発展してきた。農楽まつりは、この伝統行事にあやかり、闘いの大地で交流を深めようというもの」(‘23年農楽まつり呼びかけビラより)
楽しい時を過ごしましょう

〇7月6日(日) 午前10時30分 市東さんの南台の畑集合→清水の畑までデモ
  → 正午 農楽まつり(@清水の畑) ※昼食は持参して下さい
歌 川口真由美さん/ いなのとひら・のとこばの皆さん
【成田市コミュニティバス】
 <行き>京成成田駅 8:49 発→9:05 天神峰着
 <帰り>東峰 16:54 発→ 17:17 京成成田駅

6.学習会「婦人民主クラブ全国協の闘いと女性解放闘争」をやります

帝国主義の危機と戦争の時代の中で女性に対する性暴力が激化し、他方で女性解放を求める女性の新たな決起が起きています。

女性差別の現実、婦民の闘いの歴史、他の女性団体との違い、女性解放はいかにしてかちとれるかなどを学習することを通して、女性解放闘争と反戦闘争を一体で闘う大行進千葉の飛躍をかちとり、女性を獲得できる運動をめざしていきたいと思います。
男性・女性問わずふるって参加ください。

日時 7月13日(日)13時~ 講師:婦民全国協から
主催:改憲・戦争阻止!大行進千葉

7.7・19(土)反戦女性集会デモに結集を!

 「中国侵略戦争阻止」「女性解放=日本帝国主義打倒」

 中国侵略戦争情勢の今、この旗を掲げ、世界中で立ち上がる人々と共に進もう。
反戦闘争と女性解放闘争は一つであり一人一人がその先頭に立つ決意で闘おう! 集会・デモに出よう!

現在時間・場所は未定です。

8.核武装につながり、世界-危険な大間原発の建設再開を許すな!!

7/26~27、大間原発反対現地闘争に駆けつけ大成功させましょう!
 青森県大間原発は2008年に原子炉設置許可を受けて、建設工事が始まりました。その後、2011年の東日本大震災や「3.11フクシマ」の影響などで工事はストップ。現在は、2014年に新規制基準適合性審査を申請し、その審査が続いている状況です。

 大間原発は使用済み核燃料を再処理し、プルトニウム(核兵器の原料)を回収して作るMOX燃料(ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料)のみを使用する原発で、核燃料サイクルの一環として位置づけられた施設です。MOX燃料を使って発電する原発は世界初。今までどこもやったことがありません。日本のMOX加工工場が稼働できていない中、イギリス、フランスのものを使おうとしていますが、イギリスのMOX加工工場は検査データ捏造が表面化して閉鎖され、フランスでは不良品の可能性が指摘されてMOX燃料の確保が困難になっています。
 また、使用済みMOX燃料の保管にも問題があります。普通の原発から出る使用済みウラン燃料と違って 長期間高温を発し続けるそうです。使用済みウラン燃料も10年程度プールで冷やす必要が有りますが、使用済みMOX燃料はその6倍から9倍長く冷やす必要があり、100年必要との文献もあるそうです。
 さらに使用済みMOX燃料はウラン燃料の数倍のプルトニウムを含むため再処理が困難で、臨界事故の危険性が高まると言われています。
 核武装につながり、世界一危険な大間原発の建設再開を許すことはできません。

日時 7月26日(土)~27日(日)
場所 青森県下北半島大間町大間原発に反対する地主の会・所有地
主催 大間原発現地集会実行委員会

9.今年の夏も保養を開催します(7月19日(土)~22日(火))

原発事故をなかったことにさせない! の思いでこの夏も保養を開催します。
同時に食事作り、車での送迎スタッフも募集していますのでお手伝いいただける方連絡してください。
今、全国的に保養団体が少なくなり、保養のあり方も大きく変わってきています。福島の家族の声を聞きつつ検討してきましたが保養を継続していくため通年利用できる「空き家」の募集を始めたいと思います。心当たりのある方は是非、声をかけてください。よろしくお願いいたします。
※保養カンパもお願いします。

日時 7月19日(土)~22日(火)
場所 千葉県勝浦市の民泊施設

10.今月の署名  4筆 (5/1~5/31)

大坂さん解放署名78筆(+3)。大軍拡・改憲反対署名1筆(+1)。
① 街頭署名(街宣)

日 時   場  所 人数 軍 拡 大 坂  計 ビ ラ
5/11 千葉(汚染水)   7       100枚
5/24 ちば(大行進)   6         100
5/25  津田沼(星野・大坂)   3 1 3  4 30
  計 16   1  3 4 230

インフォメーション

6/21(土)10:00 大行進千葉全体会議
6/21(土)18:00 労働学校 「労働者の生き方」藤村一行さん DC会館
6/27(金)18:00 関生を支援する千葉の会 船橋市(JR津田沼駅から徒歩約3分)
6/28(土)13:00 避難プロジェクト
7/8(火)10:30 成田空港拡張差止裁判 千葉地裁
7/9(水)14:00 汚染水流すな!千葉県実行委
7/13(日)13:00 学習会「婦民の闘いと女性解放闘争」
7/14(月)14:00 大行進ニュース第7号発送作業
7/19(土) 10:00 大行進千葉全体会議
7/19(土)13:00 労働学校 「労働者の生き方」藤村一行さん DC会館
7/25(金)14:00 団結街道裁判(判決) 千葉地裁

千葉県連絡会ニュース2025/5月号

改憲・戦争阻止!大行進 千葉 百万人署名運動千葉県連絡会ニュース
2025年5月15日 No.1

1.「6・14全国集会&大行進」への総結集をよびかけます

6・14全国集会&大行進」への総結集をよびかけます。1960年6月15日は、日米安保条約の改定をめぐって、全学連が警官隊と激突しながら国会に突入した日でした。その時、東大生の樺美智子さんが警官によって虐殺されました。以後、6・15は安保闘争の日とされ、労働者学生によって日米安保粉砕・沖縄米軍基地撤去が闘われてきた日です。あれから65年。今や日米安保同盟は、中国侵略戦争のための軍事同盟へと大転換し、自衛隊が中国軍艦を攻撃する日米軍事演習まで行われています。
米日による中国侵略戦争を始まる前に止めるため、千葉からも6・14全国集会&デモに大結集しましょう。
日時 6月14日 13:00~(デモ14:45~)
場所 芝公園23号地 集会広場(東京メトロ日比谷線 神谷町駅 3番出口徒歩7分)
主催 「改憲・戦争阻止!大行進」実行委員会

2.街宣・署名行動等。メッセージボードを持ってスタンディングしましょう!

5/24(土) 11:00~ 改憲・戦争阻止! 大行進千葉街宣 JR千葉駅前
5/25(日) 14:00~ 星野・大坂街宣 JR津田沼駅南口(千葉工大側)15:30~事務局会議
6/ 8(日) 11:00~ 東海第2原発再稼働反対統一街宣 JR千葉駅前

3.5・21 武器見本市粉砕闘争 怒りの声をあげよう!

5月21日~23日まで米日の中国侵略戦争に向けて、安保3文書に基づく軍事戦略として武器見本市が開催されます。
世界の軍事費は、2024年およそ389兆円で9.4%の増加、冷戦後最大の伸びで今後軍拡競争は加速する。武器見本市粉砕! 戦争に反対するためだけでなく、戦争を止めるために戦争する政権を倒そう! 戦争をなくすために、幕張メッセ包囲デモに出よう!
12:30 海浜幕張南口広場 リレーアピール
13:30 幕張メッセ包囲デモ
呼びかけ:改憲・戦争阻止!大行進 千葉

4.5・24狭山闘争 渋谷集会・デモ

石川一雄さん不当逮捕62カ年糾弾! 狭山第4次再審闘争勝利!
 
石川一雄さんが3月11日逝去されました。4月4日おつれあいの早智子さんが東京高裁に第4次再審請求され狭山事件の裁判は継続しています。
3月29日に『追悼!狭山集会』を杉並で行い、4月21日に東京高裁へのデモと要請行動で事実調べをするよう要請しました。
5月24日狭山集会・デモを行います。第4次再審の勝利に向け渋谷で声をあげましょう。

日時 5月24日(土) 18:00~(デモ19:00~)
場所 渋谷勤労福祉会館(渋谷区神南1-19-8/ JR 渋谷駅(中央口)から徒歩8分)
呼びかけ 全国水平同盟杉並支部 部落解放東日本共闘会議

5.《放射線を浴びたX年後 上映会》

文部科学省選定、日本映画ペン倶楽部推薦、カトリック中央協議会・広報推薦

1954年3月1日~5月まで、米国は中部太平洋のマ-シャル諸島ビキニ環礁で原水爆実験を行いました(ビキニ水爆実験)。近海で操業中の第五福竜丸(乗組員23名)が被爆したことだけは広く報道されました。しかし当時、多くの日本の漁船が同じ海で操業しています。その多くの漁民が病に倒れたことは一切知らされていません。闇に葬られようとしていたその実態に目を向け、聞き取り調査を続けた教師と高校生たちが高知県の港町にいました。この人たちとの出会いがきっかけであるローカル局のTVマンが8年に渡り長期取材をして、やっと制作されたドキュメントです。船員たちの衝撃的なその後が次々と明らかになっていきます。そしてついに辿り着くのです、ある機密文書に…。そこには、日本にも及んだ深刻な汚染の記録がありました。

終了後のお話 「第7次エネルギー基本計画」 講師:吉沢弘志さん
日時 6月7日 12:45~
場所 千葉市生涯学習センター 小ホール
 (千葉市中央区弁天3-7-7 / 千葉駅東口or北口から徒歩8分)
監督 伊藤英朗 / 協力 日本テレビ系列「NNNドキュメント」
主催 放射能汚染水流すな!千葉県実行委員会 / 資料代 500円

6.国鉄闘争全国運動 6.15全国集会への呼びかけ

 国鉄分割・民営化は戦後最大の労働運動解体攻撃であり、改憲・戦争国家化のための国家的不当労働行為でした。
国鉄1047名解雇撤回闘争はこの攻撃との対決です。この間の闘いで、JR不採用=1047名解雇の基準そのものが「不当労働行為」であることを最高裁で確定させ、その責任がJR自身にあることも暴き出しました。同時にJRが30年以上にわたり偽証を続け真実を隠し続けてきたことも完全に明らかになりました。改めて開始した現在の裁判闘争は「全ての審理をやり直せ」という闘いです。
 関通利動労千葉委員長の基調報告、国鉄1047名解雇撤回の訴え、国際連帯・海外からのアピール等があります。共に参加し「闘う労働運動を甦らそう!」「トランプ・石破打倒!」を闘いましょう。

日時 6月15日(日) 13:30~(13:00開場)
場所 千葉市民会館大ホール(JR千葉駅東口 徒歩7分)
呼びかけ 国鉄1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動

7.改憲・戦争阻止!大行進千葉 4・20キックオフ集会 報告 

  4月20日、私たち大行進千葉は百万人署名運動千葉県連絡会との合流を期に、新たな出発を切るキックオフ集会を開催しました。50人が集まり、集会後は千葉市内のデモも行いました。
  百万人署名運動千葉県連絡会で活動してきた仲間の集会発言を紹介します。


 現時点、世界の動きが危険を孕んで目に見えて変化しています。22年10月「ロシアを押さえつけ、中国を打ち負かす」というアメリカの国家安全保障戦略が発表されました。2027年に向かって「台湾有事」、日米による全面的な軍事介入の可能性が差し迫っています。この戦争は、超大国の激突と共に日本帝国主義が戦争の主体となって本格的に参戦するというものです。戦争は起こらないと思っていませんか!? 危機感を持って受け止められていないと感じます。戦争が始まる前に、絶体に食い止めなければならないのです。
 「とめよう戦争への道! 百万人署名運動千葉」については、通信発刊・各種催し物活動・街頭宣伝・例会・発送等を27年継続してきました。しかし、社会情勢は極めて緊迫した状況に在ります。署名を集めるだけでは戦争絶体反対運動を完遂することはできない、そう認識(自覚)するに至りました。若い人たちにも関心を持って貰えるような活力ある行動、更なる進展が求められます。そのため、戦争の根源である帝国主義打倒を闘いの軸に据えた『改憲・戦争阻止! 大行進千葉』と合流して新たな段階に臨むことにいたしました。
 今日本人に向けられた課題は何か。「戦争を止め、社会を変える力」は何処に在るのか、誰に在るのか――。微力な私たち一人ひとりに在ります。この意識を重ね合わせることです。労働者・民衆の手で中国侵略戦争阻止の大反戦闘争を真正面から勝ち取る、これがすべて――。

8.星野文昭さん獄死6年、大坂正明さん奪還・控訴審勝利 5・30集会に結集を!

2019年5月、刑務所の医療放棄で星野さんが獄死した、その責任を問う国家賠償訴訟で今年3月、東京地裁は①「星野さんの死の責任は国にある」、②「星野さんの肝臓がんについて、四国更生保護委員会へ通知しなかった通知義務違反」を明確に認める画期的な判決を出しました。
また、星野さんと共に殺人罪をでっち上げられた大坂正明さんに対し、東京地裁は2023年12月、懲役20年の判決を下しましたが、その大坂さんの控訴審がまもなく東京高裁で始まります。
この闘いの勝利に向け、星野救援会と大坂救援会は一つの救援会に組織統一します。
5・30集会はそのための総決起集会です。集会への結集・ご賛同をお願いします。個人1口1,000円(団体1口3,000円)です。賛同された方は、当日の集会にそのまま参加できます。

日時 5月30日(金) 18:30~   主催 星野・大坂救援会(準)
場所 弁護士会館講堂クレオ(東京メトロ丸の内線「霞が関」B1-b出口より直通)

9.今月の署名  22筆 (3/1~4/30)

「自衛隊」「 緊急事態」明記の憲法改悪反対署名 230筆(+7)。武器見本市反対署名283筆(+10)。東海第2原発廃炉署名653筆(+2)。大坂さん解放署名75筆(+3)。

①街頭署名(街宣)

日 時   場  所 人数 東 海 大 坂  計 ビ ラ
3/09 千葉(東海)   7 2      2 150枚
4/05 ちば(汚染水)   5       60
4/19  千葉(星野)   3 2  2 50
  計 15   2  2 4 260
      

②会員から

「自衛隊」「 緊急事態」明記の憲法改悪反対署名 1人から7筆、大坂さん解放署名 1人から1筆、武器見本市反対署名 1団体から10筆、計18筆 ありがとうございました。

10.更新-大行進千葉への賛同のお願い

 百万千葉は2025年4月をもって改憲・戦争阻止!大行進千葉に合流しました。百万人署名運動賛同会員の皆さんには、引き続き大行進千葉への賛同を心からお願いいたします。
 2025年5月~8月に賛同会費が切れる皆さんに「大行進千葉への賛同のお願い」と振込用紙(百万人署名運動千葉県連絡会名義の振込用紙をそのまま使います)を同封しました。事務手続きの簡素化のため、この期間の皆さんはすべて5月末に「一年経過」とさせて頂きました。ご了承ください。また既に賛同期限切れ、まだ更新されてない方も同じものを同封しました。是非ともご継続をお願いいたします。個人会員未加入の方は、この際ご加入をなにとぞお願いします。
 百万千葉の最多賛同数は366人(2004年)でした。現在2025年3月の賛同数は145人です。大行進千葉の会員を三百、五百、一千と増やして何としても米日の中国侵略戦争(27年開戦が目論まれています)を阻止しましょう!! 年間賛同会費:1口3,000円です。

インフォメーション

5/17(土)~19(月)「復帰」53年 沖縄闘争 沖縄現地
5/23(金)18:00 関生を支援する千葉の会 船橋市
5/24(土)13:00 労働学校 「帝国主義と戦争」島崎光晴さん DC会館
5/30(金)11:00 成田空港夜間飛行差止行政訴訟 千葉地裁
5/31(土)13:00 避難プロジェクト
5/31(土)14:00 横田反基地デモ 東町公園 大行進三多摩
5/31(土)14:30 久留里線と地域を守る会第3回総会 亀山コミセン(JR上総亀山駅から徒歩15分)
6/16(月) 11:30 「原発事故に国の責任はない」判決の撤回を求める最高裁包囲共同行動 
最高裁前集合(東京メトロ「永田町」2番、4番徒歩4分/「半蔵門」1番徒歩8分)
6/16(月) 14:00 大行進ニュース(6月号)発送作業
6/21(土)10:00 大行進千葉全体会議