静寂の多聞院~紅葉を見に行こう  

今年は、11月になって紅葉が見たいと思っても、なかなか山の方へは行けず、近場で紅葉を楽しみました。多聞院は、春に桜など、初夏は牡丹が有名です。そして、秋の紅葉ではモミジの赤が際立って、とっても美しくなります。

早朝の境内は静寂に包まれていました。

 

多聞院は、棟札から明和3年(1766年)に落成したものと判ります。寺伝によると、本尊の毘沙門天は武田信玄の守り本尊であり、信玄が戦陣に臨むときは、いつも兜の中にこの像を納めていたと伝わります。なお、毘沙門堂の前には一対の虎の石像が奉納されており、これは、毘沙門天の御使が虎であることに由来します。  多聞院では 毎年5月1日に「寅まつり」が開催され、12年に1度、寅歳の「寅まつり」には、本尊の毘沙門天が開帳されます。(引用元:多聞院毘沙門堂 所沢市ホームページ)

境内には、毘沙門堂以外にも、紅葉と面白いスポットがあります。今日はそちらをいくつか、ご紹介します。

狛犬ならぬ、独虎(こまとら)が守っています。
「鬼の悟り像

そして、災いを身代わりになってくれる寅を奉納する「身代わり寅」が有名です。

あまりにかわいい寅なので、参拝者の中には「身代わり寅を持ち帰りたい」という方がいましたが、多聞院の方は「災いの身代わりになってくれるものですから、ここに置いて行かれる方が多いですよ」と言われていました。今日も多聞堂の境内は「身代わり寅」でうめつくされていました。   

次の多聞院の御開帳は2022年です。

 

 

投稿者: awinako

最近、写真を撮り始めました。 使用しているカメラは、「canoneoskiss6xi」 カメラ初心者に使いやすいと、勧められて、かつて購入したものです。 ようやくカメラの出番が来た!というところです。 レンズを通して見える日々徒然を伝えましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA